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2022年07月26日

データを読みとる力

坐骨神経痛が緩和すると残った痺れは頚髄損傷による痺れなのだろうか。
右足の裏の痺れはこれまでの中では一番軽い状態か。正座によるピリピリ痺れと次の段階のジンジン痺れの間くらい。足裏のゴロゴロ感を感じる。
右下腿はジンジンとした痺れはあるが、押してそれほど痛い箇所はない。
右モモ裏は押せば少しイタ気持ちいい感じか。お尻は押しても痛くない。

坐骨神経痛は完治したわけではないのだろう。お尻は押して痛みはないが、なんかぼんやりとしたダルさがお尻の上部に感じる。身体の右半身の感覚はあまりないのだがなんとなくそう感じる。
良くなった原因は何だろうと思い起こすと、やはり足先まで響いた大腰筋の鍼だったのだろうか。
腰辺りを集中的に緩めて良くなったのだから、坐骨神経痛の原因は腰まわりの筋肉の硬直による神経の圧迫ということだったのだろうか。
これは例えば医者でレントゲンやMRIを撮ったとして、坐骨神経痛の原因となる箇所は特定できるのだろうか。

入院した病院で腰部のMRIを撮っている。坐骨神経痛が酷くなり、自分としても何となく腰が原因かと思ったので、受傷した頸部を取る時に腰もお願いした。3,4年前か。
仕事においても同じデータでも読みとれる人読みとれない人がいる。
レントゲンやMRIの画像で判断するというスキルも医師によって違うのだろう。
院長は頸部の画像を見て「何だこれは」と言い放った。それは手術で頸部を拡げるために入っているセラミック。それが解らなかったようなのでこちらの病院で手術していただきましたと丁寧に説明した。
腰部はどうですか?と聞いたが、興奮している院長はどこも問題ないとチラっと見て言った。
だいたいMRIなどもうしたくなかったのだ。それを院長が一度やっておこうと言い出した。MRIがヒマだったのだろう。

前に大阪に居た頃だから20年前か。何故行ったのか覚えていないが、町の整形外科で頸部のレントゲンを撮った。
その時の診断で頸部が細いことを告げられたのだ。しばらくそこへ通って首の牽引をした。首の牽引が硬化があるのかどうかは別として。
受傷1年前にゴルフで首か肩かを痛めて行ったI整形外科。
受傷後にそこでリハビリできないかと行ったら、こんな重症の人が来てもらっても困ると言い放った医師だ。首のレントゲンを撮ったが何ともないと言っていた。

まあ過去のことを思っても仕方ない。
また人も完全に信頼する必要もない。信ずるのは自分だし、自分の今の状態。
一番状態の悪かった時の事を思って“良くなった”と喜ぶのか、健常だった時の事を思って“まだまだだ”と思うのか。
まだまだだ。
明日は1泊で大阪出張。
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posted by shigenon at 08:23| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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