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2020年10月04日

とある科学の超電磁砲T 24話感想 3D作画でダイナミックに動く怪獣大決戦

第24話「拡散」


※原作未読の方はコメントオフでの視聴をオススメします。
あらすじ
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瓦礫を取り込み巨大化したドッペルゲンガーに対し、美琴は砂鉄で巨人を作り応戦する。
ドッペルゲンガーは砂鉄巨人の塵を利用し、自身の研究データが存在する飛行船を発見し捕捉する。
現場に駆けつけた繰歯は飛行船上でドッペルゲンガー本体と交渉するが決裂、飛行船より落下する。
繰歯は屍喰部隊が救出、美琴はリーダーのサポートを受け飛行船上でドッペルゲンガーと対決する。
感想
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「そりゃあ……質量には質量で」
第五位に聞かれたらさすが脳筋の発想力ねぇと言われそうな美琴の回答。瓦礫の怪獣と同様3D作画で生成されていく砂鉄の巨人がカッコよすぎる。荘厳なBGMも相まって完全に怪獣映画の様相だが、ご覧の作品は「とある科学の超電磁砲T」で間違いありません。


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瓦礫の中から出てくるドッペルゲンガーの本体。原作ではこの時点では全裸なのだがアニメではさすがに「衣」を着ていた。まあ漫画よりバストトップを隠すのが大変だろうし、シリアスなシーンで「謎の光」が出てくるのもそぐわないので変更もやむなしか。ちなみにこの「衣」はドッペルゲンガーの「能力」そのものなのであまり早く出すとネタバレになり得るのだが、アニメのスパンではこの回で正体判明するので問題ないという判断だろう。

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瓦礫怪獣VS砂鉄巨人(雷巨人)のバトルがぐりぐり動いて興奮せざるを得ない。常に振動する砂鉄を2Dで表現するのはかなり難しそうなので、10話の無数の車が道を開けるシーン同様に3D作画の利点が活かされている。3D作画スタッフさんのツイートを紹介。



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巨人対決では不利と見るやガスホルダーを落とす作戦に切り替えるドッペルゲンガー。ガスホルダーが打ち上がる瞬間、視点がダイナミックに回転するシーンが印象的。遠く離れた巨大な物体を地面からちぎって打ち上げ、しかも複数同時も可能という点に凄まじいスペックが伺える。

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ここの初春佐天と黒子の描写はアニオリ。初春が久しぶりと言っているので20話でフレンダを待っていた日と同日ということだろうか?少しの出番でもCV新井さんの怪演で爪痕を残していく変態黒子に笑うしかない。

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砂鉄の弾丸を撃たせることで粉塵を空に舞い上げさせ、飛行船の位置を特定するドッペルゲンガー。美琴と交戦する可能性を考慮していたとはいえ砂鉄巨人を繰り出すところまでは予測が難しいはずなので、臨機応変の思考力が伺える。人工知能は演算速度や試行回数に優れるが新たに発想するのは苦手分野のはずなので、このあたりはドッペルゲンガーの「人間っぽさ」として描かれているようにも思える。

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瓦礫怪獣から無数のメカ繰歯が生成されぱらぱらと剥がれていく。原作だと1コマの小さい描写にゾワッとするくらいだったがアニメで動くとストレートに気持ち悪い。どうでもいいがこういう能力で生成されるオブジェクトがどれもしっかり人の形などにデッサンとれている(?)のがすごい。ナルの紙などもそうだが芸術的感性が鋭い連中である。うらやましい!無数のメカ繰歯の背中から紐状のものが飛び出し集まり、巨大な女性の形になって飛行船を捕捉する。この辺の具体的な意味を計りかねる演出はエヴァリスペクトだろうか。

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スクーターで駆けつける繰歯。転ぶあたりが運痴勢である。CV種崎さんによる、冷静冷徹なドッペルゲンガーとメカ繰歯にさらわれて悲鳴を上げる繰歯の演じ分けがお見事。追いかける美琴のモノローグでドッペルの目的に対する考察が入るところはアニオリ。アニメだと早いペースで話が進んでいくのでちょくちょく解説が入るのは親切だし、この直後の交渉シーンはドッペルの目的を意識していたほうが見応えがあるので、地味だが微に入り細を穿つ脚本。

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ドッペルゲンガーと交渉する繰歯。交渉とは相手の目的を把握していなければどうやってもうまく行かないものだが……このシーンはストーリーを最後まで把握してから見返すとより味わい深い。というわけで↓


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「母を助ける算段がついた今、この命などに……」
んん?原作では美琴に助けられてから現場にくるまでに、自宅から研究成果を所長らに送るシーンがあるのだが、アニメではなぜかカットされている。これがないと「算段がついた」ことにならないのでは?何かしら意図があってカットしたのならこのセリフも変更すべきだが、自決する動機が薄くなるのでそもそもカットすべきでない部分に思える。1シーンまるごとうっかり忘れるとも思えないのでちょっと改変意図がわからない。

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(地面まで何秒……?!)「まかせろ」
大ピンチに義理を果たしに駆けつけるリーダー。アツい。空中に大量の目玉が浮かぶ不気味な能力もめちゃくちゃカッコよく見える。BGMも良い。照れるリーダーの横にニヤついている薬丸が描かれるのはアニオリだが、美琴に協力することをリーダーが残り3人に相談したのは間違いなく、それを象徴する描写。唾棄する「いい子ちゃん」寄りの行動ではあるがリーダーが言うのなら、と従ったことが推測できる。屍喰部隊の仲のよさが表現されていてたいへん良い。

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ドッペルゲンガーの「能力」が明らかに。魂の憑依ではなく、特殊なオリジナル人工筋肉を電気信号で操っているだけの、超能力でも魔術でもない100%科学の産物のようだ。……いや無理じゃない?13話の初春の映像トリック以上に無理じゃない??遠隔であれだけパワフルな筋肉を操るのに電力はどうしているのだろうとかいろいろツッコミが湧いてくるが、そういうものなんだと納得しておこう。学園都市の科学力は世界一ィィィ!食蜂がカイツに出迎えられているが、これまで外で会うのを避けていた印象だが夜なら大丈夫なのだろうか。

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「真の絶望は魂の不在を確信したことじゃないかしら?」
「……ようこそ。歓迎するよ超電磁砲」
飛行船上で最後の対決に臨む美琴とドッペルゲンガー。美琴の質問を無視するところが原作より「間」が作られていて印象的。美琴が「これ以上何を望むわけ?」と繰歯が落下死したていで問いかけるところがこの作品の「キャラクター視点」重視が見えて(繰歯が助かったことを美琴や視聴者は知っているがドッペルは知らない)細かいところだが好きな描写。

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「人間に対する復讐……とでも言えばいいのかな」


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砂鉄の剣でドッペルゲンガーと対峙する美琴。足場である飛行船が動くことで三次元的でダイナミックな戦いになっている。美琴の向きも瞬時に把握してサポートするリーダーが実に優秀。彼女の能力「鳥瞰把握(プレデター)」は原作によるとレベル3だが昼間に性能低下するのでそれも含めての評価なのだろう、夜間かつリーダー個人の知的スペックを合わせればかなり強力な能力者と言える。美琴の超電磁砲をどこか穏やかな表情で受けるドッペルゲンガー、というところで次回へ。最終回感想は全体感想も含めて書く予定なのでちょっと遅くなるかも。




posted by ぺーた at 15:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ
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