宅建士の浪漫館(ろまんかん)です。
中古マンション購入時の注意点になります。
今回はリフォームについて。
たとえば、アナタは不動産屋などでキレイに室内をリフォームされた物件を買ったとします。
引っ越しも終え、楽しい新生活をスタートさせました。
すると突然、アナタの真下の部屋の住人が怒鳴り込んできたのです。
「お宅の家から水が漏れて、うちが水びたしだよ!!」
あわてて管理人と3人で真下の部屋にアナタは向かいました。
そこには濡れネズミになった階下の奥さんがぼうぜんと立っていたのです。
家に上がらせてもらったアナタは驚くべき光景を目にしました。
ダババババババ・・・・・
まるで雨のように天井から水が流れていたのです。
画像はイメージです。
管理会社がアナタの家を調査すると、お風呂の配管(下水管)に穴があいていて、下の家に雨のように降り注いでいることがわかりました。
さいわいマンション保険で水びだしになった家の被害は補填されました。
けれど、配管の穴はアナタが自費で修理しなければなりません。
せっかくリフォームしたばかりの家を購入したアナタ。
水漏れが怖くて水を使えません。新しいフローリングも剥がさなければなりません。
配管を交換するために、30万円以上の修理費を用意しなければいけなくなったのです。
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配管も寿命は永遠ではない
さて・・・どうしてこんなことになったのでしょうか。
どんな物にも寿命があります。
それは床下に設置された給水管、排水管も同じ。
わたしの住むところは築28年ですが、すでに3件も水漏れ事故がおきています。
つまり・・・いつわたしの部屋から水漏れがしてもおかしくないのです。
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リフォーム時は配管も交換しよう
さて中古マンションを購入するときの注意点です。
床のフローリングを交換するのであれば、配管も新たに交換するのが一番。
すでに新しくしてあった、新しくしたのであれば問題はありません。
不動産屋やマンションの管理組合に水漏れが発生していないか・・・の確認もお忘れなく。
ロビーの掲示板に注意文が貼ってあるかもしれないので、それも要チェック。
築年数が20年以上、経過しているのであれば床材と同時に交換してしまいましょう。
家具を運び込んでから、人が住んでから床工事をするのは大変なので。
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まとめ
いかがでしたか。
どんなに内装がきれいでも、配管はボロボロなんてこともありえるのです。
人間と同じで、どんなにお化粧でごまかしても暴飲暴食・怠惰な生活を続けていて体は不健康でボロボロみたいなもの。
見た目のキレイさに騙されないようにしてくださいね。
ひかリノベ