ノリベッキオの馬券王への道

25日（日）中山で行われた有馬記念は3歳馬イクイノックスが威風堂々押し切って勝利しましたね。

この日の中山は良。
馬場レベルは標準くらいだったと見ています。
勝ちタイムは2分32秒4。
ラップバランスとしてはスロー。
このコースらしく向う正面から仕掛けが入ってのスローロンスパ戦ではあります。
最期は持続だけでだなく切れまで引き出したラップになっていますし、この面から見ても勝ち馬の強さは相当でしたね。

勝ったのはイクイノックス。
スタート決めて道中は中団追走。
少し折り合いは欠いていましたが結果的に誤差でしたね。
コーナーは持ったままの手応えで直線は突き放す完勝でした。
現時点では馬場不問で怪物という評価になりますし、王者ということになりますね。
エフフォーリアのように萎むことさえなければ来年もこの馬中心にとはなるでしょうか。

2着はボルドグフーシュ。
スタートは出負け気味で道中は後方イン追走。
向う正面から仕掛けて、手応えよく捲りが決まりましたね。
強気に動いたぶんラストは少し甘くなりましたが、3着以下との着差を見ても強い競馬でした。
この馬も3歳でまだまだノビシロも期待できますし、長距離路線で中心になって欲しい1頭ですね。

3着はジェラルディーナ。
この馬もスタートはよくなくて道中は後方追走。
仕掛けの意識も2着馬よりは弱くて、勝ちにいくなら共に上がっていくくらいの気概は欲しかったですかね。
ただ距離を伸ばしてからはホント安定してますし、馬自身も本格化してそうで、この勢いのままなら来年も楽しみですね。

4着はイズジョーノキセキ。
スタート決めて道中は好位追走。
バランスよく乗ってきた印象ですが馬も頑張りましたね。
ちょっと掴みどころのないタイプではありますが、改めて地力はつけてきていますね。

5着はエフフォーリア。
道中は中団追走。終始外々の競馬ではありましたが、昨年比較だとやはり走らなかったとはなるでしょう。
状態面は悪そうに見えませんでしたし、そのあたりから考えてもなんともではあるんですが。
どこかで一度スイッチが入るようなレースがないと、このままズルズルもあるかもですね。

馬券的にはハズレ。
1、2着がヌケですからね、完敗でした（苦笑）
まぁ、調子に乗るとこうなるということでしょうか。