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2015年04月09日

0005. 簡単な♭方向への移調 練習

こんばんわ。おんがくりろんでごはんたべたい(灬╹ω╹灬)です








♪♪12Keyの変換のつづきです


今回は、♭をつけるパターンを紹介します。



♭による移調でつくれるメジャースケールも、

C major scale からみて

F major scale
B♭major scale
E♭major scale
A♭major scale
D♭major scale
G♭major scale の順で移調するとわかりやすいです





1つだけ例で挙げてみます


● F major scale (ファソラシ♭ドレミファ)


 C major scale を F音 (ファ)からはじめて、
theory0011_fmaj.gif
   シを →シ♭にする



こんな感じで♭も(♯の移調の時と)同様に、
上記(C→F→B♭→E♭→A♭→D♭→G♭)順に移調していくと
フラットのパターンも完成します









今回はそっちは省略して


かんたん移調の♭方向を紹介します

♯方向はこちら

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移調♭方向の場合も
おなじく大事なポイントは2つ


@ ♭の数が増えていくKeyの順番
『C→F→B♭→E♭→A♭→D♭→G♭』


A 音階中の♭がついていく順番
『シ→ ミ→ ラ→ レ→ ソ→ ド』


この2つと、C major scaleのドレミファソラシドさえ覚えていれば簡単に移調できます





いっけんすると
また覚えるのが増えたようにみえるけど

シ→ミ→ラ→レ→ソ→ド

英語読みにして
右から読んでみて( ´艸`)ムププ


はい。またこれ ←

theory0012_re.siga.gif


滋賀県万能。




とはいえ、使いこなす意味ではちゃんと

シ→ミ→ラ→レ→ソ→ド順で覚えたほうがいいよ










以下、かんたん移調(♭)の手順です



●簡単な移調の方法

 ・移調したいKeyを確認します。

 ・トニック音を1番目にして、C major scaleを並び替える。

 ・そのKeyでつく♭の数を上記@より確認します。

 ・その数だけ、上記Aの順に♭をつけていきます。


 はい。やりかたは基本同じです










では実際にやってみましょう

((*’c_`艸笑))゙




例題) E♭ major scale をつくりなさい。


1.【移調したいKeyを確認します】

E♭major scale のトニックがE♭なので

→ KeyはE♭です




2.【トニック音を1番目にして、C major scaleを並び替える】

ミの音から順にmajor scale を並べなおします

→ ミ ファ ソ ラ シ ド レ ミ

(E♭ですが並べ替えはEからで大丈夫です)




3.【そのKeyでつく♭の数を上記@より確認します】

C→ F→ B♭→E♭→A♭→D♭→G♭ 
0123456


→ Key=E♭は ♭は3つです




4.【その♭の数だけ、上記Aの順に♭をつけていきます】

♭を3つつけるので、

音階中の♭がついていく順番『シ→ミ→ラ→レ→ソ→ド』でいうと、
@シ Aミ Bラ まで♭をつけていきます。

(2.で並び替えた C major scaleに♭をつけていきます)


→ ミ♭ ファ ソ ラ♭ シ♭ ド レ ミ♭

(ミは、最初と最後にあるのでつけ忘れ注意)




これで完成(●´艸`)


E♭major scale (ミ♭ファソラ♭シ♭ドレミ♭)












この手順で、次のKeyもためしてみましょ



問題)次のスケールをつくりなさい。


(1) C major scale


こたえ) そのまま。

→ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド





(2) D♭ major scale


こたえ)

1.【移調したいKeyを確認します】
Key=D♭

2.【トニック音を1番目にして、C major scaleを並び替え】
レミファソラシドレ

3.『そのKeyでつく♭の数を上記@より確認します】
シ、ミ、ラ、レ、ソ (5つ)

4.【その♭の数だけ、上記Aの順に♭をつけていきます】


→ レ♭ミ♭フ ァソ♭ラ♭シ♭ド レ♭





(3) E♭ major scale


こたえ)

1.【移調したいKeyを確認します】
Key=E♭

2.【トニック音を1番目にして、C major scaleを並び替え】
ミファソラシドレミ

3.『そのKeyでつく♭の数を上記@より確認します】
シ、ミ、ラ (3つ)

4.【その♭の数だけ、上記Aの順に♭をつけていきます】


→ ミ♭ファ ソ ラ♭シ♭ド レ ミ♭





(4) F major scale


こたえ)

1.【移調したいKeyを確認します】
Key=F

2.【トニック音を1番目にして、C major scaleを並び替え】
ファソラシドレミファ

3.『そのKeyでつく♭の数を上記@より確認します】
シ (1つ)

4.【その♭の数だけ、上記Aの順に♭をつけていきます】


→ ファ ソ ラ シ♭ド レ ミ ファ





(5) G♭ major scale


こたえ)

1.【移調したいKeyを確認します】
Key=G♭

2.【トニック音を1番目にして、C major scaleを並び替え】
ソラシドレミファソ

3.『そのKeyでつく♭の数を上記@より確認します】
シ、ミ、ラ、レ、ソ、ド (6つ)

