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2023年03月01日

複数の筋肉を同時に動かす難しさ

昨日は早く帰ってジム、そして洋食屋。
このパターンはほぼ1年になったか。火曜日に行く洋食屋さんと出会ってからもうすぐ1年になる。
ほぼ毎週行っているか。
洋食屋さんメンバーで今日送別会をしてくれることになっている。知り合うきっかけになった焼きとん屋の喫煙所で声をかけた女性2人アッコ・シエさん、マスター・ママ、もう一人の常連客ヤイチさんで。

ジムの帰りにふとした動作が気になった。
自転車に乗っていて信号待ちで片足を付く。この時に背伸びのように足先を伸ばして地面に付けるということが自然と出来ていた。
サドルはそんなに高いわけではない、これまで止まる時は自転車をナナメにしてベタ足だった。
それは足先を伸ばした時に足首に力が入りにくかったから自然とそうするようになっていたか。

自分はジムに行っていたから大きな筋肉の名前を知っている程度だった。それに加えて慢性的な肩こりと首こり。筋肉や身体の動かし方については全く無知だった。肩こりなども物理的な刺激が欲しいだけだった。カイロプラクティックに行って筋骨格の動きや根本的なコリの仕組みや解消についても聞いたことがあるが全く頭には入っていなかった。
身体を動かすことでコリを解消、何がどう作用しているかも解らない。
ふつうの人はそうなのだろう。なんとなく健康に良いと歩いたり運動したり。

受傷してからも誰からも何も教えてもらうわけではない。聞かない限り教えてはくれないし、何を聞いていいのか解らないのだ。
PTさんの指示される通りに動かす。大きな目的である立てるようになる・歩けるようになるはあるが、何が狙いでその動きをするのかも聞かない限り答えてもらうことはない。例えその時に聞いたとしても理解できたかどうか。程遠い目的に向けた動作の繰り返しに反発もしたかもしれない。脊柱起立筋が大事ですよと言われてもピンとこないのだ。
OTさんに指示されてやった穴の開いた板に棒を刺す作業。手が上がらない。指が動かないという状況でやりたくない作業だった。それをやることに腹さえ立った。いつもそれはパスとか言っていた。

退院して一人で生活する。洗濯ばさみもつまむ力がない。
歩けるがまともな歩き方でない。力が出る右脚で左脚を引きずりあげる動き。腰やお尻をもっとうまく使えばいいのだろうがそんなことは思わない。
目の前の何かをやるためにはどんなカタチであろうが動かさないといけない。そのためには筋肉だと。
筋肉が太くなれば大まかな動きはできるだろう、普通の人に見えるだろう。
神経が反応していないから動かないというのは理解していた。左腕が40日全く動かなかったのだ。
それが不思議で仕方なかった。神経の蘇生はできるのか、そればかり考えた。
鍼を打ったら神経が刺激されるだろうという単純な考えだった。

自分が症状のある患者だから理解できることがたくさんある。
今から思えばもっと前に知っていればと思うことが山ほどあるが、過去を想っても仕方ない。日々自分の症状を見ながら推測しカイゼンする、まるで仕事におけるQC活動でありPDCAだ。
今、なるほどなと思っているのが複数の筋肉を同時に動かすことが劣っていること。
自分が患者だから感じ取れる。ここは動いてはいるが他の動作と一緒になると動きが弱くなるとか。まるで電気を流した時に優先される回路があるように。
足首もそうだ。動くのだが足裏のしなやかさがないとうまく使えない。足裏の鍼で足底筋を刺激したのは良かったのだろう。

タバコロードを歩きながらも両手を張って腕を前へ突き出す。この動きは腕を上げると同時に指を動かすという当たり前の動作のために良いと感じている。
受傷8年を超えてもまだまだ進化だ。
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posted by shigenon at 10:21| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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