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2020年06月30日

レース回顧 宝塚記念

28日(日)阪神で行われた宝塚記念は道中中団外目を追走したクロノジェネシスが直線他馬を突き放して圧勝しましたね。

この日の阪神は午前中に降雨はなく良まで回復しましたが、このレース前に集中豪雨。結果このレースは稍重。馬場レベルは普通にタフではあったでしょう。
勝ちタイムは2分13秒5。
ラップバランスとしては前傾ラップ。
細かく見ると、序盤がかなり速く、1、2コーナーで緩み、そこからは
淡々と進み、ラストは速い脚は問われずの持久力勝負になっています。
序盤で無理せず後方からの馬が上位に来ていますし、馬場の巧拙も含めて、それなりにレア度の高いレースではあったと見ています。

勝ったクロノジェネシスは好スタートではありましたが、流れを考慮して中団まで控えたのは正解でしたね。
ただ、この馬の位置でも平均位ではあるので追走は当然問われていますし、そこからの持久力勝負で他馬を寄せ付けなかったという内容でしたね。
強い競馬ではありましたが、ここは適正が完全に噛み合った形だとも思うので、軽い馬場で同様に強いかとなると疑問符は付きますが、先が楽しみになるパフォーマンスであったのは間違いないでしょう。

2着はキセキ。
出遅れて前に行けませんでしたが、ペースを考えれば吉とでましたね。
こういった馬場も相対的に見ればアドバンテージにはなったでしょう。
ベストは超高速の府中なんでしょうし、そこでは前行ってナンボとなるわけで、掴みどころの難しい馬ではありますよね。

3着はモズベッロ。
出遅れて後方からの競馬がハマったというのはキセキと同じイメージですね。
勝ち馬との着差も着差ですし、特殊なレース質でもあるので、どこまで評価していいのかの部分はありますが、この馬なりに成長はしているということなんでしょうね。

4着はサートゥルナーリア。
スタートは良かったものの、ペースを考慮して控える形。全体的にロス無く立ちまわっていましたし、不得手な条件下では健闘した4着だとは見ています。
この馬は府中であまり良くありませんし、国内でGTとなると意外と限定的になってしまいそうな感はありますよね。

5着はメイショウテンゲン。
後方から、しぶとく差し込んで来ての5着。
なんだかんだで、この馬の適正に噛み合うレース質が多いですね(苦笑)


6着はラッキーライラック。
好位から勝ちに行く競馬で、ペースを考えると苦しい競馬になってしまいましたね。まぁ、悲観する負けではないと思います。

16着はブラストワンピース。
こちらも前半突っ込みすぎたきらいはありますが、それにしても負け過ぎなのは確か。状態面も今一歩だったのでしょうか。

17着はグローリーウェイズ。
ペースを考えれば位置取りは悪くなかったと思います。
こちらは休み明けで中身ができていなかったということでしょう。

馬券的にはハズレ。
ここは獲れても単勝だけでしたね。
まぁ、完敗です。










2020年06月27日

2020年6月28日 予想 宝塚記念

28日(日)阪神では上半期の総決算宝塚記念が行われます。
今年は例年と比べても、いいメンバーが揃いましたし、楽しみですね。

明日は多少の雨の影響を受けそうな予報ですし、この時期の阪神でもありますから、そこまでの切れは求められずのタフよりの馬場想定でいいでしょう。
今年の宝塚は、そこに重点を置いての予想としてみることにします。

◎はブラストワンピースとします。
タフな馬場でのパワー勝負ならワンチャンスあっても、おかしくない馬だと見ています。
下手に包まれそうな内枠よりは、大外枠のほうが競馬はしやすいと思いますし、帝王賞で一つ勝って川田Jも多少は気がラクにはなったでしょうから、ここは思い切った騎乗にも期待します。

〇はクロノジェネシス。
ここ二走の内容は非常にいいと思いますし、馬場がタフよりになるのもマイナス条件ではないでしょう。
正直、安定感という意味では本命馬より、こちらかなとも思うのですが、今回はこの序列で勝負とします。

▲はグローリーウェイズ。
この条件なら普通に一番強い可能性はある馬かなとは見ています。
ただ、ローテ的には一枚割引でしょうし、今回はこの位置かなという見立てです。

△はペルシアンナイトとラッキーライラック。
ペルシアンナイトは高速マイルよりは、今回の条件のほうが合う気はします。
内で死んだふりからの一発に期待。
ラッキーライラックは今回の条件がベストとは思いませんが、バッサリ切るのは怖かったので最後に抑えておきます。


推奨馬券
単勝 18

馬単
16⇔18 3⇔18 3⇔16

馬連
2-18 2-16 2-3
11-18 11-16 3-11
以上、13点とします。

サートゥルナーリアは普通に強いとは思いますが、折り合いを意識しすぎて予想以上にポジションを下げてしまうと苦しくなる可能性はあるかなと。かつ、タフよりの馬場よりは軽い馬場の方がとは見ています。




2020年06月25日

レース回顧 帝王賞

24日(水)大井で行われた帝王賞はクリソベリルが好位外目から早め先頭で押し切り完勝。
改めて力を見せつけた一戦になりましたね。


この日の大井は不良スタートでしたが、このレースまでには稍重まで回復。脚抜きよく、時計的には結構出るイメージではありましたね。
勝ちタイムは2分05秒3。
ラップバランスとしてはかなりのスロー。序盤、中盤とペースは上がらず、流石に向う正面あたりでケイティとオメガあたりは動いていきましたが、そこから一息入ってラストまで落とさずの競馬。
スローからの2F戦のような形にはなっていますし、後半要素はそれなりに求められたレースになっていますね。後ろよりは前に有利な流れだったのは間違いないでしょう。

勝ったクリソベリルはスタート良く好位確保。そこからはスローペースに合わせる形で折り合い重視の競馬。ラストは後続を寄せ付けずの完勝でしたね。
まぁ、正攻法の競馬で、これだけのメンバーの中での完勝ではあるので、改めて強い馬だなとはなりますね。
サウジの後遺症もなさそうですし、当面はこの馬が王者として他馬を迎え撃つ構図でこの路線は進んでいくんでしょうね。

2着はオメガパフューム。
ソツなく乗って、最低限の結果は出せたのかなという印象ですね。
ポジションが取れる馬ではないので、こういった流れになるといかんせん苦しかったでしょうし、自分で競馬を作れるタイプでないこの馬としては致し方ない2着と言ったところでしょうか。

3着はチュウワウィザード。
悪くはない競馬だとは思うのですが、勝ち負けまで持っていくには、もう一つ前のポジションかワンテンポ早い仕掛けが欲しかったところですね。
上位2頭とは展開一つでという力関係だと思いますし、悲観する敗戦ではないかなと見ています。

4着はワイドファラオ。
スローの単騎逃げから、出し抜く形は取れましたし、この馬としては理想の競馬ができましたね。
この形での4着ではあるので、距離適性を含めた力負けではあると思いますが、一定の評価はしたい4着ではありますね。

5着はノンコノユメ。
スローで切れを問われる形は苦しかったと見ています。底力で確保した5着と見ますし、まだまだこのレベルでも怖い馬ではありますね。

6着はケイティブレイブ。
この馬もスローに泣かされたくちですね。
ポジション差がという流れになってしまいましたし、これは致し方なしでしょう。

10着はルヴァンスレーヴ。
流れや展開うんぬんはありますが、いいとこなしではありました。
全盛期と比べれば別馬ですし、これはちょっと厳しそうですね。

馬券的にはハズレ。
まぁ、ここまで堅いとお手上げです。






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