2018年08月16日
クラウドクレジット アメリカ案件は長期間ですが利率は良いと思います
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珍しくアメリカの案件です
クラウドクレジットはこのところ立て続けに色々な案件を出していますが、その内容は基本的に先進国では
なく、発展途上と言われる国のものが主でした。
先進国はどちらかというと金余りになっているので、資金の需要が少ないのかもしれません。
そんな中で今回は珍しく、アメリカの案件が登場していました。
・米国不動産ローンファンド(倉庫A)1号
予定利率:8%(当初利率・米ドル建て)
期間:約34ヶ月(条件付きで延長あり)
貸付総額:1,000万円(当初)
担保:オハイオ州シンシナチ郊外物流倉庫 評価額525万USD
LTV:76%相当
対象となるのは、オハイオ州郊外にある物流倉庫。
この物流倉庫を担保とするメザニンローン(ローンのうち劣後部分)に、今回のプレイヤーであるN社の
グループが融資を行います。
投資家は、この融資に参加するリミテッド・パートナーシップということになります。
リミテッド・パートナーシップは日本語では「有限責任組合」もしくは「合資会社」と訳されます。
アメリカで認められている企業形態の一つで、その持分は有価証券と見なされる、とのことです。
案件の特徴
この案件の特徴は、アメリカ案件でありながら利率は8%と比較的高いこと。
また、元々の貸付期間は24ヶ月ですが、一定条件の下で貸付期間は最大58ヶ月まで延長されることです。
その条件は、下記2つを満足し、かつ借り手が延長を望んだときです。
・貸付残高が、物件鑑定額の75%を超えないこと(LTVが75%以下であること)
・案件からの収益が、元利返済額の1.25倍以上であること
つまり、「案件の評価額と収益がある一定レベルを超えている時=安定的な運用が期待される時」に限り
延長が認められるということだと思われます。
延長に伴い、利率は8%→8.4%→8.7%と上昇し、為替変動を考慮しなければ最終的には、元本の約1.4倍の
投資リターンが見込まれます(税引き前)。
投資期間は長いのですが、これまでには無かったアメリカの案件、かつ好利率ということで、投資を検討
してみる価値はあると思います。
コーポレートロゴの変更など
そういえば先日、クラウドクレジットはコーポレートロゴの変更を行っていました。
理由については下記のお知らせに書いてありますが、「事業発展のため」とのことです。
・クラウドクレジット、事業発展に伴いロゴをリニューアル
それにしてもコーポレートロゴを変更する必然性は? とついつい疑ってしまいまいがちですが、ここは
素直にそういうものなのだと考えることにします。
まずは赤字解消から。今後の事業拡大と発展に尽力していただきたいと思います。
クラウドクレジットに関しては、以下の記事も併せてご覧下さい。
私の投資額は現在350万円ほど。クラウドクレジットは他に代替のないユニークな案件を扱う事業者です
ので、投資先の一つとしてこれからも投資を行っていきたいと思います。
・クラウドクレジットからお知らせ:投資管理部・投資管理委員会の新設
・リスクプレミアム差から考える、クラウドクレジットの実質利率
クラウドクレジットへの投資をお考えの方は、こちらから検討いただけると嬉しいです。
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posted by SALLOW at 08:00
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はい。私も同意見です。小口案件円ヘッジ付きであれば、投資価値はあると思います。
なんというか、クラウドクレジットの案件は色々と迷走(とまで言うと失礼かもしれませんが)しているような気がします。
今までは色々と手を広げて、個人ローンやカメルーンでデフォルト連発。
その後はおそらく安全性には気をかけているのでしょうが、外貨建て案件が多く、また投資と一部社会貢献が混じっている状態。
それぞれのファンドについて、何が目的で、どういう意図を持って組成したのか、一度事業者自らがまとめた方がいいかもしれない、と思っています。
サンバーディーノの件、おっしゃる様に外箱は完成していますね。リスク軽減に伴って抵当順位を下げて追加資金を募集していくということであれば、無目的な借り換えよりはよほど説得力があると思います。
トルコリラの暴落で新興国通貨が連れ安しているので、数年に一度が重なると為替で負けるパターンが多いように思います。
抵当順位は、下がっていますが、箱物自体は取得完了しており内装の段階とあるのでリスクオンにはならないのかなと思います。段階的融資とのことなので、今後第三順位で運用月数を少なく利回り高いが割り算すると結局同じというやり方をするような気がしますね。
バリエーションが増えるのは、選択肢が増えるということで悪いことではないのですが、実はこっそりリスクプレミアム的にマイナスな案件もあるので注意が必要だと思います。
(それがインパクト投資と名乗った上で募集している案件なら良いのですが、そうでない案件も一つほどありましたので・・・)
その点では今回の件は、十分考慮に値する利率だと考えています。ドル建て口座については、クラウドクレジットが第二種金商登録である限りは無理ですね。その場合はクラウドバンクへどうぞ、ということになるかと思います。
サンバーディーノ、なかなか良さそうな案件ですね(前回より担保順位が落ちているのに利率が変わらないのは少し気になりますが)。
ただドル建てでドル口座があればいいのですが、贅沢は言えないです。
アメリカの案件は、アメリカンファンディングのサンバーナーディーノ倉庫案件に投資をしました。案件自体は抵当順位は低いですが余力自体はあり1年なら大丈夫そうと判断した事と1月に配当が食い込んでいて手間が同じだからです。