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2017年05月01日

マツコ・デラックスがJR総武線の悲哀を訴える「監獄送りのバス」

マツコ・デラックスがJR総武線の悲哀を訴える「監獄送りのバス」

 1日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)で、コラムニストで番組コメンテーターのマツコ・デラックスが、東日本旅客鉄道(JR東日本)に向けて、総武線の環境改善を訴えた。

番組では「寝台列車『四季島』が出発 1人95万円」と題し、読売新聞の記事を取り上げた。記事によると、同日運行を開始したJR東日本の「TRAIN SUITE 四季島」は、高級ホテルのようなサービスが受けられるという。東日本各地の観光や、沿線の食材を使った料理を楽しめる豪華寝台列車で、ひのき風呂のついた最高級の「四季島スイート」は、2人で1室を利用する場合、ひとりあたりの料金が最高で95万円なのだとか。

この話題で、司会のふかわりょうが、マツコにコメントを求めると、マツコは「素敵よね」と漏らす一方で「JR東日本にお願いがあるんですけど」「1泊(最高で)95万円(の部屋が)あったら、総武線を1本増発できると思うの」と切り出して、笑いを誘った。マツコは、豪華寝台列車で富裕層をターゲットにすること自体は良いと指摘したうえで「総武線をないがしろにしすぎなんで」「総武線の環境を整えて」と懇願する。

さらにマツコは「総武線に山手線のお古の電車が回ってくる」と、山手線への新車両投入にともない、旧車両の大半が中央・総武緩行線へ転属予定であることにも触れ「総武線用には電車を作ってもらえない時代が、とうとうきたみたい」と嘆いた。

マツコの「お古」という言葉に反応する形でふかわは、車両の内装についても改善してほしかどうかを尋ねたが、マツコは「内装なんていいですよ!」「どうせ、すし詰めにされて、監獄送りのバスみたいな…」「毎朝ものスゴい環境で、総武線の人は通勤してる」と訴えた。

マツコは、座席も撤去して構わないとし「ちょっとでも余裕のある車内にしてもらって」と、ラッシュ時の緩和を訴えつつ「ワガママは言わないんですけど」「山手線のお古が回ってくるのは…」と恨み節を炸裂させて、再び笑いを誘っていた。
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