生活保護者の行き先として長期に4畳半、それ以下の狭い相部屋で過ごす高齢者が増えているという.
入居者の平均年齢はすでに年金受給者の年齢を超える67歳あまりだ.
東京都と千葉県のいくつかの無料宿泊所では6600人あまりが生活をしているという.
4人の相部屋でほとんどベッドのみというような部屋で、さながら、相部屋の入院状態.
病気などの問題はないのかということも気になり、また、プライバシーははっきり言ってない.
このような環境が無料の意味なのだろう.
福祉というのはこういうもの、なのであれば、この基準でもっと施設を作って安上がりに済ませるという考え方もある.
しかし、一年以上にわたって、入院の必要性もないような場合にこのような相部屋ベッド生活というのはいかがなものだろうか.
せめて個室が確保できるように、基準も改める時期に来ているように思う.
違法シェアハウスができたのは、福祉の現場のこうした酷さを知っている人が取り組んだことと、このように福祉ではプライバシーや生活ということを大切にしない感覚が当たり前のために、個室のニーズというものが創造されているのだろう.
Yahoo!より.
<無料低額宿泊所>年150人死亡…東京・千葉 滞在長期化
毎日新聞 12/30(金) 7:31配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161230-00000005-mai-soci
福祉の無料の基準がこれなら、災害時の緊急的な仮設住宅などもこの程度のものが無料で提供すべきものでよいだろう.
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image