中小企業診断士です。資格取得を目指している人への応援、中小企業の社長様への応援日記です。

後継者不在で事業承継が困難で、従業員の雇用や顧客・取引先に迷惑をかけずに引退を考えている社長が多いと思う。

M&Aで売却することができることも検討したらいいと思う。

しかし社長に権限が集中し社長不在では事業継続できない会社は難しい。

各々の従業員に権限・責任・役割が明確にされ社長不在でも事業運営できる組織体制を確立することが必要だ。






以前ある会社の社長から「もう自分も高齢だし体力的にもしんどいが子供もおらんし継ぐ者がおらんのでどうしたらいいか」と相談があった。

2代目社長で親の代から通算すると業歴42年の鍍金会社。

長年の顧客や取引先もあり従業員も７人いる。会社の現状を聞き説明した。

「社長への依存度が高い会社は難しいです。もちろん極端に人手不足の会社でとにかく人が欲しいという会社は別ですが。」

要は社長がいないと回らない会社の売却は難しいという事です。