4.【その♭の数だけ、上記Aの順に♭をつけていきます】


→ ソ♭ラ♭シ♭ド♭レ♭ミ♭ファ ソ♭





(6) A♭ major scale


こたえ)

1.【移調したいKeyを確認します】
Key=A♭

2.【トニック音を1番目にして、C major scaleを並び替え】
ラシドレミファソラ

3.『そのKeyでつく♭の数を上記@より確認します】
シ、ミ、ラ、レ (4つ)

4.【その♭の数だけ、上記Aの順に♭をつけていきます】


→ ラ♭シ♭ド レ♭ミ♭ファ ソ ラ♭





(6) B♭ major scale


こたえ)

1.【移調したいKeyを確認します】
Key=B♭

2.【トニック音を1番目にして、C major scaleを並び替え】
シドレミファソラシ

3.『そのKeyでつく♭の数を上記@より確認します】
シ、ミ (2つ)

4.【その♭の数だけ、上記Aの順に♭をつけていきます】


→ シ♭ド レ ミ♭ファ ソ ラ シ♭







おつかれさまです。

これで12Key制覇ですね



でも あともうちっとだけつづくんじゃ(゚ー゚)








0004. 簡単な♯方向への移調 練習

おんがくりろんでごはんたべたい(灬╹ω╹灬)です








♪♪12Keyの変換のつづきです


今回は、より簡単な移調の方法を紹介します。
まずは前回を読んでね


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大事なポイントはこの2つ

@ ♯の数が増えていくKeyの順番
『C → G → D → A → E → B → F♯』


A 音階中の♯がついていく順番
『ファ → ド → ソ → レ → ラ → ミ』


この2つと、C major scaleのドレミファソラシドさえ覚えていれば簡単に移調できます






以下が手順です


●簡単な移調の方法

 ・移調したいKeyを確認します。

 ・トニック音を1番目にして、C major scaleを並び替える。

 ・そのKeyでつく♯の数を、上記@より確認します。

 ・その♯の数だけ、上記Aの順に♯をつけていきます。


 はい。これで完成Ψ( ̄∀ ̄)Ψケケケ







実際にやってみましょう

例題) E major scale をつくりなさい。


1.【移調したいKeyを確認します】

E major scale のトニックがE なので

→ KeyはEです




2.【トニック音を1番目にして、C major scaleを並び替える】

ミの音から順にmajor scale を並べなおします

→ ミ ファ ソ ラ シ ド レ ミ




3.【そのKeyでつく♯の数を、上記@より確認します】

これですね。指折り数えます(最初のCは0個です。注意)
theory0010_cgdaebf+.gif

→ Key=E は ♯は4つです





4.【その♯の数だけ、上記Aの順に♯をつけていきます】

♯を4つつけるので、

音階中の♯がついていく順番『ファ→ド→ソ→レ→ラ→ミ』でいうと、
@ファ Aド Bソ Cレ まで♯をつけていきます。

(2.で並び替えた C major scaleに♯をつけていきます)


→ ミ ファ♯ ソ♯ ラ シ ド♯ レ♯ ミ




完成です(●´艸`)ね。簡単でしょ

E major scale (ミ ファ♯ ソ♯ ラ シ ド♯ レ♯ ミ)







この手順で、次のKeyもためしてみてください。



問題)次のスケールをつくりなさい。


(1) C major scale


こたえ) そのまま。

→ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド





(2) D major scale


こたえ)

1.【移調したいKeyを確認します】
Key=D

2.【トニック音を1番目にして、C major scaleを並び替え】
レミファソラシドレ

3.『そのKeyでつく♯の数を、上記@より確認します】
ファ、ド (2つ)

4.【その♯の数だけ、上記Aの順に♯をつけて完成】


→ レ ミ ファ♯ ソ ラ シ ド♯ レ





(3) E major scale


こたえ)

1.【移調したいKeyを確認します】
Key=E

2.【トニック音を1番目にして、C major scaleを並び替え】
ミファソラシドレミ

3.『そのKeyでつく♯の数を、上記@より確認します】
ファ、ド、ソ、レ (4つ)

4.【その♯の数だけ、上記Aの順に♯をつけて完成】


→ミ ファ♯ ソ♯ ラ シ ド♯ レ♯ ミ





(4) G major scale


こたえ)

1.【移調したいKeyを確認します】
Key=G

2.【トニック音を1番目にして、C major scaleを並び替え】
ソラシドレミミファソ

3.『そのKeyでつく♯の数を、上記@より確認します】
ファ (1つ)

4.【その♯の数だけ、上記Aの順に♯をつけて完成】


→ソ ラ シ ド レ ミ ファ♯ ソ





(5) A major scale


こたえ)

1.【移調したいKeyを確認します】
Key=A

2.【トニック音を1番目にして、C major scaleを並び替え】
ラシドレミファソラ

3.『そのKeyでつく♯の数を、上記@より確認します】
ファ、ド、ソ (3つ)

4.【その♯の数だけ、上記Aの順に♯をつけて完成】


→ラ シ ド♯ レ ミ ファ♯ ソ♯ ラ





(6) B major scale


こたえ)

