もやしニュース

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出店料だまし取った疑い 当初から開催できないと知っていたか

　国内最大級の食のイベント、「グルメンピック」を開催するとうたい、出店を希望した飲食店などから現金およそ６５万円をだまし取ったとして、男４人が逮捕された事件で、警視庁はイベントが当初から開催できないことを知りながら、出店料を得るために出店者を募っていた疑いがあると見て調べています。

　国内最大級の食のイベント、「グルメンピック」を東京と大阪で開催するとうたい、出店を希望した飲食店経営の女性などから出店料として現金およそ６５万円をだまし取ったとして、東京・足立区の自称コンサルタント業、田邉智晃容疑者（４２）など、イベントを企画した東京・中野区の大東物産の前社長を含む男４人が３日、詐欺の疑いで警視庁に逮捕されました。

　出店料を支払った飲食店経営者などで作る「被害者の会」によりますと、大東物産はことし２月に破産を申請し、全国のおよそ５００店から集めた出店料、合わせておよそ１億４０００万円が返済されないままになっているということです。その後の警視庁などへの取材で、このイベントは会場の準備状況や期間などから、実施される見込みの無いものだったことがわかりました。

　警視庁はイベントが当初から開催できないことを知りながら、出店料を得るために出店者を募っていた疑いがあると見て調べています。
警視庁は４人が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。

詩織さん「デートレイプドラッグを混入された」

　著書「総理」で安倍政権について書いた元ＴＢＳワシントン支局長山口敬之氏（５１）から、準強姦（ごうかん）被害を受けたが不起訴とされたのは不当として、検察審査会に審査を申し立てたジャーナリスト詩織さん（２８）が３０日、日刊スポーツの取材に応じた。事件直前に乗ったタクシーについて、運転手の新証言を明かした。詩織さんの記憶は欠落しているが、運転手は、詩織さんが車に自力で乗り込み、ホテルに行くことを何度も拒んだ後、静かになったと話したという。

　詩織さんは昨年７月２２日の不起訴処分以後、事件当時の状況を独自に取材。被害を受けたという１５年４月３日夜、山口氏と飲食した恵比寿のすし店から、被害に遭ったホテルまで乗ったタクシー運転手の証言を得たと話した。

　詩織さんは、すし店で日本酒２合を山口氏と飲んだ後、翌４日未明にホテルのベッドで被害に気づくまで「記憶が欠落している」という。一方で、運転手は詩織さんがタクシーに「自力で歩いて乗り込んでいた」と証言。証言によると、タクシーをホテルに向かわせようとする山口氏に対し、詩織さんは当初、何度も「駅で降ろしてください」と話していたが、その後、ホテルに行く同意はないまま詩織さんが静かになり、ホテルで降りる時には自力で動けず、山口氏が詩織さんを抱えて降りたという。

　詩織さんはワインや日本酒を問わず「お酒ですっぽり記憶をなくした経験はなく、被害に気づいて目が覚めた時も、お酒の二日酔いのような状態ではなく、頭がクリアだった」として「デートレイプドラッグを混入されたと思っている」とした。詩織さんの弁護士は、睡眠薬などの悪用により「他人からは普通に行動しているように見えても本人は覚えていないという症状が出るとされており、状況と合致する」と指摘した。

　山口氏は、フェイスブックで「法に触れることは一切していない」「１年４カ月にわたる精密な調査が行われ、結果として不起訴という結論が出た」とコメントしている。

　◆デートレイプドラッグ　睡眠薬などの薬物服用後、一過性の記憶の抜け落ち症状が悪用され、被害時に抵抗不能で記憶がない状態にさせる目的で使用される薬物。飲み物などに混入される。アルコールとの同時使用では酒類が少量でも、効果が強まるとされる。

秋篠宮ご夫妻に多くの祝福の声　２２日には眞子さまと３人で公務

　秋篠宮さまと秋篠宮妃紀子さまは１９日、それぞれ訪問していた神戸市と札幌市での日程を終え、帰京された。長女眞子さまが婚約することが明らかになってから、ともに初めての公務で、訪問先では多くの祝福の声が寄せられた。

　秋篠宮さまは１９日、神戸市のホテルで開催された神戸港開港１５０年記念式典に出席。「神戸港はわが国の歴史において常に重要な役割を果たしてきた。今日の神戸港の姿があるのは地元の努力」とお言葉を述べた。

