Yahoo!より、
神戸ポートライナーの「混雑問題」 難しい抜本的改善 策はあるのか?
11/20(水) 6:08配信 乗りものニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191120-00010000-norimono-l28&p=2
記事より、
ポートライナーの混雑を解消する対策は「輸送力を増強する」ことに尽きますが、すぐに着手できない問題が立ちはだかっています。
駅ホームや屋根、ホームドアは6両編成の仕様で建設されているため、車両の増結(6両から8両)には、全線・全駅にわたって数百億円規模の大規模な工事が必要です。また始発の三宮駅は、両側をほぼ90度の急カーブと駅ビルに挟まれ、すぐに対策を取るのは難しい状況です。
近年では、地元の財界から「フル規格の地下鉄建設や新幹線新神戸駅への接続」などの要望が出されていますが、かなり遠い道のりと言えるでしょう。
ポートライナーの混雑は、「混雑率」という数値に限ってみると、ずば抜けて高いものではありません。もっとも混み合っていた時点で150%程度と、200%近い東急田園都市線や、大阪メトロ御堂筋線を下回ります。これはポートライナーの最大の混雑が、平日朝8時過ぎから8時40分手前までのピンポイントな時間帯に発生し、「乗客が集中する朝の1時間の平均」という算出方法に反映され辛いためです。
通勤客の集中は、仕方のない面もあります。ポートアイランドは駅と職場が近く、9時出社に向けて行動すると、通勤スケジュールは皆ほぼ同じになってしまうのです。「早め通勤」をしたいところですが、市街地と違い、寄り道できるコンビニなどが少ない点がハードルを高くしています。
神戸新交通は「車両の小ささ」を混雑の原因のひとつに挙げていますが、抜本的な解決は難しく、現状は「固定座席を跳ね上げ座席に変更する」ことなどで定員を増やし対応しています。根本的な解決が難しいなか、「混雑の解消」とともに「混雑感の解消」も求められていると言えそうです。
すでに座席の跳ね上げ式も導入しているポートライナー。
ここは車両を二階建てなどにするしかないだろう。
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