2023年02月26日
父の1周忌を終えての検証と反省
父の1周忌がやっと終わりました。
なれない事に加えコロナ渦の事もあって、準備には気を使いました。
至らない点、失礼な点も多々あったかと思われます。
自宅でお弁当はよかったのか?
私の住む地域(田舎)では、1周忌を行う際は一般に自宅で法要、お経を頂き、その後会食をします。
会食は、自宅で行う事もあれば、料理屋さんで行う事もあります。
ここ10年くらいでは料理屋さんで行う事が多くなったように感じます。
しかし、今はコロナ渦、近く2類から5類に移行されるとは言え、自宅の法事でコロナ感染、最悪命まで失ってしまうのは怖いです。参列者はこれ位の方が多いし!
悩んだあげく、「会食はせず、お弁当で対応しようか」
という事になりました。
お弁当であれば、急がしい方、コロナが心配な方は、弁当と引出物を持って帰るだけ。
残って話をしたい方は、お弁当を広げて食べてもいいいし、会食はちょっとという方はマスクをつけたままおしゃべりしても構わないし、と言う考えでいました。
また、自宅から会場を移動するとなると、タクシー、バスの手配や段取りで金銭的にも、待ち時間の面でも良くありません。お弁当なら、会場移動の際のデメリットがありません。
当初は、そう考えていました!
が、途中から昔気質の母が、
「いや、席(お膳)にはついてもらわないといかん!」
と言い出し、再検討することになります。
結局、テーブルに名前を貼って席を用意し、弁当、ノンアルコールビール、缶ビールまたはお茶、ガラスコップを各席に用意しました。
ガラスコップが衛生上気になる方には、紙コップ、プラスチックの使い捨てコップを用意しました。
結果、参列者の対応は
約40%がお弁当を開け会食。
残り60%はノンアルコールピールと自前のお吸い物だけでおしゃべりをしていました。
ビールをあける方はノンアルコールも飲んでおり全体の10%いらっしゃいました。
会食が終わるまで、全員残って下さり、ありがたかったです。
ただ、マスクをはずしておしゃべりする方が多く見られました。
飲食が入ると、どうしてもマスクは外しがちになってしまうようです。
缶ビールは失礼だったのでは?
お酒が入るとどうしても大声になったり、マスクをはずしたりします。遠方から来られる方も数名いらっしゃるため、基本、ノンアルコールを各自の席に用意しました。
ただ、地元の方が多く歩きやお迎えのかたもあるため、通常のビールも用意しました。
一般的には、瓶ビールかと思うんですが、ビールやコップの回し飲みによるコロナ感染を考慮して、不本意ですが缶ビールで対応しました。
今回の状況でああれば、失礼だったかな?
と今でも反省しております。
御仏前を返すのは失礼だったのでは?
母親の意見を尊重して、御仏前は全てお返しする事にしました。
お借りの際は目立たず見つからないように!
家に帰ってからは発見できるように!
引出物の、箱と箱の間にしのべせて置きました。
ただし、御仏前を返す、受取らないこの行為も、失礼に当たることかもしれません。
御仏前は本来、仏様にお供えするもの(お金)であって、我々家族にいただいたものではありません。
それを、突き返すという事は、仏様(父親)、列席者にとって大変失礼なことでは?
と思うようになりました。
まとめ、いまの気持ちと反省
自宅でお弁当はよかったのか?
結果、良かった思います。
良かった点
テーブルに名札を付け対策するなどして、全員に最後まで残ってもらえた。
故人の話や、おしゃべりができた。
悪かった点
食事をしない方はノンアルコールとお吸い物、漬物くらいで時間をつぶさなければならない。
寒い季節に冷たいご飯のお弁当を食べなければならない。
缶ビールは失礼だったのでは?
何ともいえません。
まー仕方ないかも。でも瓶ビールでも良かったかもという感じです。
御仏前を返すのは失礼だったのでは?
失礼だったように思います。反省です。
メリット
参列者にとっては、現金が戻ってくる。出費が減る。ラッキー!
デメリット
御仏前の本来の意向に反しているように思える。
拒絶されたようで気分を害したり、嫌な気分になる方もいらっしゃるかも。
招待する側にとっては、収入源が減り出費がかさむ。
以上、1周忌における色々悩んだ揚げ句の経緯と結果でした。
なお、引出物の準備に当たってはシャディーさんにはお世話になりました。
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