2018年01月14日
【都市部の課題】年々増加する待機児童問題
都市部において、代表的な課題の1つ、待機児童。
保育園に入れない子供が年々増えています。
「保育園落ちた、日本死ね」だっけ?どこかの国会議員も言ってたな。
これを改善するために。
まず原因はなんなんでしょう?考えたことある?
そもそもこの問題、都市部で顕著に起きています。
少子化なのに溢れてるってどういうこと?!
と思う人は良い筋してるとおもう。
根本にあるのはライフスタイルの変化です。
昔は専業主婦、もしくは祖父母に預けて解決したところが
・核家族化
・不況(家計の悪化)により共働きの増加
・女性の社会進出
により、預けたいけど預けるところがない!
というのが原因と考えます。
特に、シングルマザーにとっては大問題です。
働きたいのに預けれない(働けない)→生活できない。
この状況を打破するには・・・
・まず待機児童を減らすという観点
「保育園に預けない」という選択のため、育児休業普及(特に男性)政策。
一定の育休取得率のある企業に、行政から何らかの特典をつける。
ただ声高に近年言われてるものの、実際はまだまだ男性中心企業も多く、
取得率は数%。イクメンを劇的に増やすには時間がかかります。
育休は収入も減るから、旦那が育休とると家計が・・・という問題も背景にある
・認可外保育園という選択肢
最近増えてます。認可外保育施設を備えた企業とかね。
就業場所の近くで保育されてると、急な発熱時の対応や送り迎えの省略など
メリットは多数あります。
広い土地ではなく、ビル内テナントでも良いわけですからハードルは下がります。
保育士じゃなくても保育できるという点も、正規保育所と違う点です。
まだ導入する企業は少ないですが、専門のコンサル企業等もあり、
行政として、例えば子育てが終わった60代、50代などの「元ママさん」を募集し、
認可外保育所への斡旋、仲介を行う。
一般人の連携(活用)すると、暇を持て余した熟練者の経験を活用できることになり、
非常に有意義だと思います。
あくまで仲介をするだけで、行政から金を出すわけではないのがポイント。
まぁ保育士ではない人の質をどこまで確保できるか、リスクマネジメントできるかってのもあるから、
色々議論の余地はあると思うけど。
あんまり何でも補助金!税率軽減!ってアイデアは受けが良くないですw
民間でもそうだけど、
「金を掛けずに効果をできるアイデア出せ!金かけりゃ誰でもできんだよ」
っていう時代ですからね今は。
あと千葉県狭山市の「送迎保育ステーション」という取り組み。
www.soumu.go.jp/main_content/000152787.pdf
「駅まで子供連れてきたら、各保育園まで送るから通勤時に便利やで」って制度
これにより子育て世代の転入が増えた実績がある。
確かにこれが出来れば、空いてるのに住宅街から遠い保育園でも通える。
過密保育園と、余裕ある保育園が平準化できるよね。
電車通勤の多い都市部ではさらに効果的じゃないかなと思う。
他の自治体の政策を
こういった取り組みの有無を知ってるだけでも、
アイデアの助けになったりするから、受験者は必ずチェックすべきだと思う。
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