　式典後の祝賀会では眞子さまが婚約することも話題に上り、神戸市の久元喜造市長が「国民の間に喜びが広がっている。神戸市民を代表し、心からお喜びを申し上げる」と祝い、兵庫県の井戸敏三知事も「兵庫県民も大変喜んでいる」と述べた。

　神戸市によると、神戸港は１８６８年１月１日に開港。市は今年を開港１５０年と位置付け、記念行事を展開している。

　秋篠宮ご夫妻と眞子さまは２２日午前、そろって東京・上野の国立科学博物館を訪れ、特別展「大英自然史博物館展」を鑑賞する。３人での公務は、婚約が明らかになって以降初めて。

眞子さまとご婚約の小室さん　背筋伸ばし深く一礼

　秋篠宮家の長女眞子さま（２５）との婚約が明らかになった国際基督教大（ＩＣＵ）時代の同級生小室圭さん（２５）は一夜明けた１７日朝、横浜市港北区の自宅マンション前に集まった報道陣の前に姿を見せると、やや緊張した面持ちで背筋を伸ばして深々と一礼した。近所の住民からは驚きとともに「幸せな家庭を」との声が上がった。

　小室さんは午前６時ごろ、黒のスーツに白いワイシャツ、紺色のネクタイ姿で報道陣約３０人の前に現れた。「おめでとうございます」「眞子さまへのお気持ちは」との問い掛けに応じることなく、足早に黒い乗用車の後部座席に乗り込んだ。

　同じマンションに住むアルバイト一石三郎さん（５７）は、小室さんが２歳の孫を見て「かわいいですね」と声をかけてくれたことを覚えている。「優しい人。会ったらおめでとうと言いたい」と笑顔で話した。（共同）

ＧＷ中のＪＲや航空各社、道路利用者は増加

　ＪＲと航空各社、高速道路各社は８日、大型連休（４月２８日〜５月７日）の利用状況を発表した。

　今年は日並びと天候に恵まれ、利用者や交通量はおおむね前年より増加した。

　ＪＲ６社によると、主要４６区間の新幹線と特急の乗客は、前年同時期に比べ９％増の１１３３万人。このうち、熊本地震の影響で利用者が減っていた九州新幹線の博多―熊本間は、３２万３０００人と、前年に比べ３３％増え、例年の水準まで回復した。

　また、昨年３月に運行が始まった北海道新幹線は開業効果が落ち着き、新青森―新函館北斗間の利用者は、前年比１４％減の８万６０００人だった。

　空の便では、国内線は日本航空グループが１０２万３５８９人（前年比９・７％増）、全日空グループは１３８万１６０人（同８・４％増）。

木嶋被告死刑　証拠の精度を最高裁も認めた

　どの角度から証拠を検討しても、犯人は被告以外にあり得ない。最高裁は、そう結論付けた。

　２００９年に首都圏で発生した連続不審死事件で、最高裁が、無罪を主張する木嶋（現姓・土井）佳苗被告の上告を退けた。死刑が確定する。

　「結婚サイト」を通じて知り合った男性３人を、練炭自殺に見せかけるなどして殺害したとされる事件だ。最高裁は、真剣な交際を装って多額の金銭を受け取っていた被告が、 嘘 の発覚を免れるために犯行に及んだ、と認定した。

　「殺害の態様は周到に準備された計画的なもので、刑事責任は極めて重大だ」と指摘し、１、２審の死刑判決を支持した。

　被害者の数や犯行の悪質性を考えれば、極刑はやむを得まい。

　事件の特徴は、自白や目撃証言など、殺害を裏付ける直接証拠が存在せず、多数の状況証拠によって立証が図られた点にある。

　被害者の死亡直前、その場所に二人きりでいた。犯行に使われた練炭と同種のものを入手していた。殺害の動機があった。被害者に自殺や事故死の可能性がない。これらが３事件の共通点だ。

　最高裁が「合理的な疑いを差し挟む余地がない程度に証明されている」と判断したことは、うなずける。説得力のある状況証拠が、重層的に示されている点を評価したと言えよう。

