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去年、東京・三鷹市で女子高校生が殺害された事件で、殺人などの罪に問われている元交際相手の男の初公判が東京地方裁判所立川支部で開かれ、男は起訴された内容を認めました。

この事件は去年１０月、東京・三鷹市の高校３年生が自宅の敷地内などでナイフで刺されて殺害されたもので、ストーカー行為をしていた元交際相手で京都に住む池永チャールストーマス被告（２２）が殺人などの罪に問われています。
２２日に東京地方裁判所立川支部で初公判が開かれ、池永被告は「相違ありません」と話し、起訴された内容を認めました。
このあと検察は冒頭陳述で、「被告は去年１月に別れ話を切り出されたあとも、交際を続けるようしつこく求めた。被害者の父親から注意され、連絡するのをやめたが未練を断ち切れず、ほかの男性と交際されるくらいなら殺害しようと考えた」と述べました。そのうえで、「事件当日、被害者の家に侵入し、クローゼットの中に隠れて帰宅を待ち続けた。そして、被告に気づいて逃げる被害者を追いかけ、ナイフで何度も刺して殺害した」と指摘しました。
一方、弁護側は「被告は幼少期に虐待を受け、こうした心理的な問題が事件にどのように影響したのかを考えて刑を決めてほしい」と述べました。
判決は来月１日に言い渡されます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140722/k10013182491000.html



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