2018年09月09日
もしかして、maneoに対する共同戦線なのかもしれないと思いました
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maneoマーケットの行政処分を受けて
今回は雑記です。
これまでのところ、maneoは日本におけるソーシャルレンディングの最大手であり続けています。
本体だけの累計募集額で1,400億円、maneoファミリー合わせての募集額では2,000億円を超えており、
これは日本におけるソーシャルレンディングの累計募集額の6割を超えている金額になります。
そんな中で起きた、グリーンインフラレンデイングの一件。
今もまだ問題は収束しておらず、元本のうちどれだけが返済されるのか目処は立っていません。
真因がどこにあったのかは今後明らかになるでしょうが、これまで日本のソーシャルレンディングを先頭で
引っ張ってきたmaneoが、ポカをやらかしたという事実は変わりません。
ソーシャルレンディングの業界には、今年度中の匿名化解除など明るいニュースもあり、私はこの事実だけ
を持って日本のソーシャルレンディングがダメになるとは考えていません。
が、勢力図が少し変わる可能性なら、十分にあると思っています。
今回はそんな事を思わせる内容の紹介です。
ふと妄想したこと
クラウドポートで先日、以下の記事がアップされました。
・課題が表面化した「ソーシャルレンディング」、投資家は今、何を信頼すれば良いのか
(クラウドポート)
ソーシャルレンディング事業者の代表取締役3名、という豪華なメンバーとのインタビュー記事です。
みんクレ、ラッキーバンク、そしてグリーンインフラレンディングと続いた一連の問題を受けて、内包する
課題が表面化したソーシャルレンディングに関しての内容となっています。
その内容については、以前に当ブログでも記事にしたことがあります。
・豪華メンバー揃い。クラウドポートのインタビュー記事は必見です。
内容ももちろん重要であり必見なのですが、それよりもこのメンバーを見てふと妄想したことがあります。
それは、「もしかしてこれは、maneoからシェアを奪取する共同戦線なのでは?」ということです。
突拍子もない考えだということは分かっていますので、話半分どころか9割くらいでお聞き下さい。
こじつけてみた理由@
なぜそんな事を思ったか、理由は大きく分けて2つあります。
一つはまず、なぜこの3つの事業者がインタビューに集まったか、です。
このインタビューにmaneoが参加していないのは、渦中であることからでしょう。
SBI SLについては、最近クラウドポートでの取り扱いが無くなったことから、何かあったと推察されます。
同時インタビューはではなかったのですが、お互いがインタビューを受けている事は知っています。
そして、これら3つの事業者はmaneoファミリーではなく、また互いにあまり案件が重なっていません。
それぞれの取り扱う案件は、おおよそ以下の通りです。
・オーナーズブック:国内不動産担保特化
・クラウドクレジット:海外小口債権、マイクロファイナンス、海外事業会社案件
・クラウドバンク:国内事業会社案件、再生可能エネルギー案件
(並びは、事業者の50音順です。以下同じ)
これまでのmaneo一強の流れは、グリーンインフラの一件で少しブレーキがかかりました。
そんな状態でお互いがコンペティターにならないのであれば、これを好機とみてmaneoのシェアを奪いに
かかる、というのは企業戦略として当然だと思います。
こじつけてみた理由A
もう一つの理由は、この3つの事業者がそれぞれ、最近は新しい試みをしているからです。
シェアを伸ばそうとすれば当然、事業拡大を図るしかありません。
そして、それぞれの事業者は最近、このインタビューと前後して新しい案件を出してきています。
・オーナーズブック → エクイティ型案件の募集
これまでの融資型クラウドファンディングに加え、より高リスク・高リターンを狙えるエクイティ型の
案件募集を始めています。
エクイティ型では匿名化の縛りはなく、対象不動産の所在も名前も全て公開されています。
第1回案件は、2億6,500万円がほぼ一瞬で蒸発したほどの人気案件となりました。
私は投資できませんでしたので、2回目が待ち遠しいです。
参考記事:8/10、ついに登場。オーナーズブックでエクイティ第1号案件の募集開始です
(オーナーズブックへのアフィリエイトリンクです)
・クラウドクレジット → アメリカ案件など、対象国を拡大
クラウドクレジットでは、ファンドの対象国を拡大しました。
その中でも注目株はアメリカ案件。これまでの新興国とは異なり、先進国の不動産案件に好利率で
投資ができるこの案件には、私も参加しています。
参考記事:クラウドクレジット アメリカ案件は長期間ですが利率は良いと思います
(クラウドクレジットへのアフィリエイトリンクです)
・クラウドバンク → 米ドル建て・米ドル預かり案件の新設
クラウドバンクでは、ソーシャルレンディングで初の「米ドル預かり」案件を新設しました。
これまでの外貨建て案件とは異なり、償還時に円に両替しないため、為替リスクが固定化しません。
米ドルのままでソーシャルレンディングに投資できる、重要な案件だと思います。
私もUSD 1,900を投資中、さらに増額を検討しています。
参考記事:クラウドバンク 7/30から米ドル案件がついに登場
(クラウドバンクへのアフィリエイトリンクです)
まとめ
本記事の内容は私の妄想であり、現時点で何らの証拠があるわけでもありません。
状況証拠と私の妄想と、「こうなったら面白いな」という野次馬根性が混じった当てずっぽうであることは
お詫びさせて下さい。
一方で、クラウドポートの合同インタビューや、各事業者の新しい案件の動きなど、いくつかのソーシャル
レンディング事業者において動きがあるのも確かのようです。
そういった動きが、健全な競争と業界の発展に繋がることを期待したいと思います。
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posted by SALLOW at 17:15
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