2019年04月11日
中小企業の社長さん!頑張れ!
日本の会社数の99.7%は中小企業、85%は小規模企業。小規模社長は1人で何役もこなし何かあれば、総て自分で責任を取り辛いものである。だが社長業は一度やったら病みつきになり辞められない人も多い。実は私もそうであった。やはり使われるより使うほうがいいものである。大会社の歯車より小さくてもお山の大将になる方が激務でしんどくてもやりがいがあるのだ。小さい頃から野球をやっていた子が、高校野球でも甲子園常連校で部員数の多い有名私立高校より、甲子園には遠いかもしれないが確実にレギュラーになれる公立高校を選ぶ子もいるだろう。一概には言えないが、大勢に埋もれるよりも個性ある自分らしさを発揮できる環境に入った方が、成長するタイプもいるので自分の適性を見極めよう。とても気持ちが分かる。
社長は目標を明確にし皆を導き成果を上げる力、皆をまとめる人望がある力が必要である。皆のモチベーションを高めれば成果が上がる訳ではなく、皆が仲良ければ組織運営が上手くいく訳でもない。社長は組織のリーダーであり成功に導く人で、その場の楽しさや一時の感情に流されてはいけない。「初志貫徹」で妥協は禁物だ。だから周りの人が寄り付かず孤独になるケースもあるが、それが嫌だったら社長にならなければいい。もちろん皆が和気あいあいとしたアットホームな社風をつくり、全員の和で目標達成する社長もいるだろうが。
人がいないからしんどいとボヤき、意欲低下が顕著な中小社長がいる。人手不足でも省力化・IT導入・アウトソーシングに取り組み業績を伸ばす会社は多いので見習ってほしいものである。従業員の兼業化で柔軟な応援体制を確立する等、工夫次第で生産性は向上するし、従業員もスキルアップに繋がる。それらをやってくれた人には公正な評価と適正な処遇をしてあげれば、さらに頑張ってくれる筈である。自分のスキルアップもできて給料も上がって喜ぶ従業員は、会社への忠誠度が高まり、定着して会社に貢献してくれる。ボヤくよりもどうすればうまくいくか考えよう。
自営業は自己責任で誰も助けてくれないから、自分の頑張り次第で今後の人生が決まる。頑張った分が自分に利益として還元される。だが頑張り過ぎてキャパシティを超えるの仕事が常態化してたら仕事の品質低下による顧客離反、体を壊し将来の利益を犠牲にするリスクがある。そうなるとせっかく無理して築き上げた顧客からの信用・信頼が水泡に帰すことになる。「無理せず楽せず長期視点で」を念頭に頑張ってほしい。。
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