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2015年04月15日

0018. ジャンルごとにアドリブをしてみる@ブルース

こんばんわ。おんがくりろんでごはんたべたい(灬╹ω╹灬)です




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♪♪今回はアドリブ。ブルース編です






■ブルース(key=A)



ブルース進行(クイックチェンジver.)

@|A7|D7|A7|A7|
A|D7|D7|A7|A7|
B|E7|D7|A7|E7|


@から順にBまで演奏して、また@に戻る

よくあるブルースの進行(12小節)です。


伴奏者、リズム隊は、シャッフルビートで演奏してください。









楽器ごとのよくある奏法



●GUITAR

・A minor pentatonicをつかってメロディを弾く
(1 ♭3 4 5 ♭7)


・♭3や♭5、♭7の音はブルーノートといい、

ブルースなどのジャンルでとても好まれる音となっている
(♭5はminor pentatonicにはないが、よく使われる)


・6thや9thのテンションの音もよく使う


・ブルースでは特に♭3→3の動きがフレーズとしてよく使われる


・♭5の音を出す意味から4の音をチョーキングしたり、スライドで4と5の間を行き来したりすることもよくある


theory0045_Aminpen1.gif




伴奏... コードバッキングが多い






●Bass...ルート音を追う。コードトーンやスケールで動くことも多い。

theory0046_Aminpen2.gif







ブルースは、「コール&レスポンス」が基本なので、

アドリブなどのフレーズは、
ひたすら弾き続けるって感じではなく

何か1フレーズ弾いたら、他のメンバーが音でそれに応えるって形で、
会話をするように、音を交換していく。










雰囲気がでるまで
なんども合わせて、楽しんでみてください












(*´Д`)=3ハァ・・・

実技的なものを文章で説明する難しさを知る








予定では、

この先、ロック、メタル、ロックンロール、
ハードロック、ジャズなどにも触れていく予定ですけど



もしかしたら説明のむずかしさから

断念して、
音楽理論の次の工程に進んでいくかもしれません







そのときはごめんなさいゞ(´Д`q汗)+・.






うへえ、応援よろしく、、、

















0017. アドリブをするための準備

おんがくりろんでごはんたべたい(灬╹ω╹灬)です








♪♪今回はかんたんなアドリブ方法を紹介します


バンドメンバーみんなで
セッションしてみたりして、
音楽の自由さを味わってみてね


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まずは説明から)



■アドリブをするために次の準備をしましょう


アドリブって聞くと
イメージ的には

即興で音楽をするって感じがするけど


即興音楽っていった場合は、
Improvisation(インプロビゼーション)といい

アドリブとちょっとだけニュアンスが違います。










インプロビゼーションは、
かんたんに言うと、その場で作曲されていく様を
演奏として楽しむ、ジャンルの演奏スタイルで

自由に、思うがままに、
その場で音楽を作り上げていきます


それに対してアドリブは
ある程度決まった音楽の枠組みに対して、

フレーズなどを新たに生み出していくことで

どちらかというと「アレンジ」の手法です





こんなくらいの説明でよいかな。

即興音楽好きから怒られたりしない??

[壁]_・。)チラッ














■で、今回はアドリブの練習をしていきます


アドリブする時は

スケールさえちゃんと選べてれば

旋律については適当に弾いても、わりとぽいものになるので
リズムにあわせて弾くだけで大丈夫です



なのでまずはここを大事にしてください

・まずは各スケール(各モード)をしっかりおぼえる
・ジャンル特有のフレーズやリズムを身に着けて利用する
・ジャンル特有の楽器の使い方を利用する
・難しく考えずとりあえず弾いてみる勇気をもつ



そのうえで、
そのジャンルの特徴を表現するためには

リズムやフレーズなどの枠組みを
どう演奏すればいいのかを
常に考えていくことも必要になります


たとえば、

同じコード進行でも、

A→Dなら、日本のフォークやロックぽくなり

A7→D7のように、♭7をコードに足すとシカゴブルースぽくなり

A7(13)→D7(9)のようにテンションを使うとjazzぽくなります



→こうした経験が、後々はアレンジで生かされてきます














■リズムなどのバックの演奏がないときは


CDなどの楽曲に合わせてアドリブする際は、

→ まずその曲のKeyを探ること。


・曲をかけながら低音を弾いてみてはまる音を探す。
(Bassの動きを探すという意味ではない)

曲は常にTonicの音に進んでいるので、
Keyを探りながら適当に低音を弾いていると、
どこかの音がはまって聞こえます。不思議と。

そこがその曲のKeyです。



・Keyが分かったら使うスケールを決める

(スケールは1つじゃないとダメというわけではない)




音源が無いときは

キーボードの自動演奏などを利用するのも便利














次回からジャンルごとに、
もうすこし具体的な内容でアドリブ方法書きます




お楽しみにいいいいい\(○^ω^○)/
















0016. アレンジのすすめ

こんにちわ。おんがくりろんでごはんたべたい(灬╹ω╹灬)です









♪♪今回からしばらく息抜き回です(*'-'*)エヘヘ





前回でスケールの話が終了で

このさきはちょっとずつ高度な理論の話にはいります


でもその前に、

なぜ音楽理論をする必要があるのかって部分について
ふれておきます


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音楽理論で学んだ内容を

何に使うかというのは人それぞれ。


ここは自由がいいよね




音楽活動のためだったり、指導者としてであったり

楽しみかたの1つとして、

いろいろな使い方をしてみてね


ヾ(*・ω・)ノ゜+.゜












ただ、音楽理論を学んでいる段階では

何が出来るようになったらいいのかってのが
はっきりしてないと
がんばる方向が見えないので



学ぶこと自体の
共通のゴールをここで決めておきますね



音楽するって意味のゴールじゃなくて、

あくまでも
ここまでできたら音楽理論が身に着いたぞおおお


って意味のゴールね(●´艸`)フ゛ハッ







これから進めていく
音楽理論は


『 音楽を自由にアレンジできるようになる 』


ここが目標です










【TVアニメ化】響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ (宝島社文庫 『日本ラブストーリー大賞』シリーズ)








