2019年05月17日
明日登場の新案件、キーワードは「6次産業化」「スマート農業」 そして「木耳」。
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今度はキクラゲ。美味しいですよね
今回は株式投資型クラウドファンディング(CF)、「FUNDINNO」の話題です。
株式投資型CFは、ベンチャーやスタートアップの企業へ出資を行います。
首尾良く出資先が上場やM&Aとなれば大きな利益を得ることができますが、もちろん確証はありません。
世の中のベンチャーの成功率から考えれば、着実な投資として考えるべきではなく、「その企業の理念や製
品に共感し、応援したいから」投資するというのが正しい姿勢だと思います。
今回の案件はアグリテック(AgriTech)、農業×ITによる課題解決を目指すもの。
そしてその課題は、「国産キクラゲの安定的提供」です。
・「スマート農業」×「6次産業」で未来型農業を創出する!日本きくらげ
募集期間:5/18 9:00〜
募集額:900万円(上限額:1,200万円)
FUNDINNO(アフィリエイトリンク)
今回の案件は「日本きくらげ」社。
ビジネスの内容は、簡単に言えば
@IoTにより制御されたコンテナ内でキクラゲを栽培
Aそのキクラゲを飲食店へ卸したり、自社通販もしくは二次加工して収益化
するというもの。
今回の資金用途はこの@、「IoT制御キクラゲ栽培コンテナ」となっています。
キクラゲ栽培コンテナ
キクラゲの国内生産の鍵となるのが、このキクラゲ栽培コンテナ。
これまで難しかったキクラゲの栽培を、培ったノウハウとIoT、ICT技術で外部環境に関わらず温湿度制御す
ることで可能にするとのことです。
さらにビッグデータを活用し、生産高の把握や生産調整、在庫コントロールも可能とのこと。
(キクラゲ栽培コンテナ)
(栽培コンテナの技術模式図)
これにより、コンテナの中に栽培技術と自動コントロール、さらには生産管理までパッケージ化することに
より、コンテナがあれば誰でも・どこでもキクラゲが栽培できるという環境が整います。
もう一つのキーワードは
本ビジネスにおけるもう一つのキーワードは「6次産業化」。
6次産業というのは、1次+2次+3次産業を総合的に推進することで、1+2+3=6という単なる足し算です。
ネーミングセンスの評価についてはさておき、農林漁業+製造業+小売業を一体化で進めるというのは、付
加価値を高めるためにも重要な施策だと思います。
すでに日本きくらげ社は1,000を超える販売網を確保しているとのことで、この点については大きな心配は
ないと思います。
食の安全が望まれる昨今、さらに外国産キクラゲには農薬などの問題も付きまとい、国産きくらげの需要は
主に高級店を中心にして相応にあるでしょう。
面白そうな事業ですが、さて発展するか
さらに日本きくらげ社は大手損害保険会社と提携し、菌床が何らかの要因により腐った場合や、天災などで
損失が発生した際、保険を利用して補償を受けられる体制も作っています。
コンテナに全技術を投入したパッケージ商品だけに、不測の事態への備えは必須だと思います。
あとは、国産きくらげがどの程度の価格になり、どの程度広まるのか。
高品質が高価格で売れるのは限度があり、ハイエンド側だけを追求しても需要は伸びません。
コンテナも物流も、数が多くなればボリュームディスカウントができる類のものですので、このビジネスが
どれだけ広まるかが鍵になるのではないでしょうか。
FUNDINNOなどの株式投資型クラウドファンディングは、案件を見ているだけでも最先端ビジネスの考え方
を学ぶことができ、刺激になることが多いものです。
重要情報については会員登録しなければ分からないものもありますので、投資をするかどうか決めかねてい
る人も、登録だけはしてみてはどうでしょうか。何かのヒントが隠れているかもしれません。
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posted by SALLOW at 18:00
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