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2020年06月25日

レース回顧 帝王賞

24日(水)大井で行われた帝王賞はクリソベリルが好位外目から早め先頭で押し切り完勝。
改めて力を見せつけた一戦になりましたね。


この日の大井は不良スタートでしたが、このレースまでには稍重まで回復。脚抜きよく、時計的には結構出るイメージではありましたね。
勝ちタイムは2分05秒3。
ラップバランスとしてはかなりのスロー。序盤、中盤とペースは上がらず、流石に向う正面あたりでケイティとオメガあたりは動いていきましたが、そこから一息入ってラストまで落とさずの競馬。
スローからの2F戦のような形にはなっていますし、後半要素はそれなりに求められたレースになっていますね。後ろよりは前に有利な流れだったのは間違いないでしょう。

勝ったクリソベリルはスタート良く好位確保。そこからはスローペースに合わせる形で折り合い重視の競馬。ラストは後続を寄せ付けずの完勝でしたね。
まぁ、正攻法の競馬で、これだけのメンバーの中での完勝ではあるので、改めて強い馬だなとはなりますね。
サウジの後遺症もなさそうですし、当面はこの馬が王者として他馬を迎え撃つ構図でこの路線は進んでいくんでしょうね。

2着はオメガパフューム。
ソツなく乗って、最低限の結果は出せたのかなという印象ですね。
ポジションが取れる馬ではないので、こういった流れになるといかんせん苦しかったでしょうし、自分で競馬を作れるタイプでないこの馬としては致し方ない2着と言ったところでしょうか。

3着はチュウワウィザード。
悪くはない競馬だとは思うのですが、勝ち負けまで持っていくには、もう一つ前のポジションかワンテンポ早い仕掛けが欲しかったところですね。
上位2頭とは展開一つでという力関係だと思いますし、悲観する敗戦ではないかなと見ています。

4着はワイドファラオ。
スローの単騎逃げから、出し抜く形は取れましたし、この馬としては理想の競馬ができましたね。
この形での4着ではあるので、距離適性を含めた力負けではあると思いますが、一定の評価はしたい4着ではありますね。

5着はノンコノユメ。
スローで切れを問われる形は苦しかったと見ています。底力で確保した5着と見ますし、まだまだこのレベルでも怖い馬ではありますね。

6着はケイティブレイブ。
この馬もスローに泣かされたくちですね。
ポジション差がという流れになってしまいましたし、これは致し方なしでしょう。

10着はルヴァンスレーヴ。
流れや展開うんぬんはありますが、いいとこなしではありました。
全盛期と比べれば別馬ですし、これはちょっと厳しそうですね。

馬券的にはハズレ。
まぁ、ここまで堅いとお手上げです。






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