2018年07月18日
クラウドクレジットからお知らせ:投資管理部・投資管理委員会の新設
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投資管理業務の独立と強化
クラウドクレジットからお知らせがありました。
「投資管理部」「投資管理委員会」を新設する、というものです。
・「投資管理部」および「投資管理委員会」新設のお知らせ
これまで、ファンドの組成や管理を行っていた「運用部」から、投資管理業務(融資先のモニタリングや
遅延/デフォルトへの対応)を行う部署を切り離して新設しています。
その理由としては、「資産規模の拡大に伴う体制強化」となっています。
クラウドクレジットは最近、新しいファンドを多く募集開始しています。ファンドの種類が増えればその分
管理工数も増しますので、適切な対応でしょう。
しかし、新しいファンドを増やすのも良いのですが、それぞれのファンドでどんな違いがあるのかについて
そろそろ横断比較できるような表があってもいいのではないでしょうか。
それこそブログの話題だろ、という意見もあるかもしれませんが、事業者がそういった表を作るというのは
説得力の上で重要な意味を持つように思います。
あと個人的には、投資管理部には是非良い仕事をしていただいて、私のカメルーン案件の元本ができるだけ
戻ってきてもらえればいいのですが。
元本毀損の可能性は呑んでいましたが、さすがに元本の80%がロックされるのは想定していませんでした。
新規ファンドは投資管理委員会での議決が必要
もう一つは、投資管理委員会です。
これまでは商品部が単独でファンドの審査を行ってきましたが、今後は商品部が審査した上で投資委員会が
全会一致で可決しないと、新しいファンドの募集は始まらない、ということのようです。
効果としてはまず、ファンド組成に関係する部署を増やすことで、ファンド審査が厳格化されること。
(これについては第三者機関ではなく社内ですので、効果は微妙かもしれませんが)
及び、ファンド募集に至った意志決定を明確化することが目的でしょう。
意志決定に関与する人間が多くなると、意志決定の速度は落ちます。
ただ、金融商品の場合はそれ以上に信頼性が重要で、その視点からは妥当な決定に思えます。
実質的な効果は今後を見てみないと何とも言えませんが、まずその姿勢は評価すべきでしょう。
クラウドクレジットの案件は全て海外であり、また外貨建て商品が多いことからリスクは高いです。
一方で、最近大きな問題となっている事業者リスクは低いと踏んでいます。
他のソーシャルレンディング事業者に比べて、元本が損害を受けたり、あるいは為替レートの変動により
返済以外のリスクを負う可能性を許容する必要はありますが、投資を検討する価値はあると思います。
(現状で、私は300万円ほど投資をしています)
クラウドクレジットについては、こちらも記事も併せてご覧下さい。
・リスクプレミアム差から考える、クラウドクレジットの実質利率
・クラウドクレジット 黒字化の見込み?+Pocket Fundingが好印象
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posted by SALLOW at 10:00
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