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阪神・藤浪“特例”退寮に「自分で自分を管理することも大事」

　阪神・藤浪晋太郎投手（２２）が１７日、西宮市内の鳴尾浜球場で今季初めてブルペン入りした。

　野球日本代表「侍ジャパン」入りが濃厚となっている右腕はＷＢＣ球を使い、捕手を立たせたまま変化球を交えながら５５球の熱投。「フォームのバランスは悪くなかった。肩もできていないし、球の質はまだまだですけど、自分の中ではいい感触で投げられた」と笑顔を見せた。

　年明けからは独身寮である「虎風荘」を出て一人暮らしをスタートさせた。高卒選手は５年間の寮生活が課される通常のルールより１年前倒しでの退寮に「寮にいれば食事もあるし、お風呂もあって何もかも環境は整っている。ただ、自分に責任を持ちプレッシャーをかけてやる意味もある。自分で自分を管理することが大事」と自覚をにじませた。