1.【移調したいKeyを確認します】
Key=B

2.【トニック音を1番目にして、C major scaleを並び替え】
シドレミファソラシ

3.『そのKeyでつく♯の数を、上記@より確認します】
ファ、ド、ソ、レ、ラ (5つ)

4.【その♯の数だけ、上記Aの順に♯をつけて完成】


→シ ド♯ レ♯ ミ ファ♯ ソ♯ ラ♯ シ





(7) F♯ major scale



こたえ)

1.【移調したいKeyを確認します】
Key=F♯

2.【トニック音を1番目にして、C major scaleを並び替え】
ファソラシドレミ(F♯もファから並び替えます)


3.『そのKeyでつく♯の数を、上記@より確認します】
ファ、ド、ソ、レ、ラ、ミ (6つ)

4.【その♯の数だけ、上記Aの順に♯をつけて完成】


→ファ♯ ソ♯ ラ♯ シ ド♯ レ♯ ファ(ミ♯) ファ♯













おつかれさまです。みんなもう完ぺきですねヾ(*・ω・)ノ゜+.゜


次回は♭のつける移調にはいりますね







0003. 12keyの移調について

おんがくりろんでごはんたべたい(灬╹ω╹灬)です。








♪♪音階(scale)についての つづきのつづきです


スケールは各音の全半の配列できまります。

■■▲■■■▲の配列は、メジャースケールっていいます

メジャースケールについてはこちらで。




今回は、移調について触れます

Keyの変換です



同じメジャースケールでも

C major scale 
D major scale 
E major scale
F major scale
G major scale
A major scale
B major scale とかいろいろあります


何が違うかっていうと
最初の英語が違いますね

はじめのアルファベット部分が、そのスケールのKey(調)をあらわしてます

この音がそのスケールの配列の一番下の基準になる音で

『 トニック 』っていいます。



1オクターブは半音ずつ数えると12音あるので
異名同音をわけずに考えると

Keyの種類は12種類あるってことになります


(異名同音→#、♭で言い方は違うけど、同じ鍵盤の音ってやつです)



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●Keyを移調してきましょ

Point!!

 どのKeyも音の配列は■■▲■■■▲で同じです

 スケールのはじまりの音はトニックの音から


 次の順番で移調していくとわかりやすいです





注意)

ここからの@~Fはややこしいんですけど

図の意味が分からなくても

かんたんに移調する方法が



実は他にもあります( •̀ .̫ •́ )✧



よくわからないときは飛ばして下の★から見てください



簡単な移調方法は次回に書きます






@C major scale (ドレミファソラシド)

theory0001_doremi.gif

  そのまんま。













AG major scale (ソラシドレミファ♯ソ)


  C major scale を G音(ソ)からはじめて、
theory0004_gmaj.gif
   ファを →ファ♯にする








BD major scale (レミファ♯ソラシド♯レ)

  G major scale を D音(レ)からはじめて、
theory0005_dmaj.gif
   ドを → ド♯にする








CA major scale (ラシド♯レミファ♯ソ♯ラ)

  D major scale を A音(ラ)からはじめて、
theory0006_amaj.gif
   ソを →ソ♯にする








DE major scale (ミファ♯ソ♯ラシド♯レ♯ミ)

  A major scale を E音(ミ)からはじめて、
theory0007_emaj.gif
   レを →レ♯にする








EB major scale (シド♯レ♯ミファ♯ソ♯ラ♯シ)

  E major scale を B音(シ)からはじめて、
theory0008_bmaj.gif
   ラを →ラ♯にする








FF♯ major scale (ファ♯ソ♯ラ♯シド♯レ♯ミ♯ファ♯)

  B major scale を F♯音(ファ♯)からはじめて、
theory0009_f+maj.gif
   ミを →ミ♯(ファ)にする













★以上6つ(Key=Cを除く)が♯をつけて移調するタイプのKeyです


もっとかんたんに移調するために
上の絵のポイントをまとめた表をつくりました

 Key  ♯の数  ♯のつく音 
 C:  0個      な し   
 G:  1個  ファ
 D:  2個  ファ、ド
 A:  3個  ファ、ド、ソ
 E:  4個  ファ、ド、ソ、レ
 B:  5個  ファ、ド、ソ、レ、ラ
 F♯:  6個  ファ、ド、ソ、レ、ラ、ミ 


ここから次の2つのポイントだけおぼえたら準備完了です




●1つめ( •̀ .̫ •́ )✧ ♯の数が増えていくKeyの順番

C→G→D→A→E→B→F♯ 
0123456



なので このKeyの順番と♯の数をおぼえます。


おぼえ方は

 C → G → D → A → E → B → F♯
theory0010_cgdaebf+.gif

 これでかんぺき(´゚ c_,゚`) 字が ←






●2つめ( •̀ .̫ •́ )✧ 音階中の♯がついていく順番も。


KeyがC→G→D→A→E→B→F♯の順に移調するたび、

♯のつく音は規則正しく増えていってます




『 ファ → ド → → ソ → レ → ラ → ミ 』

シャープのつく音の順番は この並びで覚えてください








この2つをおぼえると

簡単な移調ができるようになります





つづきはまた次回。楽しみにしててくださいね





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