2017年04月26日
案件紹介(スマートレンド、キャッシュフローファイナンス)
広告
スマートレンド 案件紹介
2017年4月にサービスを開始して1年、ビジネスモデルの変更と社長交代を打ち出したスマートレンドで
案件が登場していましたので、紹介したいと思います。
なお、私自身はこの案件には投資していません。
また、スマートレンドとの間に直接・間接の利害関係もありません(と、ポジション明確化)。
スマートレンドは代表者挨拶にあるように、今後は「小口分散された金融事業に特化」するとしています。
以前に、「日本での個人向けP2Pレンディングはやっぱり難しい?」の記事でも書いたのですが、
日本では諸処の事情があり、個人向けの小口分散金融にソーシャルレンディングが入るのは難しいです。
とは言え、不動産担保案件だけに集中していてはリスク分散にならないので、色々なビジネスモデルを持つ
ソーシャルレンディング事業者の案件に幅広く投資したいところ。
そういった意味で、スマートレンドの目指す方向には期待しています。
・事業支援型ローンファンド 第3号
予定利率:約6.5%
期間:15ヶ月
貸付総額:1,000万円
担保:親会社保証
貸付先は、エステサロンを利用する女性向けのクレジットサービス事業者です。
エステティックでは利用料金が高額になる場合があるため、それを割賦販返済するためのサービスを
提供していることになります。
・実質自己資本比率50%超
・回収金滞納率1%未満
という特徴から考えて、私が判断するなら安全性はそれなりにあると考えます。
ただ一つ、担保無しの代わりに保全として親会社の保証が付いているのは理解しますが、その親会社の
規模が不明なのが惜しいところです。
細部までは公開できなくても、親会社のおおまかな規模が分かればなお安心できると思います。
キャッシュフローファイナンス 案件紹介
もう一つ、CFF(キャッシュフローファイナンス)の案件紹介です。
私はこの案件に投資していないこと、直接間接の利害関係がない事は、上の案件と共通です。
こちらは以前に募集されたコインランドリー案件、これは多分業界初で面白い案件だと思ったのですが、
やはり魅力に感じるポイントは同じらしく、瞬間で蒸発してしまいました。
その後久々に案件が出たのですが、この案件には若干不満があります。
・【不動産担保付】ポートフォリオ ファンド1号
予定利率:約7%
期間:15ヶ月
貸付総額:5,500万円(主要な2案件合計)
担保:(おそらく)不動産担保
主な不安と不満は、下記の3点です。
@主要な案件の片方が、オープン記念ファンドと同じ
maneoでも最近あったのですが、(悪い言葉で言えば)売れ残ったファンドを抱き合わせ商法で
売ろうとしているような印象があり、あまり好意を抱けるものではないと思います。
*しかも、オープン記念ファンドより利率が1%下がっている
Aポートフォリオの意味が微妙
ポートフォリオという言葉は、おそらく複数案件を組み合わせてリスク分散を図っている事を
言っているのだと思いますが、@の通り片方がオープン記念ファンドと同じなので、
こちらに投資している人にとってはリスク分散になっていません。
B担保が何なのか明らかになっていない
オープン記念ファンドの方は「不動産担保の評価」と明言されているので良いのですが、もう片方は
案件紹介の表現が「不動産購入価格の評価」となっており、これが担保であるという確信が持てません。
考えすぎかもしれませんが、気になるところです。
ちょっと言いがかりのようなところもあるかもしれませんので、間違っていればご指摘下さい。
ソーシャルレンディングの事業者も増えてきましたので、各社には是非、健全に競争を行っていただき
様々な種類の案件を出していってもらいたいと思います。
ランキングに参加しています。
リンク先には同じ話題を取り扱うブログが沢山あります。こちらもいかがでしょうか。
posted by SALLOW at 16:20
| Comment(0)
| TrackBack(0)
| 投資案件紹介
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6207588
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック