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2023年07月10日

指の感覚

風邪はようやく治った。思い返せば空咳が続く状態はこれまでもあった。
喉の器官をこよりでくすぐられたような感覚になって咳が出る。器官に炎症が起きているのだろうか。
まあ土日に寝込まなくて良かった。
しかし母にうつしたか。母も咳をしていたかと思ったら昨日は昼から頭が痛いと寝込んでしまった。今朝、治ったと言っていたが家の中でもマスクをするべきだったか。

金曜日に軽く呑んで帰ろうとしたらバスカードがない。パスモやスイカのようなバス会社独自のチャージ機能のついたカード。
財布に入れている他のカードと誤作用しないようバスに乗る時に出してタッチしている。乗るときと降りる時。降りれば胸ポケットからすぐに財布に戻せば良いもののこの日はそのままだった。
胸ポケットにはタバコとライター。タバコを出した時にでもしまえば良いと思っていたのだが。
恐らくタバコを取り出した時に一緒につかんで出してしまいそのまま落としたのだろう。呑みに行った居酒屋に戻って確認したが無いという。あとは会社の喫煙所か。今日確認したが会社にも無かった。

ふつうの指の感覚があれば胸ポケットからタバコを出すときにカードも一緒に掴むということは無いのだろう。指先の感覚は鈍いままだ。かといって生活に困るという状況でもない。
受傷後、比較的早く新聞をめくれるようになった。他の箇所もそうだが痺れている・感覚が鈍いといって使うことをためらっていたらいつまでたっても使えない。普通はこうだったよなと思い起こしながら動かしていれば健常な時の動きは出来るようになる。あとは感覚の問題だけ。
複数重なったものを見なくても器用に選べるのが指先の感覚だ。注意してやろうと思えば出来そうなのだが、まずはポケットから片手で掴んで出すという機能ができることだけで満足感があったのかもしれない。

指先の感覚自体は受傷後それほど変わっていないのかもしれない。慣れなのだろう。
繰り返しになるが、鈍い感覚でも使っていれば使える。ポケットの小銭がそうだ。
ポケットの小銭を掴んで出せなくて小銭入れを買った。ちゃんと掴むこともそうだが、他の指に触れている小銭が分からずポケットから出すときにこぼれだしていた。
以前ならポケットに手を入れるだけで100円玉何枚、10円玉何枚と識別できた。
その小銭入れも最近は使っていない。ポケットの小銭をこぼすことが無くなった。指の感覚だけでなく指の動きもそうだが腕・手首という連動した動作が良くなったのだろう。

動かすためのプロセスとして必要なことを今では言える。
動かす個所の筋肉、これはどこというより全部の筋肉が必要だ。関節。動かしていないから硬くなっている。これを動かすには骨格の動きが分かった人の指導が必要かも。
その動作をするためにどことどこの筋肉を使って、どういう動きかという理解。これなくしては動かせるようになるまでは余計な時間がかかるだろうと思うのだが。自分がそうだったのだ。
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posted by shigenon at 11:48| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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