「<シーズン1> 冷蔵庫の掃除は炊き込み御飯。」
https://fanblogs.jp/ryourinobetsujin/archive/17/0
の中で「ブレーカーをあげ、プラグをつないでおく」とあるのを見て、
当時は電気をブレーカーから切りまくっていたことを思い出した。
もともとは、落雷による家電品の破損や留守時の失火を防ぐため始めた。
ご存知のとおり、落雷による架電流は、
送電網のそこかしこでブロックされる仕掛けになっているものの、
落雷点の周辺では、瞬間的な過大電圧のブロックがどうしても間に合わず、
オフになっているスイッチをも強行突破して、接続された家電品の
基盤を焼いてだめにしてしまったり、火災の原因になったりする。
また、機器が正常であっても、震災のときのように、
振動で転倒したままのヒーターなどが、復旧した送電で加熱、
火災原因となる場合もある。これを避けるためでもある。
事実、ある程度の振動でブレーカーを落とす仕掛けは、かなり売れたと聞く。
築後時間がたっている物件ゆえ、配電機構の劣化のリスクは織り込まざるを得ないとして、
これらのリスクを回避するには、配線と配電が少ないほどよいので、
接続を物理的に遮断、つまりプラグを外した上で、
ブレーカーもおとすことを、習慣づけていた。
一般家庭において常時通電させておかねばならない家電品とはなんだろうか。
火災/煙報知機やセキュリティ設備の類が100v電源型ならばそれらと、
冷凍冷蔵庫、バス・トイレのファンといったところか。
常時運用型の医療機器もそうやね。
わたしの場合、防犯対策で部屋の電気をどこか一灯、いつも点けてきたが、
幸いなことに、
わが家においてそれらは偶然、ブレーカーのとある1回線に集中していて、
電気容量の関係で、炊飯器や電子レンジの電源は別の回線を割り当てているから、
常時通電のもの以外の回線は、ブレーカーのところでまとめて落とすことができた。
家電製品関係の方々には申し訳ないが、
タイマーやメモリー、リモコンを使う調理器具やAV機器は除外する。
便利に見えるだけで生活必需ではないからだ。
その結果、電気代が思いのほか下がった。
わが家の家電品は、経緯あって、基本的にいただきものか
必要に迫られリサイクルショップで購入したもので、数は少ないが、
製造年月度が古い。 どうやら待機電力が馬鹿にならなんだようだ。
固定費をどう抑えて可処分所得にまわすか、に
頭を抱えていたわたしには朗報だった。
試してみるものだね。
現在、母親をひきとったので常時だれかがおり、あまり神経質にならずともよいが、
二人そろって外出するときなどは、今でも不要なブレーカーは落としている。
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