その特徴は授業は全てオンラインだが、寮に入る必要がある。
ハーバードでもそうだというが、日本では国際教養大学が全寮制だ。
こうした寮に入らなければならないという環境が人を育てるのだということだ。
なお、授業は録画されてフィードバックを受ける仕組みだという。
今はZoomでの会議も普通で議事録のために録画されるというケースもビジネスでは普通になってきている。
こうした環境が既にミネルバ大学ではオンラインのみという授業の環境で整えられていたというのだ。
Zoomでの会議に慣れてきた人にとっては、Zoomだと知識があればネットや自分の資料を簡単にシェアできる。
YouTubeのような動画だってなんでもネットに載るものなら。
そんな時代なのだ。
だからこそ、それを使って何を考えるかに大きな意味がある。
その鍵がリアルな切磋琢磨し合う学生同士の寮生活なのだ。
新型コロナウイルスパンデミックの状況だが、一つの真実のような気がする。
なお、京都で公立だからといってレベルが低いと考えるのは大きな間違い。
京都は学区制というものが歴史的に残っているので、どんなに賢くても近くの公立高校に通うことがままあるからだ。
実際に、取材を受けている人はミネルバ大学に行くぐらいなら東大か京大を目指せと言われていることからも、相当秀才であることは明らかだ。
NEWSポストセブンより、
世界一ミネルバ大学に日本人4人合格「ここ以外想像できない」
https://www.news-postseven.com/archives/20200129_1532077.html?DETAIL
記事より、
親こそ“学び”が必要な時かもしれない
日本の教育システムや大学受験に疑問を感じる若者は少なくない。広い世界に出て学びたいと考え、海外に飛び出す学生もいる。世界中から2万人以上が出願するものの、合格率はわずか1.2%ほどだというアメリカのミネルバ大学がそれだ。
世界中の成績上位者が集まる大学とあって教育関係者の間では注目の的だというが、ハーバード大学やイエール大学に比べれば、一般的な知名度は低い。
しかも“大学”であるにもかかわらず、キャンパスは存在しない。すべての授業はオンラインで受講する。いったいどんな大学なのか。同大学の日本連絡事務局代表を務めた経験を持つ、山本秀樹さんが説明する。
「キャンパスがない代わりにベルリンやブエノスアイレスなど世界7都市の寮をまわりながら学生生活を行う、全く新しいスタイルの大学なのです。多国籍の同級生と異国で寄宿生活をしながら、学外の企業や研究所などでのインターンシップを通じ、実践を深めることができます。
受験料は無料で、パソコンを使ってオンライン上で受けられます。大学進学適性試験であるSATや英語能力測定試験であるTOEFLのような外部試験も不要ですので、受験のための費用はほぼ必要ありません」
学費は年間約150万円、寮費を入れても約300万円程度で、すべての学生が必要額に応じた財務支援制度を受けられる。
山本さんによれば2019年は日本人4人の合格者が出たという。海外の最難関大学の合格者なのだから、幼少期から英才教育を受けてきたエリートや、日本よりも外国での生活の長い帰国子女かと思いきや、そうではない。
今回、京都府の公立高校からミネルバ大学に進んだ1年生の梅澤凌我さん(19才)に話を聞くことができた。現在は、米サンフランシスコの寮にいるという彼は、幼稚園教諭の母と地方公務員の父を持つごく普通の高校生だったという。
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