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posted by fanblog

2019年04月17日

ウレタンについて

先日、TVが故障し、Fanフィルターを交換する際に、フィルターの代替品を探すのに若干苦労した。

そもそも、このフィルターの素材はなんだ?
手掛かりはすきまテープに書いてあった。

●はりつけ直後はウレタンフォーム素材や接着剤のニオイがするので....... 
とかかれている。
uletan-tape.JPG

そうか、ウレタンだったんだ。
過去に見た類似した素材がつかわれていたものは。
散布機のエアーフィルター
マザーボードや精密機器のクッション材
など。

素材の化学的性質の中に、「分解は素材が合成された時から始まる」とある。
確かに、TVのfanフィルターは10年たって、指で触ると、ボロボロに崩れる。

記事参考:
 SONY TV ファンフィルター交換するも結果むなしく

加水分解ってゆうやつらしい。中学か高校の時ならったが、詳細はさっぱり。

なんで、このような素材が、交換を前提としないTVのフィルターの使われるのか疑問に思う。通気と防塵性?を優先し、耐久性は軽視したのか?代わりのものが無いのか?コストだうんか?
それとも、これより良い素材がないのか?
化学的性質
抗張力や耐摩耗性、耐油性に優れるが、耐熱性や耐水性は他の合成ゴムに比べ低い。水分による加水分解や空気中の窒素酸化物(NOx)、塩分、紫外線、熱、微生物などの影響で、徐々に分解される。分解はその素材が合成された時から始まる。
− ウィキペディア(Wikipedia)より引用 −


この素材は色んな所で使われている。
台所の洗い物用スポンジ、各種フィルター、クッション材など

スピーカーのエッジもウレタン素材のものが多いが、
おそらく10年くらいでボロボロになってしまうウレタン素材を何でスピーカーに使用するのだろう

sp-edge.JPG

スピーカーエッジの役割

受け売り+脚色があるが、
■センターの保持
 振動版を正しくセンターに置き、正確、忠実な音を出す。
 ボイスコイルがマグネット接触しないよう。

■低域制御
 大音量時には特に低域では、スピーカーも大きく振幅する。これをエッジで受け止めダンパーとして働き破損を防ぐ。

■振動版背面の音の遮断
 背面の音が混ざると音も濁るのを抑制。SP背面の音を利用するバスレフタイプのSPでは、特に重要。

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