2021年09月14日
現場の力とケアマネと
“理由を探る”認知症ケア 関わり方が180度変わる本 [ 裴鎬洙 ] 価格:1,650円 |
認知症利用者さんが、職員に手を上げてしまった
あってはいけないことだけど、現場では、時々起こる
そして、いつも言われるのは
「何で、そんな対応になったの?」と
職員にとっては、叩かれたことよりもつらい言葉である
回避できなかった自分の技術を責められていると思ってしまう
細心の注意をはらって介護する現場で
安全のためにとった行動が、認知症のある利用者さんの不安を招き
不安を言葉で伝えられない結果として、暴力になる
“理由を探る”認知症ケア 関わり方が180度変わる本 [ 裴鎬洙 ] 価格:1,650円 |
利用者さんが転倒しないよう、叩かれても逃げずに支えた職員
暴言を吐かれながら、排泄介助を続けるヘルパー
なんでそこまで、と思うほど
現場の介護は、熱く、使命感を持ってやっている
家族やケアマネが、もう無理かな、と思う場面で
もう少し、やってみますと言ってくれる現場
ありがたくて、泣けてくる
この対応で本当に良かったのか、
他に選択肢はなかったのか、考えられる方法はないか
検証することは必要である
でも、それは、結果を責めるものではなく
これからのケアをより良くしていくための評価である
人と向き合えるスキルを持つ介護士が
理想とするケアの実現を目指し続けていけること
失望して辞めていくのではなく
希望を持って働き続けていけるように
できることは、
支え、励まし、寄り添い続けること
感謝を伝え、家族や本人との橋渡しをしていくこと
成長欲求を守り続けていく
これも
ケアマネジャーの大切な役割
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