2017年07月27日
子どものやる気は○の○で上がる?!
夏休みに入って、そろそろ一週間。
いつもは学校にいる時間でも、
朝全然起きてこなくて、お昼までだらだらして
ごはん食べて遊びに行って、
テレビ見たりゲームしたりスマホいじってたり…
いつ勉強すんねーん!!!!
…って、ついつい怒っちゃってませんか?
長いこと家に子どもがいるから、
日頃の様子に輪をかけて目について
気になってイライラして怒っちゃうんですよね。
でもそれ、お互い嫌な気分になる上に
子どものやる気を削いでしまうんです…
今回は、子どもをやる気にさせるために必要なことについてご紹介します。
1.「○○したい」には段階がある
「○○したい」には段階がある
人間には、赤ちゃんから死ぬまで「○○したい」という気持ちがあります。
この気持ちを、心理学では欲求、と呼びます。
この欲求には、大きく分けて物質的欲求・精神的欲求の2分野あり
それがまたさらに段階分けされていると考えられています。
いわゆる、マズローの欲求五段階説、というやつです。
だいぶ簡略化してますが、この図見たことある方多いんじゃあないかしら。
そしてこの欲求の段階は、下の層が満たされてから上の階層の欲求が出てきます。
「勉強したい」という欲求は、この図でいくと一番上です。難易度爆絶級ですね。
つまり、自分から頑張る気になるにはそれ以下の欲求が満たされている必要があるってことです!!!
2.やる気になる声かけの仕方
やる気になる声かけの仕方
段階的に「○○したい」という欲求を満たしていくことで、
最終的に自己実現欲求という
「自主的な努力によって自分の目標を達成したい」欲求が芽生えます。
そんなの何年かかるやら…って感じですが、
こればっかりは長い目で見てじっくりやっていくしかありません。
お子さんの様子によって、どんな声かけがいいかまとめました。
@親の言うことを聞かない、または親にべったり
愛情欲求(愛されたい欲求)が満たされていない状態です。
「あなたが大切よ」
「あなたが何もしなくても大好きなのよ」
ということを言葉と行動で示してあげてください。
かなりしんどいし時間もかかりますが、
勉強面だけでなく今後のお子さんの人生にも関わるので
根気よく続けてあげてほしいです。
Aやってみようとしない、無気力
これも@と近いのですが、承認欲求(認められたい欲求)を満たしてあげると良いでしょう。
特に、取り掛かろうとした意志や取り組んだ過程を褒めてあげてください。
「○○しようとしてたね、えらいやん!」
「これとこれ、苦手なのに2問も解けたね!」
といった感じに、当たり前のことや些細なことでも構いません。
Bすぐ飽きてやめてしまう
長続きしない理由は様々ですが、努力を認めてもらえないからやる気をなくすという子は多いです。
そういった子には、尊敬欲求を満たしてあげましょう。
「すごいね!」
「さすがだね!」
といった感じですかね。
3.まとめ
まとめ
ここまでご覧になって、もうお気づきだと思います。
そう、褒めてばっかりだということに!(ドンッ
甘やかしてばっかりでいいのかと心配ですか?
確かに叱ったり注意したりする場面は必要です。
でもそれって、危険なとき・他人を傷つけるときだけじゃあないですか。
他の場面では叱らなくても通じます。
本当に無条件に子どもを愛してると伝えること
子どもに安心を与えること
自分を誇りに思ってくれてると実感させること
これはぼくら塾や家庭教師などにはできません。
保護者であるあなたにしか、できないんです。
思いっきり褒めまくってください。
初めはウザがるかもしれません。
でも、親に褒められるのが子どもは一番嬉しいんです。
もし嬉しくないとしたら、
親子関係を根本的に見直して修復する必要があります。
子どものやる気は、親の愛で上がる。
ぼくは本気でそう思ってます。
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