2019年04月27日
建設業許可申請は難しい!
昨日は行政書士業務の中でも取扱者が多い、「建設業許可申請の基礎研修」に参加した。私は以前、スーパーゼネコンの一次請負会社の経営顧問を4年やった経験があり、その会社の工事現場の安全パトロールには何度も参加して、ある程度は建設業の仕組みや現場の雰囲気は分かったつもりでいた。また顧問先の元請はスーパーゼネコンだけであり、安全書類を中心に管理が徹底された環境を経験してきたので、自分なりに分かっていたつもりでいた。元請主催の安全講習会にも参加し、下請けに対する安全講習もマニュアルを見ながら形式的だが実施したこともあっただけに講義を受けて素人そのものだなと恥ずかしくなったものである。
そもそも私は、元請であるスーパーゼネコンと顧問先が請け負った工事で事故があり、そこでの被災者との示談交渉(2年間も時間を要した難儀な事故であった)の窓口としても直接的に元請から業務受託した関係で、色々と建設業界のことを知ると共に建設関係の人脈ができたことも、行政書士を目指す一因でもあった。だからこの業務は外せないので真剣に聞きすぎて、頭が疲れた感は否めない。無知的部分が多い中、講師の方の丁寧な説明で何とかついていく事もできて充実した時間であったことには感謝している。
しかし、複雑で責任の重い業務なので自分でできるかなという不安は隠せない。取りあえずは顧問時代に形成した人脈をベースに独立志向の若手にアプローチして数をこなし経験を蓄積させていこうと思うが、中途半端な知識や経験ではできるものではないので出来るものなら、どこかに外注に出そうかなと思ったりもする。(笑)
4月2日に登録されて自分なりに目的を定め、予定を組んで可能な限り主要業務の研修を受講するようにして、今回で3回目だが結構疲れるものである。行政書士大阪会は入会金は若干高い分、充実した研修内容らしく費用対効果的にはいいと思うが、実際には自分の仕事もあるので参加しきれないなという贅沢な悩みもある。業務を覚えることに焦り過ぎて、失敗して人に迷惑をかけないように確実な仕事をしていきたいと思う。
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