2018年07月17日
Pocket Fundingの新案件はEFI社(JCサービスと業務提携)絡みでした
広告
エスクローファイナンスの名前はびっくりです
Pocket Fundingの話題です。
以前、「ビルドセーフティファンドって何だろう?」という記事を書きました。
・Pocket Fundingで「ビルドセーフティーファンド」登場予定
この時は、案件の詳細は分からなかったのですが、本日募集が開始され案件が明らかになりました。
案件を見てみましたら、どこかで聞いた会社の名前があって、少し驚きました。
・ビルドセーフティーファンド1号
予定利率:6.75%
期間:5ヶ月
貸付総額:400万円(主部分)
担保:千葉県の土地に第一順位抵当権を設定 評価額600万円
LTV:67%
Pocket Fundingの案件は通常、関係会社である財全ソリューションを通して貸し付けが行われます。
ところがこの案件は違っており、実際に貸し付けを行うのはエスクローファイナンス(EFI)社。
何かと話題のJCサービスと資本業務提携をした会社です。
・参考記事:エスクローファイナンス、JCサービスと資本事業提携 (SankeiBiz)
Pocket Fundingは、経営母体である財全グループの案件を取り扱うソーシャルレンディング事業者という
イメージがあったのですが、正直意外でした。
さらに言えばこの案件、担保もちょっと不思議です。
「駅から利便性の高い処にあるテナントビル」と説明にあるのですが、面積はわずか3坪。
区分所有でもしているということなのでしょうか。
ビルドセーフティとは
ビルドセーフティについては、EFI社のサイトに説明がありました。
ABL(Asset Based Lending:動産担保融資)の一種で、工事の代金を担保に、工事の出来高に合わせて
融資を受けられるような仕組み、とのことです。
(http://www.efinst.jp/service/construction.html より引用)
EFI社のビルドセーフティでは、融資条件は年利6%+融資手数料2%。
この案件は5ヶ月ですので、実質年利は10.8%となります(融資手数料が12/5倍になるため)。
金利6.75%で足が出るということはないものの、各所手数料を抜いたら利益などほぼないでしょう。
ということは、今後の事を考えたファンドかもしれない、と推察しています。
もともとEFI社は、ソーシャルレンディングを利用したファイナンス推進を行っていた会社です。
JCサービスやmaneoマーケットがあんなことになっているので、次の手を組む相手としてPocket Fundingを
選んだ、ということなのでしょうか。
確かに、前回の件でEFI社は金融庁の処分内容で言及されていません。
そういう意味では巻き込まれただけなのかもしれませんが、ちょっと驚きの動きですね。
今後にも注目していきたいと思います。
Pocket Fundingへの投資をお考えの方は、こちらから検討いただけると嬉しいです。
(アフィリエイトリンク)
ランキングに参加しています。
リンク先には同じ話題を取り扱うブログが沢山あります。こちらもいかがでしょうか。
posted by SALLOW at 18:45
| Comment(0)
| TrackBack(0)
| 投資案件紹介
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7902329
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック