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2023年10月25日

無理に動かすこと

日曜のゴルフ後、右手首の痛みが少しマシになるとともに可動範囲が広がった。
鍼治療でマシになったと何度も書いていたが、動かす角度によってマシにはなっていたものの痛みは続いていた。この前書いたように、手を地面につけるとかなりの痛みがあった。
実際にまだ地面に手をついてはいないが、手首を外に反る動きが少し大きくなった。グルグル手首を回すこともできる。この動きは痛めてから怖くてすることはなかった。
月曜日に手首を回し始めるとボキボキ音がした。動かしていなかったからだろうか。
手首をグルグル回すと痛みを感じる方向はある。いまだドアノブを回す時には痛みがあるから時計回りに動かす時の筋肉を傷めているのだろうか。

ゴルフで手首を使って負担をかけたのに良くなったのが不思議なのだ。
痛みを感じながらもそこを鍛える的な考えで痛みを我慢しながら動かことは多い。痛いところを無理やり動かすとロクなことはない、痛い箇所は動かさないようにするべきだと思っている。
それは間違いないことだと思うのだが、動かさないままだと機能が喪失したままになる。動かすタイミングはどうなのだろうか。今回の手首で言えば自分で推し量ったタイミングではない。ゴルフという機会があったからそうなっただけなのだ。

痛みの原因にもよるのだろう。
父親のように膝関節痛の場合、無理をすれば軟骨をよりすり減らすだけだったのだろう。筋肉や靭帯や腱などの場合はある程度回復したら動かす必要があるのだろう。
受傷後、左腕が動き辛かった。全く動かない期間は40日だったが動くようになっても力が入らなかった。
ある程度動くようになっても左腕は右の肩先まで届くのがやっとだった。
これを左半身の麻痺のせいだと思っていた。左腕は痙攣とか色んな症状が感じられるときだったので、左腕が十分に可動しないのも神経からくる麻痺の影響だと思っていた。
退院してからも変わらなかった。身体を洗う時、右腕の裏に手を伸ばす時は左肘を押して届かせていた。

その左肩が伸びない状況をAセンセイに言うと無理やり伸ばした。それはいつだっただろう、2018年からAセンセイに診てもらっているのだが、かなり経ってから言ったような気がする。
えっというふうに思ったのを覚えている。力で無理やり伸ばして数か所に鍼。でもそれから左腕は右肩の後ろまで回せるようになった。受傷から5年近く経っていた。
神経からの影響ではなく、単に動かしていないことによるものだったのだろう。それが靭帯を動かさなかったことにより固まっていたのかと想像はつくのだが、詳しい理論は判らない。
とにかく動かさないと動かなくなるということは経験しているのだが、どこを意識してどう動かせばいいのかが素人には判らない。また、痛みがあった場合にどのタイミングで動かしていいのか。
今回はまだ痛かったのだが、結果的に良くなった。靭帯が伸びたのだろうがよく判らない。

靭帯損傷を調べていて、その治療の中に超音波治療器が入っていた。
そういえばしばらく使っていない。痛みがある箇所に当てれば良いのだろうか。やってみる価値はありそうだ。そして痛みを感じない程度まで動かしてみよう。
posted by shigenon at 13:37| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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