2019年05月05日
目標を定めたら必ず実現を!中小企業診断士(上)
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中小企業診断士/行政書士 中村事務所HPhttp://www.nakamura-shindanshi.com
人間は目標を設定したらそれを達成するように自分に厳しくならねばならない。よく途中で諦め、できない・やらない理由をやたらを誇張して自分を正当化する人がいる。そういう人の言い訳は見苦しい。
中にはやる前からできない理由を列挙し、いかにも慎重派タイプのイメージを醸し出すような周りから見るとイライラしてくるようなタイプの人もいる。とにかく目標倒れの言い訳に終始する情けない人間だけにはならないようにしよう。
先日、テレビを見ていたら、中国では交通ルールを守らない人が多く、社会問題になっているらしい。そこで次から次へと新たな罰則をつくりルールを守らない人に罰則を課している場面が紹介された。日本では非難されるであろう罰則も強行にされていて中々面白かった。
中国当局では失敗しようが成功しようが、「まずやってみよう」をモットーとしているらしい国民性の違いはあるが、他国のいい所は見習わねばいけないだろう。
私は40歳前の会社員時代(外食チェーン企業)に将来は経営コンサルタントになって独立したいと強く思い、「中小企業診断士」の資格を取得することを目標に設定した。
私が中小企業診断士を取る動機には経営コンサルタントになって中小企業支援に関わりたい、頑張っている中小企業社長を応援したいという目的だけでなく、屈辱からの解放があったことが実情でもある。
外食チェーン企業の経営指導員だった時、加盟店オーナーは曲者だらけで新米の私は酷い目にあった。上司も最悪な方で会議の度にその曲者達の前で私に罵声を浴びせ、自分の威厳を誇示する為に私を利用し日々が苦痛だった。だから自分の存在を認めさせる為に経営指導の専門化であるこの資格を取得する為に勉強したのである。
私は飲食店(焼肉レストラン)を2店舗経営していたことがあるが、そもそも私が飲食店を経営するきっかけは「中小企業診断士」を取得するための勉強時間の確保が目的であったこともある。朝の早くから終電で帰宅する毎日、休日も満足の取れない状態ではどうしても勉強時間の確保が難しく時間だけが過ぎる毎日で地団駄を踏んでいた。
そこで考えたのが自ら店を経営したら、上司からも誰からも干渉されることなく、自由な時間を資格勉強に誰に気兼ねすることなく、充当できるのではという短絡的な考えからである。
諸事情で無資金状態の我が家であった。資金なしで焼肉屋ができる訳がないし幼子(2人)のいる家族持ちだ。無謀過ぎる行動に家族も不安状態たが、今後の充実した人生の為に必要と思い不退転の決意で挑んだ。
飲食店開業はある加盟店から辞めたいとの申し出があり、これは千載一遇のチャンスと思い、そこに私が名乗りを上げたのだ。業績不振の店だったが市場調査から商圏の潜在力は分かっており、効果ある施策の実施とやる気をお客様にアピールすれば再生可能と思っていた。自信満々だったのでリスクある賭けに身を投じたのだ。
開業は4月1日、前日まで前オーナーが営業。入替日なしだ。休むのが勿体ないからで、間を開けてリニューアルオープンをするほうが地域住民にアピールできるからとも考えたが、リニューアルする費用がないので、そのままオーナーが入れ替わった状態で営業した。
造作物・什器備品は無償譲渡、従業員もそのまま、在庫を買取り釣銭の5万と共に後日払い、賃貸物件の保証金(350万)と仲介手数料(38万)は金ができた段階で前オーナーに支払う条件で前オーナーの差し入れ保証金はそのままにしてもらった。
フランチャイズ加盟金は無償(元本部員の特権)、仕入は末締めの20日払いの信用取引だ。だからキャッシュなしで50日分仕入れできて、お客さんは殆どが現金払いなので50日分の現金売り上げがストックできるといった開店さ資金を活用して返済と支払いをするように資金繰りをしていった。まさしく0からのスタートがいよいよ始まった。
・・・・・続く
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