2018年06月16日
GIレンディングの新規案件が突然のキャンセル
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GIレンディング再起動案件が募集停止
グリーンインフラレンディングでは以前、「対象ファンドに関して確認を要する事項の存在を認識したため」
として案件募集を停止しました。
その件については「6/19に説明します」と言っていたのですが、その6/19を待たずに新規ファンドの募集を
行うという予想外の出来事がありました。
・参考記事:【朗報なのか?】グリーンインフラレンディングで案件募集が再開
その募集案件が今回、突然中止となったという話題です。
キャンセル理由が「事業者Aの都合」というあたりがポイントかと思います。
つまり、最終貸付先であるT社の都合ではなかった、ということですね。
事実は以上の通りです。
・事業者Aはエスクローファイナンス
・事業者CはGIレンディングの経営母体である、JCサービス
・募集キャンセルとなった第21弾メガソーラーの貸付先は事業者C
・募集キャンセルとなった第15弾バイオマス発電の貸付先は事業者F(監督は事業者C)
・今回キャンセルとなった貸付先は、事業者T(事業者Cは無関係)
・参考記事:グリーンインフラレンディング紹介A:投資スキーム
JCサービスの最新の財務情報は、当期純利3.2億円と決して悪くありません。
累積ではまだ赤字ですが、このままなら来期には累積黒字に転換するでしょう。
となると、エスクローファイナンスで何かがあったのか。
それとも、今回の案件自体が何かの仕込みだったのか。
間抜けな可能性としては、「案件募集を自動化していて忘れてた」というのもあるかもしれません。
まあいずれにせよ、ちょっとGIレンディングは管理の甘さが露呈しました。
高利率が続けば投資する人は増えるでしょうが、私は少し様子見をしようと思います。
あとは、maneo側がどのように動くかにも少し注目しています。
maneoもプラットフォームを貸しているだけ、という言い訳は通じません。
店子の一人が何かやらかせば、大家の責任も問われるのが日本のあり方です。ましてやそれが店子ではなく
「maneoファミリー」と家族を名乗っているのならなおさらでしょう。
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posted by SALLOW at 18:25
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いえいえ、ご指摘いただいてありがとうございます。
コメントいただきました通り、NではなくFとなります。
記事を修正いたしました。
私の見間違いであればご容赦ください
その通りですね。終始一貫していない行為は信頼を失墜させます。
投資家が嫌がる「不透明性」を増しているのは、悪手としか言いようがありません。
19日まで大人しくしておくべきだったでしょうね。
maneoについては、法律的責任は存在しませんが、道義的責任は当然あります。
何よりも、決して失ってはならない「投資家からの信頼」を失うリスクがあります。そのリスクは瀧本社長も当然考えているはずですし、リスク回避に動いていてくれることを願うばかりです。
ただ言えるのはこういった行為は投資家の信頼を損ないます。
マネオは確かにプラットフォームを貸しているだけでグリフラとは資本関係はありません。
とはいえファミリーである以上ある程度の責任はあります。
マネオファミリーとして収益をする滝本氏のやり方は辣腕ですが、ある程度のリスクがあるやり方とも言えますね