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2021年03月11日

プラ板の思い出

何度も確認した。
左足裏が内側に体重が乗るようになっていること。月曜の外出、火曜・水曜のウォーキングで。前回書いた鍼の効果。自分でも信じられないのだ。
鍼を打つだけで足の外側の筋が緩んで内側に力が入るのか。整体師の物理的な施術ならなんとなく理解できる。鍼でこうなるのが理解できない。それも数日間継続している。
ふと思い出したのが逆子の治療。退院して2軒目に通っていた鍼灸院のパンフレットで逆子の治療が鍼灸で行われると初めて知った。三陰交・至陰というツボの刺激で逆子が元に戻るという。
調べてみると、血流が良くなってそうなると書いてあるが、その理屈自体も解明されていないようだ。

入院中のリハビリを思い出した。
新人、といっても経験者のPTさんが入ってきた。(会社員の場合は入社だが、病院の場合は何て言うのだろう・入院ではおかしいし、入所でもないし?)
担当PTさんの休日に何度か担当してくれた。その頃は不自由ながらも歩くという動作はできていた。
ある時、厚さ5ミリ・2センチ×3センチくらいのプラスティックの板を削ったモノを持ってきた。これを靴の中のどの部分か忘れたが入れてみたらと言う。
これを入れたら歩きやすくなるかもという提案。
健常な頃、靴の中敷きで腰痛対策という商品があるのは知っていた。そんなもので腰痛なんて治るのかと思っていたのは事実だ。この薄いプラ板で何が変わるのかと思ったが、せっかくなので入れてみる。

何となくだが、歩くことがラクになったことを覚えている。
容易に何でも信じる方ではない。どちらかというと疑り深いタイプなのだ。その時に歩行の何がどう変わったのかは覚えていない。ただ覚えているのは、こんなことで何かが変わるのだということ。
不自由な身体になったから、良くなるという全てを受け入れるようになった自分になったこともある。ちょっとした地面に着く角度によって使う筋肉が変わるのだろう。今ではそれを研究したくてしかたない。
あの時のPTさんはどうしているのだろう。きっと良いセラピストになっているのだろう。

昨日はピリピリする右足の甲と足裏を指圧した。触るだけでピリピリするので振れないようにしていたのだが、何か変わるかと期待して押す。押すとくすぐったいような感覚があるが我慢。
そのせいか足裏・甲がなんかスッキリしている。それよりも右下腿・上腿の感覚が良いように感じている。何でもやってみるものだ。

今日は11時に客先へ。そのあとは会社へ。客先への行き方は色々あるのだが、駅から10分歩く経路を選択した。いつも歩きをチェックしていた仕事の靴で歩きたいから。
posted by shigenon at 08:32| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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