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偽計業務妨害容疑ということでの捜査だが事実であれば、さらなる罪に問われる可能性もある。
Yahoo!より、
リニア入札　大林組、不正働きかけか　受注見送り、他社に
12/12(火) 7:55配信　産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171212-00000062-san-soci
記事より、
リニア中央新幹線建設工事の入札不正事件で、東京地検特捜部が偽計業務妨害容疑で家宅捜索したゼネコン大手の「大林組」（東京）が、名古屋市内の非常口新設工事をめぐり、入札に参加した他のゼネコンに受注を見送るよう要請していた疑いがあることが１１日、関係者への取材で分かった。特捜部は、大林組が他社に不正な働きかけをしていた可能性がある・・・

偽計業務妨害罪というのは、
ことバンクによると、
https://kotobank.jp/word/%E5%81%BD%E8%A8%88%E6%A5%AD%E5%8B%99%E5%A6%A8%E5%AE%B3%E7%BD%AA-50227
虚偽の風説を流布し，または偽計を用いて人の業務を妨害する罪 (刑法 233) 。・・・たとえば被害者の商標と酷似したものを使用して粗悪品を売出したり・・・

というもの。
要するに他のJVからチクリがあって、それなりの証拠があったため東京地検が動いているのだろう。
なにしろ大林組は前科がありすぎて、真っ黒だからだ。

参考）
大林組、不正働きかけか　ＯＢため息「また名古屋…」
12/12(火) 7:55配信　産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171212-00000063-san-soci
これによれば、
平成１９年に名古屋市発注の地下鉄工事をめぐる談合事件でも、大林組が入札で受注調整を取り仕切っていた・・・

また、
リニア入札、ＪＲ東海社員が工事費情報漏えいか
12/12(火) 7:27配信　読売新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171211-00050085-yom-soci
これによると、JR東海もグルなのだ。
ＪＲ東海の担当社員は受注企業の選定過程で、工事費の見積もりに関する情報を大林組に漏らしていたという。参加企業は、非公開の情報を把握すれば、発注者の予算内に収まる見積価格を提示するなどして、受注を優位に進めることができる。
　大林組は、担当社員から得た情報を基に見積価格を算出し、契約価格についてＪＲ東海と協議したとみられる・・・

やっぱりね。大体、大林とJR東海の工事会社が組んでいるじゃないか。

大林組と戸田建設（同）、ジェイアール東海建設（名古屋市）の共同企業体（ＪＶ）

が今回受注をしたJVなのだから。その目的、金の行方は？ということになる。