2019年01月17日
働き方改革の成果を出そう!
社員の紹介を通して人材を獲得する「リファ
ラル採用」が広まっている。類は友を呼び、
組織の一体感も醸成でき、採用・育成コスト
も抑制できるメリットがある。1人の後ろには
30人程度の知人がいるだろうし、優秀な人間
には優秀な人材が集まるだろうからちょうど
良い。育成に於いてもその社員を通じてやれ
ば容易で会社にも溶け込みやすいだろう。
しかし会社のことが好きで忠誠心のある社員
でないと友人を紹介しないだろう。また採用
した人があまり使いものにならなかった時の
対応も難しい。この点の対策を講じる必要が
ある。
会社もこれを機に社員と良好な関係を築かな
いと逸材の獲得機会を失うのではなかろう
が。経営戦略=組織戦略とのことを念頭に置
いて人材の採用・利活用をしていこう。
働き方改革で「休みを取れ、残業を減らせ」
と上から指示されても、業務の見直しもせず、
従業員のスキルアップもせずに最大課題であ
る生産性向上との両立は難しいのは当然だ。
「だったらムダな仕事を増やすな」と上に対
して愚痴るだけで組織の中に壁ができてしま
う。働き方改革をするなら、業務の棚卸しを
してムダな作業や自社でやる必要のない業務
はなくすかアウトソーシングをすること、単
能工から多能工へ従業員の働き方を変え、そ
れに応じた業務マニュアルの作成や動機付け
を図るための人事・賃金制度を確立させない
とスローガンだけで中身が伴わないだろう。
経営者はもっと現場目線で、現場は経営者目
線で考えるなど相互理解が必要だろう。
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