2018年09月08日
アーリーリタイアを設定したら、どんな事を考えればいいのか
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少しブレイクダウンしてみます
前回の記事から、また続きで考えて見ました。
・誰もがアーリーリタイアを目指すべき理由
少し煽るようなタイトルですが、要約すると
「今の会社、仕事、収入がずっと続くと考えるべきではない。
今が順風満帆であっても、もし**歳で仕事が無くなったら、と仮定し、考えた方がいい。
本当にリタイアしなくとも、その知識は一生物であり、後の人生にプラスになるはず」
というものです。
リタイアをする・しないに関わらず、「もしリタイアしたら自分の資産や家計はどうなるのか?」を考え、
その結果を家計の改善に役立てることは、誰にとっても必修科目ではないでしょうか。
今は順調でも、突然の大病や事故で強制アーリーリタイア、などという不幸がいつ襲ってくるかは誰にも
分かりませんし、それに対して無防備というわけにもいかないでしょう。
(そんな事は考えすぎても仕方ないので考えない、というのも、もちろん一つの人生でしょうが)
今回は、上記の記事の続編として、ではリタイアを設定したら一体何を考えればいいのか。
あくまでも私の例になりますが、羅列していきたいと思います。
調べること、考えることの例です
まずは仮定しないと始まりませんので、「50歳でリタイアする」と決める事にします。
50歳で、今の仕事はなくなるわけです。
その後、今の家計を維持できるかどうかを調べるためには、以下のような情報が必要になるでしょう。
つまりこれらの情報が、「リタイアを設定した後で調べること、考えること」になるわけです。
@資産状況
当たり前ですが、まずはこれが必要でしょう。
今、資産はいくらあるのか。負債(借金)はいくらあるのか。
A収支状況とその詳細
毎月、いくらのお金が入ってくるのか。いくらのお金が出ていくのか。
その次は、収入の種類ごとの状況(給与収入、副収入、投資収入、その他色々)。
支出の種類ごとの状況(住宅費、食費、教育費、娯楽費、通信費etc)
Bライフマネープラン
将来は誰にも分からないものです。
それでも、「将来はこうなりたい」という希望で構いませんので、計画を作る事が重要です。
ライフマネープランの詳細については、過去の記事をご覧下さい。
また、ネット上にもプランを作る上でのヒントは多く転がっています。
・ライフマネープランD:ソーシャルレンディング投資の節税アイディア
細かく言えばまだまだありますが、まず考えることはこの3つだと思います。
資産状況、現状の収入と支出、将来の収入と支出。
この3つが分かれば、リタイアした後のことをだいたいシミュレートできるはずです。
おそらくたいていの方は、50歳でリタイアした場合、家計は早晩行き詰まるのではないでしょうか。
しかし、それは当たり前のことです。
なぜなら、収入が無くても生活が成り立つのなら、そもそも働く必要もないわけですから。
本気でアーリーリタイアを考える(私を含む)一部を除いては、こういったシミュレーションをする理由は
リタイアできないと確認することではなく、家計の無駄を見つけ出すことです。
「50歳で今の収入がなくなり、それでも家計を維持しなければならない」という条件を付けて、では一体
どうすればいいのかを考えることで、家計はより強靱なものになるはずです。
その方法は節約でもいいし、投資でもいいし、副収入でもいいでしょう。
心が変われば・・・
強運や偶然によらず資産を構築しようと思えば、そこには奇策はありません。
「収入を増やして、支出を減らして、投資を行う」
そんな当たり前のサイクルを、飽きもせず回し続けることで資産は積み上がっていきます。
と、なんだかFPのような記事になってしまいました。
まとめとしては、「結局は、心がけ一つの問題」ということなのだと思います。
その心がけを変えるきっかけになるのなら、こういうリタイアの設定も重要なのではないでしょうか。
「心が変われば(中略)運命が変わる」とは、星陵高校の山下元監督の言葉。
心が変われば、少なくともお金に対する態度は変わるでしょう。
そうすれば、運命まで変わるかどうかはともかく、人生はある程度変わるのではないかと思うわけです。
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posted by SALLOW at 12:20
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50歳というのは実際に私がそうする、ということではなく、あくまでも仮定ですけどね。
いずれにせよ、リタイアした後の収入、支出を考え、プランニングを行う事が本来の目的で、そのためにはどこかでリタイアすると仮定する必要があります。
仕事を少し休むと暇で仕方ない、しかも仕事が例え長期間に渡って無かったとしても、それで生活が破綻しないとう場合は、既にそれは口に糊する手段ではないのでしょう。ですからおっしゃる通り、そういう状況では仕事(労働)は趣味の一環だと思います。
私の場合、自分ではお金を使っていると思っているのですけど、他人から見たらそうではないらしいのです。
世の中、お金が無ければ楽しめない人もいれば、そうでない人もいる。そういうことでいいのではないでしょうか?
羨ましいですね。
フリーのエンジニアの私は、
50歳過ぎたら年齢で仕事が無くなる !
と思っていましたね。
幸いのことに不労所得で食っていけるようになり、
仕事もなぜか続いている。
選択権がある人が羨ましい。
個人的には、
投資やトレードは実益を兼ねた趣味の一部ですね。
贅沢な話ですが、仕事を少し休むと暇で仕方が無い。
ということは、
仕事も趣味の一部になっているんですかね ?
さみしい話だけど、
不労所得が増えるのは楽しい。
周りからは「お金を使ったら !」という正論の指摘を受けますが、
長い間の習慣は簡単に変えられない。
やっぱり、本人次第なんですかね ?