新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2018年09月25日
今度はガイアファンディング。テキサスの一部案件に遅延発生。
広告
延滞発生
今回は速報になります。
ガイアファンディングの一部案件で、返済遅延が発生しました。
1.融資案件の概要
(1)返済期日が到来した案件の概要
ファンドID件数 19本
延滞元金総額 273,710,000円
(2)返済期日が到来した案件の詳細
(中略)
ファンド名 テキサススターローンファンド23〜25号、27〜28号、31号、35〜37号、40〜41号、43〜50号(第1〜19次募集)
融資金総額 273,710,000円
最終返済日 2018年9月18日
URL https://www.gaiafunding.jp/apl/fund/detail?fund_id=275 他
残高 273,710,000円
(3)支払利息の遅延
9月18日を支払日とする上記のファンドIDの利息の支払いがございませんでした。
2.経過
対象ローンについて返済期日が到来致しましたが、最終資金需要者の返済原資となる開発案件の売却が行われておりません。
本件は土地の仕入れを行い、開発許可を取得し売却する事業計画ですが、開発許可取得に想定以上に時間を要しており、期日での返済に至らず、2018年9月18日の元金及び利息の償還及び分配につきまして延滞となりました。
なお、該当投資家様には「アメリカでの運用終了手続き(クロージング) が完了致しました」と記載のメールを8月20日に配信しております。
本メールは、対象ローンについて返済もしくはリファイナンスの実現を前提にお送りさせていただいたものですが、今般、いずれも実現がかなわず、期限の利益を喪失することとなりました。
結果としてご報告と異なる内容となりましたことをお詫び申し上げます。
3.回収の見込み
最終貸付先企業における開発許可の取得および売却活動について、関係当事者と交渉中でございます。
一刻も早く、投資家の皆様に償還・分配を実施できますよう、回収作業に注力してまいります。
本件につきまして、今後、お伝えすべき事実がございましたら、速やかに該当投資家の皆様にメールにてご報告をさせて頂きます。
4.今後の状況報告について
該当投資家の皆様には、回収の進捗状況等につきまして、定期的にメールにてご報告いたします。
私の事情と所感
maneoファミリーでは本体のmaneo、グリーンインフラ(GIL社)に続き3事業者目の延滞となります。
私の対象金額は、合計59万円でした。
もっともGIL社に関しては管理体制を指摘され、行政処分の果てに遅延となったのですから、残りの2社とは
分けて考えるべきでしょう。
GIL社の問題の際、金融庁は他のmaneoファミリー事業者にも検査を行ったと思われますので、今のところ
ガイアファンディングの体制に問題があるという情報はありません。
悪い情報ほど俊足です。いたずらに混乱を招くことは得策とは言えないでしょう。
ただそれにしても、クロージング手続きが完了したという記載の後での遅延はいただけません。
事実と違うお知らせを行ったということはもちろん、案件完了のお知らせから一転、遅延してしまったでは
印象はかなり悪くなってしまいます。
また、説明の中にある
「対象ローンについて返済もしくはリファイナンスの実現を前提にお送りさせていただいたものですが、
今般、いずれも実現がかなわず、期限の利益を喪失することとなりました」
の一文も気に掛かるところです。
開発期間が伸びてお代わり案件が出た、というのならまだ分かりますが、そのお代わり案件を組成する事も
できなかったというのはちょっと嫌な予感がします。
(あまりに急すぎて、お代わり案件の組成が間に合わなかった、ならいいのですが)
いずれにせよ、まずは一報のみ。
事業者自体の管理体制に問題がある、というような事実はありませんので、まずは静観します。
担保も一応あります。ガイアファンディング初の延滞案件、事業者の回収能力に期待したいところです。
ランキングに参加しています。
リンク先には同じ話題を取り扱うブログが沢山あります。こちらもいかがでしょうか。
posted by SALLOW at 16:45
| Comment(11)
| TrackBack(0)
| 投資の話題
もしかして、勘違いしている? クラウドバンクの「円建て」案件について。
広告
外貨建てなら、クラウドバンクがお勧め
以前に、こんな記事を書きました。
・ソーシャルレンディングにおける「外貨建て」案件で、クラウドバンクがお勧めの理由
前回の記事では、外貨建て案件を取り扱うクラウドバンクとクラウドクレジットを比較しました。
(他にも外貨建て案件を扱う事業者はありますが、募集金額の規模が大きな2社ということで)
その結果として、
@基軸通貨以外の通貨については、変動幅が大きいため安定投資に向かない。
(逆に、それを承知して投資する分には問題ありません)
Aクラウドバンクと異なり、クラウドクレジットにおいては「外貨預かり口座」がない。
従って、元利金の償還タイミングで為替レートが固定されてしまう。
(「今は円高だから、外貨のままで少し置いておこう」ということができない)
という理由から、初めて外貨建て案件に投資する場合は、クラウドバンクをお勧めするという結論でした。
ただしこれは「初めての外貨建て」の場合であって、既に外貨案件に投資をしていて、事業者や案件の分散
を図るために他の案件にも投資をする、ということであれば何の問題もないと思います。
(事実、私もクラウドクレジットの案件には投資を行っています)
今回は、この話題の続きです。
もしかしてとは思うのですが、勘違いしている方もいる? と感じた事を書いていきます。
クラウドバンクでの投資をお考えのお考えの方は、こちらから検討いただけると幸いです。
(アフィリエイトリンク)
カリフォルニア不動産ローンファンドの「円建て」の意味
何かと言いますと、クラウドバンクで現在募集中の「カリフォルニア不動産ローンファンド」の事です。
この案件、最初は米ドル建ての案件のみが募集されていましたが、その後に投資家からの要望があったため
日本円で投資、分配、償還ができる「円投資」案件の募集も開始されました。
それぞれの案件の例を、下記に示します。
・(例)米ドル建て 「米ドル建カリフォルニア不動産ローンファンド第10号」
・(例)日本円建て 「「円投資」カリフォルニア不動産ローンファンド第16号」
ざっと資金の集まり具合を見た限り、円投資案件と米ドル投資案件は同等の人、むしろ円投資の人気の方が
高いように思えます。
やはり「円投資」という言葉が人気の理由なのでしょうか。
ですが重要なのは、日本円建ての案件説明の中にある、以下の説明です。
重要なのは、「運用は米ドルで行われる」という一文です。
つまり、円投資型と米ドル型では、根本的な部分は何も変わっていない、ということです。
変わっているのは最後だけ。米ドルから日本円に戻すタイミングが、投資家の自由にできるか、それとも
元利償還のタイミングに固定されるかの違いです。
・米ドル型:日本円を米ドルに両替→米ドルで運用→米ドルで元利償還→手動で日本円に戻す
・円投資型:日本円を米ドルに両替→米ドルで運用→米ドルで元利償還→自動で日本円に戻る
当然、為替ヘッジもされていません。
円投資型では為替リスクが償還時に固定されてしまい、せっかくの「米ドルの預かり金口座」という利点が
まるで活かせなくなってしまっています。
そのため、クラウドバンクのカリフォルニア不動産ローンファンドにおいては、よほどの事情がなければ
円投資型ではなく、米ドルでの投資を行った方がいいと考えられます。
スプレッドは0.6円
ということで、「カリフォルニア不動産ローンファンドは米ドル投資がお勧め」が本記事の結論です。
最後に、クラウドバンクの場合円から米ドルに両替を行う場合の手数料について。
クラウドバンクの場合、通貨両替についてはFX会社と提携しているとのこと。
そのせいもあってか、両替手数料は無料、為替スプレッドは0.6円となかなかの好条件です。
FX会社ならもっと狭スプレッドで、とも思いますが、そこは商売ですから仕方ないところ。
日本のソーシャルレンディング初となる米ドル建て投資として、今後に期待です。
今は案件が一つしかありませんので、まずは第二案件の登場が待ち遠しいところです。
クラウドバンクでの投資をお考えのお考えの方は、こちらから検討いただけると幸いです。
(アフィリエイトリンク)
ランキングに参加しています。
リンク先には同じ話題を取り扱うブログが沢山あります。こちらもいかがでしょうか。
posted by SALLOW at 07:00
| Comment(0)
| TrackBack(0)
| 投資案件紹介