2017年08月08日
沖縄発 新ソーシャルレンディングサービス「Pocket Funding」
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(多分)24番目のソーシャルレンディング事業者
既にいくつかのブログで取り上げられていますが、新しいソーシャルレンディングが開始となりました。
多分、これで24社目です。
(正確に言えば、TATERU FUNDINGは不動産特定共同事業に基づく投資型クラウドファンディングですので
ソーシャルレンディングには含まないという考え方もありますが)
・Pocket Funding
沖縄発のソーシャルレンディングサービスです。
すでに他のブログの記事はありますが、情報はいくらあっても良いと思いますので、遅ればせながら
記事で取り上げることにしました。
主に事業者の手堅さについて、公開されている事実からなるべく客観的に説明を行います。
免許の確認、人の確認
まずは免許の確認を。
Pocket Funding(運営会社はソーシャルバンクZAIZEN)自身は第二種金融商品取引業者として
登録されており、貸金業登録はしていません。
貸金業については、関係会社である財全ソリューションで登録しています。
第二種金融商品取引登録番号
貸金業登録番号
次に、ソーシャルバンクZAIZEN及び親会社である財全グループの主要メンバーについて検索しましたが、
特にネガティブな情報は見つかりませんでした。
親会社の財全グループについても同様で、ネガティブな情報は特に見つかりませんでした。
財全グループは沖縄を拠点に、不動産、医療、介護、ファイナンス、ファクタリング、M&A、エネルギー事業
など多角的な事業を行っている会社グループのようです。
Pocket Fundingの経営母体であるソーシャルバンクZAIZENの代表取締役については、沖縄県産業振興公社の
専門家検索に情報がありました。
本情報はけにごろうさん、ファイアフェレットさんの記事にあるインタビュー内容とも合致するため、
信頼できる情報だと判断できます。
・ソーシャルバンクZAIZEN代表取締役 宮城 左門氏
大手外資系金融機関に20年近く勤務。金融法人営業部を統括。
市場を活用した資金調達方法の立案、営業企画推進、新規事業の立ち上げを経験。
業務関連する法律分野では、金融商品取引法、会社法。
参考サイト → 沖縄県産業振興公社
けにごろうさんの記事リンク → 新サービス「ポケットファンディング」代表者インタビュー
ファイアフェレットさんの記事リンク →
沖縄初のソーシャルレンディング、ポケットファンディングへインタビューを行わせていただきました
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「手堅さ」に関する分析
「手堅い」事業者というのは、あくまでも私の考えですが、以下の条件を満たすものと考えています。
この条件を基にして分析を進めます。
当ブログ参考記事 → なるべく客観的なまとめ:SL初心者にお勧めの事業者
@会社の規模が大きい
(または、大きな会社がバックについているor大会社からの出資を受けている)
→財全グループは20年以上の社歴を持つ会社。
不動産を取り扱う財全エステートは、自称ながら沖縄No.1の売買実績とのこと。
ファクタリング事業を取り扱うビジネスアシストは、利用施設数212カ所。
これらのデータより、沖縄地場ではそれなりに大きな会社であると推測される。
A開業からの期間が長い、貸付実績が多い
→ソーシャルレンディングとしては新規開業のため実績は無し。
ただ、貸金業を行っている財全ソリューションは契約累計2,070件であり、貸金実績はある。
貸金業を営むにあたり、案件の見定めも経験を積んでいると予想される。
B黒字経営をしている
(または、バックにある会社が黒字経営である)
→不明、ただし社歴と規模から推定して、健全な利益は上げているものと推測される。
以上の結果、及び不動産という実業を行っていることから、一定の手堅さはあると判断しました。
残念なのは決算公告が見つからなかった事です。財務状況については情報がありませんでした。
案件とキャンペーン情報
Pocket Fundingでは、ゆくゆくは投資型・購入型クラウドファンディングも手がける予定があるようですが
当面はソーシャルレンディングを行うようです。
第1号案件については、Webサイトに情報が公開されています。
・Pocket Funding 第1号案件
募集開始:8/14
予定利率:8%
期間:6ヶ月
貸付総額:4,000万円(予定)
担保:不動産担保(予定)
LTV:70%以下(予定)
LTVについてはPocket Fundingのリリースを丸呑みした形です。
実際の案件詳細が分かりましたら、分析できれば分析してみます。
また、キャンペーンも開催されています。
投資家登録で1,500円、30万円以上の投資で+7,000円と、かなり太っ腹な内容です。
あまりにも高額なキャンペーンは、現在進行形で吹き飛びかかっている事業者の嫌な記憶を思い起こしますが
このくらいなら許容範囲ではないでしょうか(ちょっと高いようにも思いますが)。
まとめ
今のところの調査は以上です。
公開されている情報から、なるべく客観的に記事にしたつもりですが、問題あればご指摘下さい。
とりあえずはネガティブな情報もありませんでしたので、投資決定です。
ちょうど別のソーシャルレンディング業者から、8/10あたりに大量の償還がある予定ですので、そのうちの
一部をこちらに投資してみる予定です。
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posted by SALLOW at 11:30
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