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2015年04月14日
0014. 平行するモード
こんばんわ。おんがくりろんでごはんたべたい(灬╹ω╹灬)です
♪♪今回はモードの平行調について書いていきます
ここの後半で、12Keyに対応できるように、
平行するモードの計算問題いれてます。
でもちょっとむずかしいところなので
ここは解けなくても、先に進んでも大丈夫です
気にせず、次回からの内容を呼んで行ってね
先に進んで、また戻ったら
案外、できるようになってると思います
それではっどうぞおおおおおおヾ(*・ω・)ノ゜+.゜
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C major とA natural minorが同じ構成音でできているように、
モードでも、それぞれに平行する組み合わせがあります
C major scale = C Ionian
同様に、A natural minor = A Aeolian なので
C Ionian と A Aeolianも平行の関係です。
今回はここを
【転回】という手法で確認してみます
C Ionianは ドレミファソラシド の並びです
たとえばこれを
レの位置から並べなおして
レ ミ ファ ソ ラ シ ド レ とした場合、
トニックが「D」音の
何らかの音階ができあがります
こうした配列を並び替える手法を【転回】といい、
転回によってできた音階やコードのことを【転回形】といいます
この転回を繰り返し、
ミ ファ ソ ラ シ ド レ ミ ...
ファ ソ ラ シ ド レ ミ ファ ...
と数回、音階の並び替えを行えば、いずれは
A Aeolian の形になります
単純にC Ionianを並び替えていっただけなので
A Aeolian は キーも音階も違うけど、構成音が同じ
C Ionian と平行のモードであることがわかります
次に確認したいのは
A Aeolian以外の、並び替えた音階も
A Aeolianと同様にC Ionianと平行に関係にあるので
それぞれの何の音階なのかを考えてみます
上の表の配列を確認すると
Ionian、Aeolian以外の配列も、
7種類のモードと一致するのがわかります
そこで、それぞれのダイアトニックごとに、
配列に対応するモードを書いていくと
次のようになります
【C】■■▲■■■▲ → C Ionian
【D】 ■▲■■■▲■ → D Dorian
【E】 ▲■■■▲■■ → E Phrygian
【F】 ■■■▲■■▲ → F Lydian
【G】 ■■▲■■▲■ → G Mixolydian
【A】 ■▲■■▲■■ → A Aeolian
【B】 ▲■■▲■■■ → B Locrian
まとめ)
7種類のモードは、
実は、それぞれが転回形の関係で並んでいる。
なので今回大事なのは、つぎの2点です。
@転回していくモードの順番をおぼえること。
上から何番目が、何のモードか
その順番とともにおぼえること
語呂合わせだと、
『 井戸振り、見えろ 』とかでどうです?(●´艸`)
特に意味のない語呂ですけど ←
【C】 Ionian ・・・ イ(1番目)
【D】 Dorian ・・・ ド(2番目)
【E】 Phrygian ・・・ フ(3番目)
【F】 Lydian ・・・ リ(4番目)
【G】 Mixolydian ・・・ ミ(5番目)
【A】 Aeolian ・・・ エ(6番目)
【B】 Locrian ・・・ ロ(7番目)
A 【 】の並びがmajor scaleであることに注目
なので、たとえばKeyが変わっても
それぞれのKeyに、この表で変換できます
やりかた。
1.【そのKeyのmajor scale(Ionian)をつくる】
2.【知りたいモードが、何番目かを数える】
これで完成\(○^ω^○)/
★問 題) F Ionian のときの Locrianは?
こたえ)
【1】. F Ionianをつくる(F major scaleと同じ)
→ F G A B♭C D E F (もしくは)
→ ファ ソ ラ シ♭ド レ ミ ファ
1 2 3 4 5 6 7
【2】.知りたいモードが何番目かを数える
Locrianは「イドフリミエロ」で数えると7番目
→音階より、7番目の音は【E】音
なので答えは
◎ 「 E Locrian 」となります
ここらへんから
だんだん難しくなってくるよね
もう1問いきましょう
★問 題) G Dorian のときの Locrianは?
こたえ)
まず、G Dorian が Ionianだと何かを考えます。
Ionianの配列は ■■▲ ■■■▲なので
数字で書くと
1■2■3▲4■5■6■7▲・・・で、
Dorianは2番目なので、
↓
1■G■3▲4■5■6■7▲・・・こうなります。
1番が何の音かというと
G音の全音手前の音なので【F】音になります。
→このモードのIonianは、【F Ionian】です
【1】. F Ionianをつくる(F major scaleと同じ)
→ F G A B♭C D E F (もしくは)
→ ファ ソ ラ シ♭ド レ ミ ファ
1 2 3 4 5 6 7
【2】.知りたいモードが何番目かを数える
Locrianは「イドフリミエロ」で数えると7番目
→音階より、7番目の音は【E】音
なので答えは
◎ 「 E Locrian 」となります
実は1問目と同じ問題でした
聞かれ方変わると急に難しくなりますよね
ε-(;-ω-`A) フゥ…
こういた変換は、アドリブなどの演奏で利用しない限り
瞬間的にわからなくても大丈夫なので
ゆっくり考えて、解けるなら、
どんなKeyの曲でも準備できるから十分使いこなせます
まずは、このやり方になれて
12Keyに強くなりましょ(●´艸`)フ゛ハッ
それではまた次回
もうすこしだけ平行するモードは続きます
(つc_,- 。)ノ"=зオヤスミ-。.:*:・'☆
♪♪今回はモードの平行調について書いていきます
ここの後半で、12Keyに対応できるように、
平行するモードの計算問題いれてます。
でもちょっとむずかしいところなので
ここは解けなくても、先に進んでも大丈夫です
気にせず、次回からの内容を呼んで行ってね
先に進んで、また戻ったら
案外、できるようになってると思います
それではっどうぞおおおおおおヾ(*・ω・)ノ゜+.゜
【スポンサーリンク】
C major とA natural minorが同じ構成音でできているように、
モードでも、それぞれに平行する組み合わせがあります
C major scale = C Ionian
同様に、A natural minor = A Aeolian なので
C Ionian と A Aeolianも平行の関係です。
今回はここを
【転回】という手法で確認してみます
C Ionianは ドレミファソラシド の並びです
たとえばこれを
レの位置から並べなおして
レ ミ ファ ソ ラ シ ド レ とした場合、
トニックが「D」音の
何らかの音階ができあがります
こうした配列を並び替える手法を【転回】といい、
転回によってできた音階やコードのことを【転回形】といいます
この転回を繰り返し、
ミ ファ ソ ラ シ ド レ ミ ...