　積み上げられた状況証拠の価値を認め、最高裁が死刑を選択した代表例が、和歌山毒物カレー事件だ。毒物の鑑定結果などを根拠に０９年、被告を犯人だと断じた。

　翌年の大阪母子殺害事件判決では、状況証拠だけで有罪認定する基準について、「被告が犯人でなければ合理的に説明できない事実関係が含まれていること」と判示した。その上で１審・無期懲役、２審・死刑の判決を破棄した。

　極めて厳格かつ 緻密 な証拠収集を求めたものにほかならない。大阪の事件は先月、差し戻し控訴審で無罪が確定した。今回の事件は、基準に照らしても立証が十分と判断されたことになる。

　毒物カレー事件と共に、状況証拠で事件を立証する場合のモデルケースとなるのではないか。

　初動捜査にミスがあった点は忘れてはならない。被害者の１人について、警察は当初、自殺と判断し、司法解剖しなかった。捜査が甘かったと言わざるを得ない。

　犯罪死の見落としは、死者の尊厳にかかわる。警察には、現場や遺体のわずかな異変も見逃さない捜査力が求められる。

液体ミルクの国内販売開始へ、安全基準作り検討

　乳児用液体ミルクの国内での販売開始に向けて、厚生労働省は３１日、専門家部会を開いて安全基準作りの検討を始め、常温で長期間保存することを想定した殺菌方法や容器の種類、栄養価などについて基本的な枠組みを示した。

　乳児用液体ミルクは、粉ミルクのように熱湯で溶かすなどの手間がかからず、海外では一般に流通しているが、国内では安全基準がなく、販売されていない。しかし、育児の負担軽減につながるほか、災害時でも手軽に使えるとして販売を求める声が強く、国内の数社が製品開発を進めている。

　部会では安全基準について、常温保存用の牛乳と、粉ミルクの安全基準を組み合わせた内容とすることを決定。基準作りに必要な安全性や栄養価、品質に関する方向性を示した。

　基準作りは通常、メーカーから具体的な製品データの提出を受けてから始めるが、製品開発を加速化させるため、データ提出を待たずに検討に着手した。

東京メトロ日比谷線 運転見合わせ

　東京メトロ・日比谷線は、築地駅の近くの線路から煙が出ているのが見えたため、午前８時４５分ごろから全線で運転を見合わせていましたが、午前９時から一部区間の運転を再開しました。

現在は人形町と東銀座の間で運転を見合わせています。築地駅のホームからは煙は見えないということで、職員が状況を確認しています。

梅の開花、早いです…「まつりまで持って」の声

　今冬は南から暖かな空気が流れ込み、穏やかな陽気となる日が多いため、全国各地で梅の開花が大幅に早まっている。

　平年は２月以降につぼみがほころび始めるはずが、今シーズンは昨年１２月〜今年１月に続々と開花し、すでに見頃を迎えた所もある。梅まつりの関係者からは「まつりまで何とか持ってほしい」との声も漏れている。

　気象庁は各地の気象台に植えられた梅の木で開花日を調べているが、今シーズンは高松市で平年より３１日早い昨年１２月２０日に開花したのを手始めに、東京都心では平年より１６日早い１月１０日に開花。福井市では４８日早く、１月１０日に開花した。このほか、横浜市は１月１７日、神戸市は同２１日と、それぞれ観測史上最も早い開花を記録した。

取り逃がした元暴力団組員を逮捕　土浦市

　先月、茨城県警が逮捕しようとして取り逃がし、全国に指名手配されていた男が１１日、茨城・土浦市内で見つかり逮捕された。

　逮捕されたのは覚せい剤取締法違反の疑いで指名手配されていた暴力団組員の湯原良幸容疑者（４１）。湯原容疑者は先月１６日、茨城県内の病院で警察が逮捕しようとした際に逃走し、全国に指名手配されていた。警察は情報に基づき、土浦市内のアパートで１１日午前、湯原容疑者を見つけ逮捕した。

　またこのアパートに住んでいた鈴木茂人容疑者（４１）が大麻取締法違反などの疑いで、湯原容疑者の逃走を手助けしたとして暴力団組員の那須野勝之容疑者（３８）も犯人隠避の疑いで逮捕された。

　警察は他にも湯浅容疑者の逃走に関わったものがいるとみて慎重に調べを進めている。