と同僚たちとエレベーターに乗っていた時に、社長と副社長のお二人が乗って
こられました。
その時に社長付きの社員がフルマラソンを完走したみたいな話をされていて、
社 長:「参加費が9,000円だってな。」、
副社長:「そんなに金を払って走るんですか?タダでも走りたくないな」、
社 長:「そうだよ。それで筋肉痛までついてくる。俺も走らんな。」
副社長:「何が楽しいんですかね。もしかして、TくんはドMですか」
社 長:「そうかもな。アッハハー、さすが副社長、観察眼が鋭いね」
とか言うやりとりでした。
もちろん、市民ランナーの私は、「何言ってやがるんだ。そんなだから太るんだよ。
何だ!その下っ腹は!恥をしれ!」とか言えるはずもなく、愛想笑いしか出来ません
でした。当然か〜。網走支社に単身赴任なんて御免だからね。
さて、何とか先延ばししようと画策する僕らと対照的に後輩くんは最短で出場できる
大会をランナーズで探っていました。
当時は、千葉に住んでいましたので、そこからのアクセス方法とか、参加料や交通費など
の経費、日帰りか泊まりかなども検討せねばなりません。
しかし、その前に参加者を募らねばなりません。そうです。参加は、あくまでも任意です。
自由〜だ〜 !☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
後輩くんは、そこが抜けてるのか、はたまた、全員が参加するものと思っているのかの
どちらかです。
「思い込んだら試練の道を行くのは、星 飛雄馬だけでよか、大概にしとかんと!」
と先輩らしく説教などしてやりたいのはやまやまなのですが……
まあ、何と言いましょうか。チームの世話係みたいなことをやってますし、チームで
1番のスピードランナーなんです。
まっ、何んも言えんよね。(^^;)
この頃(20年くらい前)の市民マラソンは、健康志向の高まりでそれなりの人気は
ありましたが、現在のような盛り上がりではなくて静かなブームくらいだったのかと
思います。
エントリーに関しては、抽選とかなくて、申し込み順で参加料を払えば手続き完了
みたいな感じだったように思います。(正確には覚えてません。m(_ _)m)
あんまり、突っ走ると止めようがないので、と言うより同僚や先輩から、どのくらい
進んでるか探ってきてくれと言われてましたし、後輩くんとは帰り道は一緒ですし、
なにしろ、同じマンションですからね。(階が違うのがせめてもの救い)
で、11月下旬でしたかね。帰り道の電車の中で「決まったか?」と聞いたんですよ。
コレが不味かったなぁ。
まるでフルマラソン出場を容認しているかのように聞こえるので、慌てて言い直しましたよ。
「フ、フルマラソンに挑戦する有志を募る話だよ」、「いつ、話すか決まった?」すると
「えっ?、皆さん参加するんじゃないんですか?」と返してきた。
「聞いて無いよ〜!」とダチョウ倶楽部のノリで言える状況ではない!d( ̄  ̄)
「川崎のハーフから帰る電車の中で、フルマラソンの話しをした時には誰も異論を言って
なかったので皆さん全員参加するんだと思ってました。」
案の定、大坂城、熊本城!本人は全員が参加すると思っていたようです。
そうすると「先輩から話してもらえませんか」と直球で返してきました。
なので「任しとけ!」と言ってしまいました。後輩からの頼みを無碍に断るわけには行かず、
ココは頼りになる先輩として後輩のためにひと肌脱ぐのが人情ってもんでしょう。
そうは言うものの、同僚たちから彼の行動を探ってくれと言われていたのに板挟みになって
しまったわけです。
でも、「任しとけ」なんて言わなければ板挟み状態にはならんかったわけなので、自業自得
でしょう。
こうなったら仕方ないので何かしら手土産が欲しいので、どこのフルマラソンに参加を考えて
るのかを聞きました。
「まだ、どの大会かは決めてませんが、一応、関東圏で考えてます。」とのことだったので
「どうせなら食べ物がうまいところがいいよな」なんて、また、余計なことを口走ってしまい
ました。
それにしても初めてのフルマラソンを走る気満々なのは、後輩くん一人なわけで、他のものは
どうやって断るかを考えてるわけです。(後でわかったのですが何人かは後輩くんと同じ考えの
ものもいました。)
チームとしてまとまって練習する事はないですが、個々にそれぞれトレーニング、いやワーク
アウトしているので、走る素養は上がってきています。
月間走行距離だと少なくとも200kmくらいはこなしているので、フルマラソンが無謀な挑戦では
なくなってます。
あとは、もう、精神的なところだけでしょうから、誰かが背中を押してやれば良いのです。
それが後輩くんの役目で、彼もそこんところをわかっているのでしょう。
ところで、私は同僚たちにどういう説明をすれば良いのだろう。>_<
<次回に続く>
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