今回で組立・塗装の完成となります。
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今回は王蟲に足を取り付ける工程です。この勢いのまま完成させたいと思います。
王蟲の胴体に取り付ける足は4種類でそれぞれ13個づつ付属します。
これらの足をゲートから切り出し整形するのですが、整形箇所はゲートの切り出し部分だけではありません。
プラスチック形成時に出来てしまうパーティングラインの処理も1本1本行わなくてはなりません。
足のパーツはとにかく細かいです。
一つづつ丁寧に作業をするしかないのですが、何せ4種類×13本ですから合計52本。
52本の同じようなパーツを飽きずに丁寧に作業することがこれほど苦痛・・・いや骨が折れる作業だとは思いませんでした。
前置きはこのくらいにして実際の作業です。
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まずは上の写真にある形状のパーツを整形します。
ゲートの切り出し部分のペーパーがけとパーティングラインの消込です。
作業が終わったパーツは形状がわからなくならないよう同じ形どうしにまとめておきます。
足のパーツはこれだけあります。
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
整形が終わったら次は塗装です。
まずはお馴染みのサーフェーサー吹きからです。その後、エアブラシでブラック→濃緑→明緑と塗料を塗り重ねます。そしてドライブラシです。
それなりに苦労はしたのですが、文章にしてしまうと何ともあっさりしたものとなってしまいますね。
それではこれらの工程を終えたパーツ(足)を王蟲の胴体(腹)に装着してみます。
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足を胴体に取り付ける際、取り付け箇所や向きは説明書では細かく指定しておりません。製作者のセンスとインスピレーションで取り付けるようです。
この部分についてはせっかくいい感じで取り付けられた角度や向きなどが変わってしまわないように、接着剤をつけて装着し、その後仰向けにしておき乾燥時間を設けます。
接着剤が乾燥したら仰向けにしていた王蟲をひっくり返して完成です!
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王蟲の組立は、足以外の部分は比較的容易で、本当にすぐに組立塗装まで出来てしまいます。
ですがその後の足の組立と塗装を考慮すると根気がいる製作ではあると思います。
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今回は説明書通りの順番で組み立ててみましたが、モチベーションをあげる理由からも面倒である足の部分から作業を始めて、その後完成の姿が見えてくる胴体部分を組み立てるという手順でも良いかもしれません。
今回はここまでです。
次回は完成記事を書いて王蟲製作記事の終了となります。
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