2018年01月06日
SBIソーシャルレンディングから案件予告がありました+SAMURAIでビットコインキャンペーン
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2018年1月の募集予定
SBIソーシャルレンディングから連絡がありました。
不定期にオーダーメイド型のローンファンドを募集するSBI SLですが、この2018年1月も以下の3案件を
募集するという内容の連絡です。
・SBISL不動産担保ローン事業者ファンドPlus10号 (後述、利率6.5%)
・SBISL不動産バイヤーズローンファンド20号 (予定利率6.5%)
・SBISLメガソーラーブリッジローンファンド9号 (予定利率7.0%)
SBI SLにおけるこの三枚看板は、投資先としては魅力的だと考えます。
総合金融グループであるSBIグループをバックにしているだけあり、安全性も高いと思います。
ちなみにこれらのファンドを一口で説明すると、以下のようになります。
・SBISL不動産担保ローン事業者ファンドPlus:
「不動産を担保にして第三者に資金を貸し付けている業者」に対する貸付
・SBISL不動産バイヤーズローンファンド:
複数の不動産担保付き案件をまとめたもの
・SBISLメガソーラーブリッジローンファンド:
再生可能エネルギー事業(メガソーラー)に対する貸付
案件情報とスキーム
・SBISL 不動産担保ローン事業者ファンドPlus 10号
募集開始:2018/1/10 9:00〜
予定利率:6.5%
期間:12ヶ月
貸付金額:6億3,000万円
担保:借り手が「複数の資金需要者」に対して有する抵当権付き貸付債権に対し、質権を設定
LTV:70%以下
SBI SLの不動産担保ローンや、不動産バイヤーズローンファンドの貸付先は基本的には「宅建業者」で
あるのに対し、「不動産担保ローン事業者ファンドPlus」の貸付先は「ローン事業者」。
つまり貸付先は、SBI SLと同様「不動産担保を取って資金を貸し付ける事業者」ということになります。
宅建業者とローン事業者で何が違うのか、という比較は、単純ではないと思います。
ソーシャルレンディングの匿名性のため、評価は一筋縄ではいきません。
ただ、通常の案件(宅建業者などに直接貸付を行う)に対し、不動産ローン事業者を介して貸し付けると
言うことは、破綻リスクが1カ所多くなることは間違いないでしょう。
*通常の案件は宅建業者の返済不能リスクを考えるところ、この案件においては不動産ローン事業者と
宅建業者双方の返済不能リスクを考慮する必要がある
もっとも、例え返済不能になったところで、実質的には担保不動産に対して質権を設定していますので
不動産を処分すれば弁済は可能でしょう。
LTV(Loan to Value)も70%以下と低いため、元本割れを起こす可能性は低いと考えています。
敢えてリスク面をひねり出そうと思ったのですが、正直あまり思い浮かびません。
一瞬、「全てのローン事業者に対するLTVが70%以下なのかどうか」という事が疑問に浮かびましたが、
これについても案件内の説明から、おそらくそうだろうと判断できます。
また、貸付先も
@資本金5千万円以上の企業
A直近6年間の累積貸倒れ件数2件以内かつ、2千万円以内
B利息制限法改正に伴う過払金の発生無し
C貸金業の業歴7年以上
という条件を満たすため、借り手の破綻リスクも限定的です。
正直、リスクは「借り手が悪意を持っている」「SBI SLが破綻するリスク」くらいしか思いつきませんが
そこまで考えるならそもそも、ソーシャルレンディングに投資するかしないか、という話になります。
まとめ
ソーシャルレンディングに投資を行う(つまり、それに伴うリスクは理解している)という前提であるなら
本案件は安全性が比較的あり、手堅い投資案件として魅力的だと思います。
期間12ヶ月、利率6.5%も標準的なものです。
SBI SLの場合、この案件のように高リスク案件についてはその旨を隠さずに明記する傾向があります。
その表現がないということは、SBI SL自身もこの案件のリスクが標準的である(それほど高くない)と
考えている事の傍証と言えるのではないでしょうか。
募集金額は6.3億円とかなりの高額ですが、これまでのSBI SLの集金力を考えますと、早ければ募集開始
即日で満額終了となる可能性もあると思います。
SBI SLでは予め投資資金を入金しておく必要はありませんので、投資を検討される方はお早めに申し込みを
される事をお勧めします。
(ちなみに私は、1/10では資金繰りが間に合わないので、残り2案件に期待します)
SBIソーシャルレンディングでの投資をお考えの方は、こちらから検討いただけると嬉しいです。
