Yahoo!より,
Jアラートで避難、わずか5%…初の調査結果
12/13(水) 20:17配信 読売新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171213-00050097-yom-pol
記事より,
政府は13日、北朝鮮が8、9月に発射した弾道ミサイルが日本上空を通過した際の住民の避難行動に関する初めての調査結果を公表・・・
実際に避難した人は8、9月とも 5%
「しなかった」「できなかった」理由としては、
「どこに避難すればよいかわからない」が 32〜37%、
「避難しても意味がない」も 44〜46%
・・・
という数字だという.
数字を眺めてみれば,避難して意味がないは5割を切っており,どこに避難すれば良いか分からないというのは,避難をしようとしたが地下街なんてなかったよということであり,数字として考えるのであれば,避難を考えた,避難をした人は42%とほぼ半数と言える数字だ.
一番問題なのはJアラートに気づかなかった,というのと,避難しても意味がないと諦めてしまうこと.
たかがJアラートだけで,半数近い人が避難をしたり,避難場所を探したというのは立派な数字だ.
決してJアラートを出さない理由に,今回の数字を使ってはいけない.
川越市のようなことを国はしてはいけない.
Yahoo!より,
過去の災害の教訓生かされず〜川越市の台風21号対応に市民の怒り〜
中澤幸介 | リスク対策.com主筆/新建新聞社取締役
11/14(火) 23:28
https://news.yahoo.co.jp/byline/nakazawakosuke/20171114-00078158/
記事によれば,
寺尾地区では、市内を流れる河川と下水路をつなぐ水門の閉鎖や、雨水ポンプの故障により大規模な内水氾濫が起き、床上231棟、床下184棟という最も大きな被害を出した。浸水の直接的な原因となった水門の閉鎖やポンプの故障などの情報は住民に伝えられていなかった・・・
22時20分の段階で、土砂災害と河川の増水に備えて市内8地区に避難準備・高齢者等避難開始を発令。避難情報を出した地域に大きな被害はなかったが、最も大きな被害が出た寺尾地区には最後まで避難情報を発令しなかった・・・
ということで,台風第21号の被害が市内で発生するなかで,川越市は最も大きな被害の出た地区で避難情報の発令をしなかったというのだ.
これと同じことを北朝鮮のミサイルやテロに対してJアラートで繰り返してはいけない.必ず伝えることだ.
また,こんな批判もある.ある意味当然だが.
Yahoo!より,
「内閣国民保護ポータルサイト」の手抜きに呆れるばかり
神田敏晶 | ITジャーナリスト・ソーシャルメディアコンサルタント
4/24(月) 9:41
https://news.yahoo.co.jp/byline/kandatoshiaki/20170424-00070231/
記事より,
非常事態の時に携帯電話やスマートフォンでは回線がパンクしてアクセスできないかもしれない。しかし、万一つながった時に、東京都民は、60ページものテキストデータをスワイプしてズームアップし、住所がわかっただけでどうやって避難所にたどりつけるのか?・・・
「内閣国民保護ポータルサイト」は誰の為にあるのか?・・・
ということで,確かにお寒い状況.
これじゃあ,どこに避難すればいいのか分からないというのは当然.
5%の責任はそもそも政府にあるのだ.
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