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2017年03月22日

グリーンインフラレンディング紹介A:投資スキーム



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GIレンディングのリスク

 前回の記事の続きです。


 GIレンディング案件の中身を比較した方ならご存知の内容だと思いますが、GIレンディングの募集案件には
 一つの大きな懸念点があります。

 それは、「全ての案件が事業者A→事業者Cという貸付になっている」事です。

 SL投資にはいくつものリスクがあります。
 例えば案件のリスク(担保が不動産に偏っていないか、不動産でも首都圏に偏っていないか)、
 貸付先事業者のリスク(貸付先が集中していないか)、
 SL事業者のリスク(一つのSL事業者に投資が集中していないか)、などです。

 これらのリスクを回避するためには、リスクの分散が重要になるのですが、GIレンディングの場合には
 貸付先事業者の集中リスクを避ける事ができません。

 今回は、この点について少し見ていこうと思います。

GIレンディングの詳細

 GIレンディングの詳細については、maneo瀧本社長のブログに内容が書いてありました。

グリーンインフラレンディングは、
・JCサービス社の関連会社として設立され、
・JCサービス社が企画した太陽光・バイオマス・小水力発電事業などへの融資プラットフォームとして機能します。
・JCサービス社へのお手盛り融資とならないように、貸金業者であるエスクローファイナンス社が資本業務提携してグループ内部の牽制の役割を担います。
 引用:瀧本社長ブログ グリーンインフラレンディング 登場!


 さらに、紹介されているURLの先では、エスクローファイナンスとJCサービスが資本提携するという
 プレスリリースが紹介されていました。

 参考:@press


 これらの内容から分かる事は、以下のようになります。

 @GIレンディングはJCサービス社の関連会社
 AGIレンディングはJCサービスが企画した再生可能エネルギーへのSL事業者

 (これまでは、JCサービス案件はmaneoを通して募集していた)
 Bお友達融資にならないよう、エスクローファイナンスがJCサービスと資本提携して内部牽制する

 これまでmaneoを通して募集していた案件を、JCサービス自身でSL事業者を設立して募集するという事で、
 言い換えれば、GIレンディングはJCサービス案件のためだけに設立されたSL事業者というわけです。


 ということは、maneoのJCサービス案件に投資するのも、GIレンディングに投資するのも同じこと。

 maneoは国内最大のSL事業者&昨年度で1.95億の利益を出していることから、こちらのSL事業者としての
 健全性は問題ないと思います。
 次は、GIレンディングのバックグラウンドとその健全性を見ていきます。

投資スキームと事業者A、Cの詳細

 事業者の中身が分かりましたので、後はGoogle先生にお願いするだけです。


 ・JCサービス社:再生可能エネルギーの導入、運転、保守管理 資本金:2.73億円 従業員数:55名

 ・GIレンディング社:再生可能エネルギー特化SL事業者 資本金:1.2億

 ・エスクローファイナンス社:ファナンス担当、貸金業者登録済 資本金:8,250万円


 全ての会社で財務情報が非公開になっているのが惜しいのですが、それなりに大きな会社です。

 JCサービスはこれまで、国内で太陽光発電を47件、合計312MW分手がけているというので、
 会社の実績を考えるに、比較的安全性は高いと呼べるのではないでしょうか。
 (*太陽光発電の今後10年、20年はさておき、SL案件の続く1〜2年ならなおのことです)

 そして、GIレンディング社の代表取締役はJCサービス社と同一人物。
 GIレンディングのバックグラウンドから、おそらく資本金1.2億は大半がJCサービス社の出資と考えられ、
 両社はほぼ同一の会社と見なしていいと思います。


 まとめますと、事業者A、Cの詳細とGIレンディングの投資スキームは、以下のようになるはずです。
 20170322GIL1.jpg

 これまでの考察をまとめると、以下のようになります。


 ・JCサービス社の経営が安定的に続く限り、GIレンディングの突然の破綻はない。
  JCサービスの経営が安定的に続くかどうかは、太陽光ビジネスの短期的な将来によるところが大きい。


 ・GIレンディングの案件がデフォルトする状況では、もし同じ案件をGIレンディングではなくmaneoで
  募集していたとしても、デフォルトは免れない。


 ・maneo募集→GIレンディング募集になったことで、募集される案件の利率は上がっており、
  投資家にとっての状況は好転している。



 以上より、私の結論は以下の通りです。


 ・SL案件の範囲(だいたい2年以内)で太陽光事業の環境が悪化しなければ、GIレンディングへ投資はOK。
  そして、JCサービス社は値下がり前の32〜40円/kWh発電を多く抱えているため、
  太陽光事業がここ1〜2年で破綻するリスクは低い。



 自分なりにまとめてすっきりしましたので、GIレンディングへの投資はもう少し増やそうと思います。
 最後に定型句になりますが、もちろん投資は自己責任で、よろしくお願いします。


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posted by SALLOW at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 投資の話題
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