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SAMURAIでビットコインキャンペーン
もう一つ、こちらは簡単に紹介です。
スマートエクイティ改め「SAMURAI」が、ビットコインプレゼントキャンペーンを行っています。
・SAMURAI ビットコインキャンペーン
SAMURAIはビットポイントジャパンと組んで、『仮想通貨』×『フィンテックのこれからの潮流』という
セミナーを開催予定です。
今回のビットコインキャンペーンも、ビットポイントジャパンと連携しているものだそうです。
キャンペーンの内容は、
@2/28までに、新規会員登録を完了⇒1,000円相当のビットコイン
A2/28までに、投資商品を10万円以上購入⇒4,000円相当のビットコイン
(ただし、購入申込した商品が不成立となった場合は適用外)
B2/28までに、新規会員登録が完了&投資商品を10万円以上購入⇒5,000円相当のビットコイン
となっており、期間は2018/2/28までです。
現時点でSAMURAIは投資商品が少ないため、キャンペーンの効果は微妙なところでしょう。
また個人的には仮想通貨に興味はないのですが、もしすでに仮想通貨投資をやっている方がいれば、
お小遣い稼ぎに新規会員登録だけでも行ってみてはいかがでしょうか。
SAMURAI(広告リンク)
ランキングに参加しています。
リンク先には同じ話題を取り扱うブログが沢山あります。こちらもいかがでしょうか。
posted by SALLOW at 10:10
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複数回線を持っているような専門の方ならともかく、そうでなければ地道に頑張るしかないと思います。
待っている間がもったいないというご意見、非常に良く分かります。
私も2回くらいサーバレースに負けたら、思わず出金してしまいます。実際は資金が拘束されることによる機会損失と出金手数料を天秤にかけるべきなのですが、ついつい「もういいや」になってしまうのですよね(そしてその後、良い案件が出るというのもお約束)。
今の先着募集という考え方、問題はありますがそれに代わる方法も思いつきません。
TATERU FUNDINGは募集→抽選ですが、それも何か違う気がします(ので、私はTATERU FUNDINGに口座開設はしていますが投資はしていません)。
色々考えればやっぱり先着という考え方が最もフェアな気もしますし、各事業者にはせめてサーバの強化をお願いしたいところですね。
お褒めの言葉、ありがとうございます。励みになります。
ソーシャルレンディングは投資家同士が競争関係にない(株のように売方買方がないため)というのが大きな特徴だと思っています。
sak様の投資も私の投資も、同様に成功するよう祈念いたします。
ご返答ありがとうございます。
地道に頑張る!としかないようですね・・・
次回も頑張って挑戦したいと思いますが、
同じ製造業勤務者なもので
夜勤週なら投資タイミングが合うのですが、
昼勤週だとタイミングが合わずチャンスが減ってしまうのが痛いですね。
そんなことからつい案件豊富なmaneoやクラウドバンクにいってしまいます。
待っている間がなんとなくもったいなくて。
ちなみにオーナーズも口座ありますが、
同じようなパターンで3回ほど挑戦しましたがダメでした・・・。
これからも
SALLOW様のブログを参考にさせて頂きながら
頑張っていきますし、応援してます!!
ご訪問、コメントいただきありがとうございます。
申し込み成功のコツですが、残念ながら秘訣と呼べるほどのものは無いと思います。
・時計合わせをする
・どういう操作をすれば案件申し込みができるか、あらかじめシミュレートしておく
・募集開始と同時、なるべく高速安定な回線、かつできれば複数回線からアクセスを実施する
くらいでしょうか?
アクセスが困難になるかどうかは、その事業者のサーバ能力とレース参加者数に依存するはずです。
SBIがアクセス困難になったのは、おそらくレース参加者が増えたためではないでしょうか?
それでも個人的には、某ラッキーよりはまだサーバが軽いと思っています(オーナーズはそれなりに軽いですね)。
いつもブログ拝見させていただいております。
ひとつ質問なのですが、
SBIとオーナーズブックともに案件募集開始から
ものの10分程度で締め切られてしまいますが、
申込成功の秘訣などはあるのでしょうか?
PCや携帯など試しましたが、
アクセスできずに終わってしまいます。
大変お手数ですが、
アドバイス等頂けると幸いです。
(SBIは昨年末あたりからアクセス困難になったきがします。
何かあったのでしょうか?)
