アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2017年03月22日

侍菊池は必ず強くなる…胸に焼き付けたUSAコール

侍菊池は必ず強くなる…胸に焼き付けたUSAコール

<WBC:侍ジャパン1−2米国>◇準決勝◇21日(日本時間22日)◇ドジャースタジアム

 目を背けようとはしなかった。ベンチに座り、侍ジャパンの菊池涼介内野手(27)はじっとグラウンドを見つめていた。その先では、初の決勝進出を決めた米国がハイタッチの列をつくっていた。割れんばかりの「USAコール」も耳の奥まで届いた。ぼうぜんとしていたわけではない。記憶として残そうとしていた。

 「世界一を目指してみんなでやってきたなかで、ミスが2個あって負けてしまった。自分のミスで負けた。典型的な負け方。決勝に進めるチームの姿を見て、やり返したい気持ちも焼き付けた。だからいろんなものを見ていました」

 自分のミスで負けた−。今大会で世界を何度も驚かせた菊池は言い切った。4回の失策は雨でぬれた天然芝で打球がイレギュラー。ゴロをさばききれずボールが転々とする間に二塁へと進まれた。「確か芝が滑る状態というのは頭に入っていたけど、イレギュラーに反応できなかった。僕の力不足。二塁打にしてしまったのが一番。一塁で止めておけば、何とかなる可能性もあった。二塁に進めてしまったのが…。ミスです」と悔やんだ。

 取り返せたとは思っていなかった。1点を追う6回1死からは外角の直球を右翼スタンドに放り込んだ。158キロに力負けせず、外国人顔負けの逆方向への1発。だが「結果、ホームランになりましたが、僕のミスが悪い流れを作ってしまった。みんなが打たなければいけない、と思ったかもしれない。悔しいです」と反省ばかりが口をついた。

 「2番二塁」としてフル回転。誰も菊池を責めることはないが「今日ミスしたので、全ては僕の中ではマイナス。今日の試合が全てです。僕のミスで負けてしまった。またWBCに招集されて、そこでまた世界一を狙えるように、僕も成長して頑張っていきたい」。目と耳と胸に焼き付けた目の前の光景。菊池はまた力強くなり、この舞台でやり返すはずだ。【池本泰尚】
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6081573
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
ファン




検索
<< 2017年06月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
最新記事
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。