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先月、愛媛県伊予市の市営団地の部屋で１７歳の少女が遺体で見つかった事件で、警察は、少女に繰り返し暴行を加え死亡させたとして死体遺棄の疑いで逮捕されていたこの部屋に住む女ら４人に加え女の長女や次女ら合わせて８人を傷害致死の疑いで逮捕しました。
警察は動機などを詳しく調べています。

先月１５日、伊予市にある市営団地の部屋の押し入れで、松山市の無職、大野裕香さん（１７）が遺体で見つかり、この部屋に住む３６歳の女と女の長男ら４人が死体遺棄の疑いで逮捕されました。
警察は、遺体の全身に複数のあざがあったことや、逮捕された４人の一部が繰り返し暴行を加えたことを認める供述をしたことなどから、傷害致死の疑いでも捜査を進めていました。
その結果、逮捕した４人に加え、女の長女と中学３年生の次女、それに部屋に出入りしていた別の少年ら２人の合わせて８人が、先月１３日から１４日ごろにかけて、部屋で殴る蹴るなどの暴行を加え死亡させた疑いが強まり、５日、傷害致死の疑いで逮捕しました。
調べに対して、８人は全員容疑を認めているということです。
警察は事件のいきさつや動機などを詳しく調べています。
この事件では、児童相談所や伊予市、それに警察に少女が暴行を受けているという情報が事前に寄せられていたのに被害を防げず、関係機関の連携の在り方などに問題があったことから、対策の検討が進められています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140905/t10014373241000.html








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