4か月常勤の意思が不在で緊急対応、治療せずに放置。
現代の姥捨て山。
これは殺人罪ではないのか?
もし、ターミナルケアがこういうものだというのならば、合法的な安楽死は既に日本で行われているということだ。
今後、遺族から裁判となり真実は明らかになるだろう。
それにしても県は勧告だけで、4か月も医師のいない状態を黙認とは。
早急に常勤医を置くよう勧告ってねえ。それでも運営を継続させていたのだ。
熊本県はデタラメだ。
Yahoo!より、
介護施設で入所者11人死亡 熊本、常勤医不在の4カ月
6/1(土) 6:00配信 朝日新聞デジタル
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190601-00000012-asahi-soci
記事より、
・熊本県八代市の介護老人保健施設(老健)で昨年2〜5月、入所者計11人が亡くなっていたことがわかった。この間は必要な常勤医がおらず、県から勧告を受けていた。
・運営法人理事長の医師が、ほかの病院などと掛け持ちで診察していたが、複数の施設関係者は「容体の急変にすぐ駆けつけられないことがあった」と証言している。
・この施設は「アメニティゆうりん」(定員85人)で、医療法人社団「優林会」が運営。理事長は県医師会理事の林邦雄医師(76)が務めている。老健は、要介護者が自宅での生活に戻れるよう医療や介護、リハビリをする施設。
・県条例は医師を置くことを義務づけており、入所者100人以下の場合は常勤換算で1人以上必要になる。
・複数の施設関係者らによると、昨年2〜5月、施設内で86〜100歳の入所者計11人が亡くなった。月別では2月に1人、3月に3人、4月に5人、5月に2人。うち8人は林医師により「老衰死」と診断を受けた。2018年は最終的に22人が死亡。常勤医がいた17年の1年間に施設内で亡くなったのは11人だった。
・「ゆうりん」では常勤医が昨年2月から休職。県は4月に監査し、早急に常勤医を置くよう勧告した。林医師は4月中旬〜5月中旬、80代の耳鼻科医を後任としたが、県は5月の再監査で勤務実態がないと判断。「2〜5月は常勤医が不在だった」として、介護報酬の減算を指導した。
・林医師は、別の整形外科医院の院長や社会福祉法人理事長などを務めている。複数の施設関係者によると、出張や会議に出ていた林医師に容体急変への指示を仰ぐため、職員が電話をしてもつながらないことがあった。施設に駆けつけるのが急変から半日後ということもあったという。
・4カ月間で入所者11人が亡くなったことについて、林医師は朝日新聞の取材に対し、「11人は多いが、(施設で最期をむかえる)看取(みと)りの人も含まれている」と釈明。常勤医がいなかった点は「いた方がよかったが、探しても見つからなかった。(自分が)外にいても携帯電話で十分対応できた」と話している。県高齢者支援課は「個別案件には答えられない」としている。
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