音楽については

■その段階を意識して、学んでいくことが大切。




@ 作曲 の段階


純粋な曲のオリジナルの形。

音楽は演奏のスタイルによって、
曲の形が大きく変わってくるけど

これはあくまでアレンジをした結果であり、

曲づくりの段階では、

その原型をつくっていることを意識する




A アレンジ の段階


演奏のスタイルにあわせて
曲をどうアレンジするかを考える


アレンジとは、じぶんたちの表現したい形に
曲をつくり変えていくこと


・曲のジャンルをどうするか
・演奏の表現やノリをどうするか など

→実際の演奏スタイルを決めていく


そのためには
原曲がアナライズ(分析)できることが重要です





B アンサンブル の段階


曲をつくっている音を

バンドなどの編成にあわせて

楽器ごとに割り振る




C 演奏力向上のためのパフォーマンスの段階 など




絶対! うまくなる 吹奏楽100のコツ








まとめ)

アレンジをするためにも、

曲の仕組みが理解できるようになりましょう




理論をする意味

→アレンジができるようになることが、何より重要

(自分の中の「音楽」を人に伝えることができるから)




なので音楽理論として身に着けていくのは


@ 作曲と
A アレンジが

可能になるまで頑張ってきましょ





ちなみに
今、バンドアンサンブルについての
新しいブログ立ち上げるかどうか、迷い中


二兎追ってこっちの更新遅くなったら

あかんし( ゚д゚ )どうしよう




とりあえず、ここのブログは

音楽理論にしぼってがんばっていくので


ここからもよろしくお願いします



まいどー(人´∀`).☆.。.:*・












といいつつ、次回は、ちょっと息抜き(おまけ)で

ジャンルごとにアドリブする方法に触れていきます





楽しみにしててね




















0015. 平行するMODEのとらえ方

おんがくりろんでごはんたべたい(灬╹ω╹灬)です









♪♪今回はモードの使い方について少しふれます





まずモードには

民族的な音楽というニュアンスが先にあります






●スケールがメロディを音程的に利用するために
音楽的に作られてきた音楽のものさししだとすると



●モードは、民族的な音楽において、
その民族ごとにつむがれてきた独自な音楽において

よく使われてきたものが音階として残されてきたもので


音程的にも鍵盤などで演奏できないものもあるので

実際の民族音階的なモードの種類は
相当な数が存在しているようです






そのうち現在の
1オクターブ半音12音(12平均律)で
演奏可能な音階としてよく使われるのが


@Ionian

ADorian

BPhrygian

CLydian

DMixolydian

EAeolian

FLocrianの7種類です







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これらの現代の音楽で利用されるモードとして


その使い方を考えた場合、

大きく分けると2つの使い方があります




@コード進行感のある曲において、
そのコードに対して利用するスケールの選択肢として。



Ajazzにおいての「純粋なモード音楽」に対して
コード進行を見せない演奏に利用するため。





Point!
曲にはかならず
コードがあるわけじゃなくて、

あえてコードを見せないように作られる音楽もあるので

今回の話で、そこも意識してもらうといいかもね



ヾ(*・ω・)ノ゜+.












どちらの奏法も、
音楽理論の内容が進めば説明はあるのですが

しばらくは@が出来るようになることが目標になります


今回はそのさわりだけ紹介しておきます





@コード進行に対してのモードの選び方


たとえば曲が、key=C で

次のようなコード進行があったとします。


|D-7     |G7    |Cmaj7  |






アドリブをするとき

それぞれのコードに対して、

何のスケールを選択するかを考えます






 曲のKeyがCなので、

 平行するモードは、

  @C Ionian
  AD Dorian
  BE Phrygian
  CF Lydian
  DG Mixolydian
  EA Aeolian
  FB Locrian となる。


 これらは構成音が同じなので、
 どのモードを使っても結局、
 同じ音を使っていることになる      





なので

|D-7   |G7    |Cmaj7  |


|C Ionian |C Ionian |C Ionian |でも

|D Dorian |D Dorian |D Dorian|でも

|E Phrygian|E Phrygian|E Phrygian|でも

 ・・・
 ・・

|B Locrian |B Locrian |B Locrian |でも






同じ構成音を使っているので、

曲の調性はくずれない。






しかし、曲の進行感をより出しながら

アドリブをするなら、


|D-7   |G7     |Cmaj7 |

|D Dorian |G Mixolydian|C Ionian|


のようなモードの選び方で、それぞれの

Tonic、Center tone、Character toneを意識して
アドリブする。





コード進行の仕組みがより高度にできたり

スケールの理解がすすむと

そのコードに対して使えるスケールの選択肢が
どんどん増えていきます




ここは音楽理論を進めていくうえでの

楽しさですね(●´艸`)フ゛ハッ

















 ちなみにAの純粋なモード音楽とは、


 jazzで言うバップなどのような、
 コード進行が複雑化していった時代の後に、


 それとはまた別のスタイルの音楽として
 生み出された奏法で


 モードを使って、コード進行感を出さずに
 曲を流していく。




(演奏方法)


 この時、旋律も伴奏もBassも、

 モードの音から自由に音を選び、
 センスで曲を演奏していく



 伴奏は、コードを弾くのではなく

 モードの音から、2、3音を選び自由に弾いていく




→モード音楽はコードを見せない音楽

 演奏にはセンスがいる。

















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