ファ ソ ラ シ ド レ ミ ファ ...
と数回、音階の並び替えを行えば、いずれは
A Aeolian の形になります
単純にC Ionianを並び替えていっただけなので
A Aeolian は キーも音階も違うけど、構成音が同じ
C Ionian と平行のモードであることがわかります
次に確認したいのは
A Aeolian以外の、並び替えた音階も
A Aeolianと同様にC Ionianと平行に関係にあるので
それぞれの何の音階なのかを考えてみます
●それぞれの転回形の配列 【C】 ■■▲■■■▲ 【D】 ■▲■■■▲■ 【E】 ▲■■■▲■■ 【F】 ■■■▲■■▲ 【G】 ■■▲■■▲■ 【A】 ■▲■■▲■■ 【B】 ▲■■▲■■■ |
上の表の配列を確認すると
Ionian、Aeolian以外の配列も、
7種類のモードと一致するのがわかります
そこで、それぞれのダイアトニックごとに、
配列に対応するモードを書いていくと
次のようになります
【C】■■▲■■■▲ → C Ionian
【D】 ■▲■■■▲■ → D Dorian
【E】 ▲■■■▲■■ → E Phrygian
【F】 ■■■▲■■▲ → F Lydian
【G】 ■■▲■■▲■ → G Mixolydian
【A】 ■▲■■▲■■ → A Aeolian
【B】 ▲■■▲■■■ → B Locrian
まとめ)
7種類のモードは、
実は、それぞれが転回形の関係で並んでいる。
なので今回大事なのは、つぎの2点です。
@転回していくモードの順番をおぼえること。
上から何番目が、何のモードか
その順番とともにおぼえること
語呂合わせだと、
『 井戸振り、見えろ 』とかでどうです?(●´艸`)
特に意味のない語呂ですけど ←
【C】 Ionian ・・・ イ(1番目)
【D】 Dorian ・・・ ド(2番目)
【E】 Phrygian ・・・ フ(3番目)
【F】 Lydian ・・・ リ(4番目)
【G】 Mixolydian ・・・ ミ(5番目)
【A】 Aeolian ・・・ エ(6番目)
【B】 Locrian ・・・ ロ(7番目)
A 【 】の並びがmajor scaleであることに注目
なので、たとえばKeyが変わっても
それぞれのKeyに、この表で変換できます
やりかた。
1.【そのKeyのmajor scale(Ionian)をつくる】
2.【知りたいモードが、何番目かを数える】
これで完成\(○^ω^○)/
★問 題) F Ionian のときの Locrianは?
こたえ)
【1】. F Ionianをつくる(F major scaleと同じ)
→ F G A B♭C D E F (もしくは)
→ ファ ソ ラ シ♭ド レ ミ ファ
1 2 3 4 5 6 7
【2】.知りたいモードが何番目かを数える
Locrianは「イドフリミエロ」で数えると7番目
→音階より、7番目の音は【E】音
なので答えは
◎ 「 E Locrian 」となります
ここらへんから
だんだん難しくなってくるよね
もう1問いきましょう
★問 題) G Dorian のときの Locrianは?
こたえ)
まず、G Dorian が Ionianだと何かを考えます。
Ionianの配列は ■■▲ ■■■▲なので
数字で書くと
1■2■3▲4■5■6■7▲・・・で、
Dorianは2番目なので、
↓
1■G■3▲4■5■6■7▲・・・こうなります。
1番が何の音かというと
G音の全音手前の音なので【F】音になります。
→このモードのIonianは、【F Ionian】です
【1】. F Ionianをつくる(F major scaleと同じ)
→ F G A B♭C D E F (もしくは)
→ ファ ソ ラ シ♭ド レ ミ ファ
1 2 3 4 5 6 7
【2】.知りたいモードが何番目かを数える
Locrianは「イドフリミエロ」で数えると7番目
→音階より、7番目の音は【E】音
なので答えは
◎ 「 E Locrian 」となります
実は1問目と同じ問題でした
聞かれ方変わると急に難しくなりますよね
ε-(;-ω-`A) フゥ…
こういた変換は、アドリブなどの演奏で利用しない限り
瞬間的にわからなくても大丈夫なので
ゆっくり考えて、解けるなら、
どんなKeyの曲でも準備できるから十分使いこなせます
まずは、このやり方になれて
12Keyに強くなりましょ(●´艸`)フ゛ハッ
それではまた次回
もうすこしだけ平行するモードは続きます
(つc_,- 。)ノ"=зオヤスミ-。.:*:・'☆