返信いただきましてありがとうございます。
さらに、過分なお褒めの言葉、心からありがとうございます。励みになります。
ただ私は専門家ではありませんので、その点だけは否定させて下さい。
私はソーシャルレンディングに全力投資しているという奇妙な一投資家ですので、過分な信頼はなさらないようお願いいたします。
当ブログの内容に関しましても、私の立ち位置を把握された上、色眼鏡を掛けて見ていただけることをお薦めいたします。
お金が絡む関係はとかく、色々ポジショントークが絡む物です。当ブログがそうではないと証明することはできませんので、せめて疑ってかかってください。
プロフィールの製造業というのは嘘ではありません。製造業に伴うお金のやりとりは多少かじっていますが、金融業に就業したことはありません。
(無論、その証明をしろと言われてもどうしようもないのですが)
独学で云々に関して言えば、身も蓋もない言いようですが「7000万ぶっ込めば誰でも詳しくなる」ということに尽きます。
私の様に資金をソーシャルレンディングに全力で突っ込む事は、余所様には推奨できません。しかし、余剰資金の投資先としてソーシャルレンディングはかなり優秀な投資先だと思います。
リスクとリターンを正しく認識された上、北爪様の資金運用の成功と、ソーシャルレンディングの発展のため、今後も魅力的な案件があれば投資を検討いただければと思います。
当ブログも、案件紹介や私の投資記録で、そのお手伝いができればと思っています。
ソーシャルレンディングの大きな特徴の一つは、「投資家同士が競争関係にない(他人の投資を真似ても同様のリターンを得られる)」事だと思っていますので。
私の質問に対して専門家としての詳しいご回答有難うございます。
プロフィール欄に製造業勤務とありますが、元は金融関係のお仕事をされて
いたのでしょうか。
もし独学でここまで詳しくなられたのだとしたら本当に凄いです、
大事なお金を投資するわけですから私も出来るだけ調べてからとは思ってはいるのですが、
なかなかSALLOW様のレベルまでは遥かに及びません。
個人的には手形担保ではなく不動産担保の案件でかつSBISLやOwnersBookのような
安心感のある企業で投資しようかと考えています。
こちらのブログは私のソーシャレンディング投資の指針になる素晴らしいブログです、
何もできませんが応援していますので、これからもお体にお気をつけて
頑張って下さい。
本当に有難うございました。
コメントとお褒めの言葉をいただき、ありがとうございます。
あくまでも私見ですが、ソーシャルレンディングは現時点の日本で選択できる金融商品としては、かなり上位にあるインカムゲイン投資だと思っています。
当ブログの記事が投資を始められるきっかけとなったこと、光栄に思います。
さて、ご質問いただいた内容に回答させていただきます。
@正直なところ、私自身が何も本を読んでいないので、お薦めできるものがありません。
申し訳ありません。
ASL事業会社は「各会社なりの」分別管理を行っているものと推定されます。
(と言いますか、もし分別管理をしていなかったら、SESCの調査が入った時に即殺されます)
そのため、事業会社が倒産してもある程度の元本は保全されると期待されますが、そもそも第二種金融商品取扱業では信託を使えないため、保全の度合いは各事業者の経営状態とコンプライアンス体制に寄るところが大きいと思われます。
第一種金融商品取扱業(昔で言う所の証券業)では信託を使う事ができますが、第一種であるクラウドバンクも、事業者が吹き飛んだ場合に100%有効な信託を使っているかどうかは不明です。
以上のような理由から、ソーシャルレンディングにおいては分別管理しているかどうかという表面上の情報ではなく、その事業者の安全性に重点を置いて評価すべきだと考えます。
(最近は第二種金融商品取扱業協会も色々内部ルールを定めていますので、今後は状況が変わるかもしれません。私も調査中です)
ご質問いただけるのはソーシャルレンディングや当ブログに興味を持っていただけたということですので、図々しいなどとお気になさらずお願いします。
もし他に何かありましたら、私の答えられる事は答えたいと思いますので、遠慮無くコメントをいただけますようお願いいたします。
いつもブログ拝見させていただいております。
大変に参考になり有り難い限りです、またソーシャレンディングへの投資に
踏み切るさいの大きなきっかけになりました。
図々しいのですが質問させていただきます、
ご都合の良い時で結構ですのでお返事をいただけると助かります。
@ソーシャレンディング投資をする際に勉強になるお薦めの本がありましたらお願いします。
A分散投資を勧める方が多いのですが、SLの事業会社が倒産した際にはその
会社内で分散投資しても元本が戻ってくることは無いと考えて間違いないでしょうか。
(分別管理している企業もなかにはあるのでしょうか?)
宜しくお願い致します。